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おたみ先生のTwitterマンガ「パパはキャバ嬢」単行本化に向けたクラウドファンディング開催中なので本作の魅力を語らせて欲しい

「パパはキャバ嬢」はいいぞ。

マンガ家のおたみ先生がご自身のTwitterで連載されていた「パパはキャバ嬢」が2022年6月17日についに完結しました!

完結後書籍化されるのかな?と思っていたのですが、本作の単行本化については現在実施されているクラウドファンディングにて企画が進行中です。

クラウドファンディング成功によって単行本が手に入るので、何とかして成功して欲しい&この単行本を切実に手に入れたい私。何故この単行本が欲しいのか、そしてそこまで単行本を手に入れたくなる本作「パパはキャバ嬢」の魅力を語らせてもらいたいと思います。

パパがキャバ嬢になる理由が純粋

タイトルの通り、パパがキャバ嬢になる物語な訳ですが、その職に就く理由が第1話で描かれています。

愛娘の葵(16)は通っているピアノ教室の講師から才能を見出され、その講師との面談で主人公・智和(52)は「自宅でも演奏できる完璧な環境を用意すべき」と言われます。
自宅での葵はピアニカのみで練習し、家にはピアノがありません。(これだけで本当に凄いんだなと理解出来ます)
良いグランドピアノの値段は2000万円。
智和はピアノを購入する資金稼ぎの為、キャバ嬢になるのです。
全ては愛する娘の為。
この時点で智和を応援したくなります。

智和のおもてなし精神が独特

パパがキャバ嬢になるということは、女装してめちゃくちゃ美人キャバ嬢に変身!?と想像する人は多いかもしれません。
ですが智和は衣装はキャバ嬢のドレスであるものの、ウィッグを被って女性の見た目になるということは一切しません。素材で勝負しちゃってます
字面だけで見ると意味がわからないかもしれませんが、とにかく1話を見れば全てわかるので1話だけでも見て下さい。
この設定で作品の世界観に入れるかな?と思いますが、その辺りの構成が上手くて、まず勤め先の先輩キャバ嬢が智和の容姿を見て一切ツッコミが無く「肌や唇がいかに美しいか」を内心で褒めているんです。仕事の様子も読者視点だとハチャメチャでツッコミ所満載なんですが、登場人物達が智和の容姿や言動を受け入れている様子を見る事で「あ、この作品の世界観で彼の言動は肯定されるんだな」と理解出来るので意外とすんなり頭に入ってきます。
また、お金の為にキャバ嬢になった以上は売り上げ成績を考えなくてはいけないはずですが、智和はお客様に「好きな食べ物頼んでいいよ」と言われても何も注文せず「食べたい物は自分のお金で買います」と断ります。(今回記事のサムネ画像としてこのコマを使用させて頂きました。承諾してくださったおたみ先生に感謝申し上げます。)
この謙虚さにお客様もメロメロになりお金を落としていく、という展開が繰り広げられていきます。

ストレスになるキャラやエピソードがない

舞台がキャバクラという作品は大概キャスト同士の争いといったドロドロ展開、痛客と呼ばれる迷惑な客が絡んでくるという展開になりがちです。
ですが本作はそういった話が無く、智和がお客様をひたすらハッピーにしていく物語になっているのでそういう不安要素が一切無い、ストレスフリーな作品になっています
「何で男がキャバ嬢やってるの!?」とツッコミを入れるお客様もキャバ嬢も存在しません。
葵の担任と三者面談した後、その担任が智和の勤めるキャバクラに偶然立ち寄り智和と出会うのですが、担任は葵の父と気付かずただ「美人だ」と思っています。

単行本が欲しい、せめて第1話だけでも読んで欲しい。

「パパはキャバ嬢」の更新の度、日々の疲れを智和の様子によって癒されて来ました。
クラウドファンディングでの単行本化ということなので、一気読みしたい方や手元に欲しい方、興味を持った方は是非クラウドファンディングのサイトを見て内容をチェックしてみて下さい。
▼「パパはキャバ嬢」クラウドファンディングサイト

おたみ先生を応援したい、という気持ちは勿論ありますが、今回は個人的にどうしてもこの単行本を手に入れたいので皆さんに協力して頂きたい&まだ本作を知らない方にこの斬新な面白さを知って欲しいというエゴで書き綴っています!
キャバ嬢のオッサンからしか摂取出来ない栄養で生きてる人もいるんです!
助けて下さい!!!(BGM:瞳を閉じて/平井堅)

また、今回の記事をきっかけに「パパはキャバ嬢」に興味を持って貰えたら嬉しいです。


読んで下さりありがとうございます。 もし気に入ってもらえサポートして頂けてたら幸いです。 漫画やコーヒー代にさせて頂きます。