UiPathって何屋さん?
投稿が一日遅れてしまいました。(誰もいないと思いますが)楽しみにしていた方はゴメンナサイ。
1. UiPathってRPA屋さんではない?
さて、
みなさん、UiPathって何屋さんか知っていますか?
そもそもUiPath知らないっていう人も、今回の記事で是非覚えて帰っていただけると嬉しいです。
UiPathは『RPA屋さん』で皆様ご認識かと思います。実際に当初の名刺には「Robotic Process Automation」と記載されていました。
更に、皆さまのお蔭様もありRPAという領域においてはグローバル及び日本でもリーダーとしての評価をいただいている次第でございます。
しかし!!!
実はUiPathは『RPA屋さん』ではないのです。
以下のUiPathプロダクトの一覧をご覧ください。
お気づきでしょうか。RPAというと「開発ツール」と「実行ツール」から構成されるのが一般的かと思います。UiPathでいうと「STUDIO」、「RUN」となりますが、ご覧のようにそれぞれはもはや製品群の一部です。
自動化の実行とロボット開発という観点で自動化の主力製品ではあるのですが、RPA屋さんとはいえないくらいの製品群をUiPathは保持しています。
じゃあ、何屋なのか?、それについてはちょっと遠回りしながら説明したいと思います。
2. ドリルの穴理論
ドリルを買いに来た客に「ドリルがない」と回答する店主、それを聞いて帰っていく客。
ご存じの方も多いかと思いますが、これは「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である」という言葉で代表されるレビットのドリルの穴理論です。
実はRPAも同じようなことが言えると思っており、RPAを導入済みである方、これから導入されようと思っている方、RPAってどんなものだろうって考えている方、様々なご状況があるかと思いますが、「RPAがほしい」わけではないですよね?
社員の残業が多くなっており働き方改革が求められる、社員をより生産性の高い仕事へシフトさせたい、経営層から業務効率化の要請がきているなど、そのような課題感をお持ちのうえでRPAに関心を寄せているのではないでしょうか。更に言うと、それぞれの課題に対する解決策として自動化(=Automation)について検討されており、その一つの手段としてRPAを候補にされていると思います。
やっと答えに近づいてきました。
3. Automation
UiPathのお客様は「RPAを買いにきた人が欲しいのはRPAではなく『Automation』である」と考えています。
Automationの実現・効果の向上のためには、どこを自動化できるのか?、自動化のためにどのように業務を言語化するのか?、局所的な自動化ではなく全社的に広げていくには?、継続的な自動化を担保するには?、AIと連携して自動化領域を広げていくためには?、多くのプロセスをクリアにしていく必要があります。
そのようなAutomation全体を俯瞰した時、既述の通りRPAというのは自動化プロセスの「開発」、「実行」のためのツールでしかないのです。
UiPathはRPA以外にも各プロセスを支援する製品群を保持しており、本当にお客様が欲している『Automation』を提供することが可能です。((注)各プロダクトの詳細を説明していると超大作になってしまうので今回は控えます)
そう、UiPathは「Automation屋さん」なのです。やっと答えにきました。
Automationのすべてのプロセスに貢献できるリーダー企業であります。お見知りおきを。
このあたりのAutomationの未来については来週24日に投稿されるであろう@haseg_kさんの記事もご覧ください。
それでは皆様良いホリデーをお過ごしください!
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