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RADIO:【短編小説の朗読】

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短編小説の朗読はこちらです。
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RADIO:【願いが叶う菱餅】

短編小説の朗読・第11弾。 「朗読」という分野からさらに進んで「ラジオドラマ」に進化した感じで、この続きの物語を是非聞いてみたい(笑)プロが二人揃うとスゴいですね。俳優・森一馬さんは僕ら世代では「ビーバップ」ですが、不思議なご縁があるものでストップモーションアニメーションの多い制作会社の社員としては、「HIDARI」左甚五郎の声優さんに読んで頂けて喜びと感謝しかありません。

RADIO:【うどんとそば】

短編小説の朗読・第18弾。 ウクレレ奏者で役者・ジブリ作品にも声優出演している濱野ロイさんが登場。九里さんと息のあった掛け合いで、文章とはまた違った味わいの、新しい作品として生まれ変わりました。面倒くさい性格の男と、それでも見捨てない姉のような女のちょっと微笑ましい関係をお楽しみください!

RADIO:【ガラパゴス】

短編小説の朗読・第17弾。 会社という場所は、そもそもガラパゴス諸島と同じである。それぞれの個体が生き抜くために肩を寄せ合い暮らしている。もっと言えば、この国も、この星も、どこにいても別々の個体が同じ空間にいることを知っていれば、争いは起こらない。なんて大きなテーマを語ってるワケでは、もちろん無いのだが。

RADIO:【神が授けた一日】

短編小説の朗読・第16弾。 4月に入り桜が咲き乱れ、新生活が始まる。いまの自分と過去の自分が向き合う時。ぐにゃっとした時空の歪み、そんな時にはお酒が一番!そんなお話なのか?

RADIO:【グリーンハイツ201】

短編小説の朗読・第15弾。今回は単館系映画館で流れているような、何気ない日常を淡々と感じて頂ける、そんな物語を目指しましたが、エンドの音楽が入った瞬間にその狙い通りの心地よさがありました。グリーンハイツの住民は、他にどんな人がいるのでしょうね。

RADIO:【春の訪れ、そんな今日此頃…】

短編小説の朗読・第14弾。映像を作るお仕事をしていると、物語に季節感を出すのはどうなんだろうと思ってしまうのだが、年間通して書くストーリーには、どんどん時季を入れたくなってしまう。これも去年の私が書いた物語。熟成して九里さんのキャラ声が入って、また春らしい作品に生まれ変わって、ちょっぴり嬉しかったりする。

RADIO:【妄想とか、願望だとか】

短編小説の朗読・第13弾。近頃、妄想というか、想像というか、イメージを膨らませない、ストレートで全部説明しないと理解しない人が多い。僕の創作は、ゼロをイチにしたり、百にする作業。昔の人は柳の木を見て、お化けを連想したように、イマジネーションが豊かだったはず。金のなる木、そんな植物からも物語を紡ぐことはできるんですね(笑)

RADIO:【しょうもない嘘】

短編小説の朗読・第12弾。 短編と言いながら、かなりの長尺。11分超のスリリングなお話。聞き終えて後味が良く、ドラマ性の高さが引き立ちました。真面目であること、真っ直ぐであることは、人によっては怖く感じてしまうモノです。ありがとうございます。

RADIO:【無駄がある贅沢】再編集版

短編小説の朗読・第10弾。 非常に楽しく読んで頂けたのですが、恐縮ながら再編集させてもらい掲載いたします。アフタートークを先につけ、放送された素材から間やレベルの調整をさせて頂きました。伝えたい内容が、伝わらないと残念なので…けれど、誠実な男性と、それを楽しむ女性の感じは、ほのぼのしますね。

RADIO:【シグナル】

短編小説の朗読・第9弾。 週に1回(or2回)noteへの投稿を考えた時に、たくさんストックが必要だろうと多くの物語を紡ぎました。まさにこの話もその1本で、世に出すのに1年の熟成期間がかかりました。短編映像作品を作るためのストックとして色々と考えて来ましたが、感情を揺さぶる物語をいっぱい世に放ちたいですね。

RADIO:【壮大すぎてわかんねぇ】

短編小説の朗読・第8弾。 この広い銀河の片隅で、映像が好きな女性と、その女性が好きな男性の物語。不器用ながらも、嘘の付けない性格と、その実直さが嬉しいと共鳴する心。イイと思いますよ、いやいい意味で。本音が言えないこの時代。こんな出逢いがあってもイイ。

RADIO:【公園にいたデブ猫】

短編小説の朗読・第7弾。 生きるのに必死な猫にはその猫なりに、観光地にいる猫は観光地ならではの悩みもある。「お前はいいよな、そこにいれば餌がもらえて…」そんなことはない。大きく高い声で「カワイイ〜おいで〜」と追いかけられる。そっとして欲しいが餌も欲しい。

RADIO:【明日から先輩ではない私】

短編小説の朗読・第6弾。 夕暮れの空。一期一会の雲。光の色味。この写真、もう撮れないんです。ここはずっと駐車場があり拓けた場所でした。毎朝または夕方キレイに見えたコントラストが好きだったのですが、少し前に住居が建ってしまい、二度と同じ構図が作れない。人生ってそんな儚い出会いの連続ですよね…

RADIO:【言葉の通じない人々】

短編小説の朗読・第5弾。 アフターコロナで異常な猛暑と残暑が尾を引いていた秋の一大イベントも、何だか水を差され勢いが無いまま不発だった気がします。年末今年の一文字が発表になりましたが、何となく私が見てきた一年は『変』だったように思います。おかしいの変。変化の変。変な感じでございます。皆様よい年の瀬を…