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【列席者や親御様向けアドバイス】結婚式への出席を断るならどう伝えるべき?

新型コロナウイルス終息の目処は立たないながらも、少しずつ人々の生活も動き始めています。結婚式を予定するカップルさんにとっては、会場から説明されるコロナ対策を取り入れながら、結婚式実施に向けて前向きに準備を進めている方たちも増えてきたことと思います。 ですが、「招待されたゲスト」にとっては、その万全な対策などが届け切れていなかった場合、もしかしたら「結婚式、参加して大丈夫なのかな・・」「大勢の人が集まるなら、欠席した方が安全なのかな・・」と不安に思う方もいらっしゃるはず。 今回は、招待される側のゲストや親御様からの目線で、カップルさんへどんな言葉をかけたらいいのかをお伝えしていきます。

井上さんカップル

1. 結婚式に呼ばれるゲストは、カップルさんへどんな言葉をかけたらいい?

結婚式に呼ばれた場合、実施予定日をカップルさんから伝えられるのは早い場合半年〜1年前、また招待状が送られてくるのは3ヶ月前ぐらいというのが一般的です。 素直に「結婚式に呼んでもらって嬉しい」という気持ちと、結婚式まで少し期間があるので「もしかしたら世の中の状況が変化するかもしれない」「場合によってはお断りする可能性もあるかもしれない」と考える方もいらっしゃると思います。 

安全面を考え、出席することも、欠席を選ぶことも、どちらも問題ありません。ですが、実は結婚式実施も、ご招待させていただくことも、カップルさんが一番悩み、心配に思っているところでもあり、今、私たちウエディングプランナーのところには、「僕たち、結婚式をしても良いのでしょうか」という声が一番多く寄せられています。

限られた人数や条件の中でも、「お招きしたい!」と思ったということは、皆様がそれだけカップルさんたちにとって大切な存在である証です。どんな選択をするにしても、まずは「二人の結婚を祝福する気持ち」を第一に持ち、どうか「結婚おめでとう」の言葉から贈って差し上げてください。 また、大切な日を一緒に過ごしたいという気持ちで招待してくれたことを、どうぞ温かく受け止めていただけたら嬉しいです。

井上さん招待状

2.結婚式への出席を断る場合、伝え方と時期は慎重に

最初は「結婚式に出席をする」と伝えていながら、直前で世の中の情勢や自身の体調面などの理由により「お断りする」ケースもあると思います。もちろん仕方ない事情ですが、カップルさんにとって断られることはちょっと悲しくさみしいことであるのも事実。 お断りをする際の伝え方と時期はしっかり考えましょう。

「コロナウイルスの状況を考えると、行くまでの交通機関など心配もあるため、申し訳ないのですがお断りさせてください」と、理由を包み隠す必要はありません。また、曖昧な連絡ではなく、断る場合はその旨も伝えるようにしましょう。 結婚式から1ヶ月前には、出席者のお料理や引出物・ペーパーアイテムなどの発注をする結婚式場が多く、ギリギリに断ってしまうとキャンセルできない場合も出てきます。早めにお断りする、またはいつまでなら人数の変更などが間に合うかどうかを確認してみるのもい良いでしょう。 これはコロナに限ったことではありませんが、もし結婚式の直前で体調不良により欠席する場合も、難しいと判断した時点で早めにカップルさんへご連絡を入れて差し上げてください。直前ですと、お料理や引き出物などキャンセルできない場合もあります。

また、できれば、結婚式が終わった後でもお二人への結婚を祝福する気持ちを「お祝い」や「ご祝儀」として贈って差し上げてください。お招きされた側も、一生懸命お客様のおもてなしの準備をしているカップルさんのことを考えて決断していただけると、お互いにとって負担が少なく良いかと思います。

3.親御様の立場で心得ておきたいこと

新型コロナウイルスの感染拡大が心配になる状況下。「そんな時期に結婚式をやるなんて危ないんじゃないの?」と心配される親御様もいらっしゃると思います。しかし、結婚式場やそこに携わるスタッフも安全に結婚式を実施するために、様々な対策をしています。 会場内における「不特定多数の者が触れる可能性のある個所については、定期的な清拭消毒を実施すること」、「従業員及び結婚式に係わる関連スタッフは、始業前及び実務開始前の検温、体調確認を徹底すること」などが式場の対策として求められております。 また、飛沫感染を防ぐために、「披露宴会場は、出来るだけ広めの会場を手配し、席の間隔は、飛沫感染が防げる十分な間隔を開けること」というガイドラインも定められておりますので、会場ごとに安全の基準を満たした人数設定となります。

  カップルさんもその条件の中で、安全に結婚式を挙げられるように準備していらっしゃいますし、何より「何の心配もない時に、心から安心して結婚式を挙げたかった」と思っていらっしゃるはず。それでも、今、親から受け継いだ自分たちの人生を振り返り、自立していくための節目としての結婚式を挙げることに大きな意味を感じて、決断をされたカップルさんたちを、親御様としてはぜひ一番身近なお二人の理解者として、応援してあげる気持ちで寄り添ってあげていただけたらと思います。どうかお二人の選択を尊重して差し上げてください。

井上さんご両親2

4.親御様はご親族様へのケアを1番に

結婚式を実施すると決めたカップルさんは、招待する列席者への気遣いや対応で準備が忙しいはずです。もしご親族様を招待する場合は、近い距離感である親御様からご親族様へのケアをお手伝いください。 年配の方は会場に行くまでの移動手段など心配されているかもしれません。遠方から来る予定の方は、宿泊先や移動手段の心配や、出席するかどうかを迷われているかもしれません。新郎新婦の思いや会場の安全対策などを親御様からお伝えすることで、安心してご列席いただけることに繋がるかもしれませんので、カップルさんにとっては、親御様のサポートもとても大きな助けになります。

井上さんご両親

5.お二人へ返信する際には、皆様の温かな祝福のお気持ちを言葉に乗せてください

withコロナ時代の結婚式。 会場への招待人数も、以前の収容人数よりも減らさなければならない会場が多くなりました。それでも、お二人がお招きしたいと思ったゲストは、「結婚式に呼びたいぐらい、お二人にとって本当に大切な人」ということでもあります。 また、結婚というタイミングは、お二人にとって自分の人生を振り返り、自分を育ててくれた親御さんや、助けてくれた周りの方々へ改めて感謝する機会にもなります。ストレートに気持ちを表現できる人もいれば、普段は照れ臭くてうまく自分の気持ちを言葉で伝えられない人も、結婚式では、そんなことを乗り越えて、素直になって気持ちを伝えたり、涙したり、抱きしめあったりする勇気を与えてくれる場でもあるのです。「結婚式を挙げたい。大切な人に自分たちのその姿をみてもらいたい。感謝の気持ちを伝えて、たくさんおもてなししたい。」その気持ちも受け止めながら、お二人へ返信する際には、どうか皆様の温かな祝福のお気持ちを言葉に乗せてお届けいただけたらと思います。

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