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【今からでも間に合う!withコロナ新規接客の現場ノウハウ】コロナ禍でも今すぐできる新規接客アイディアを15分で理解できるNOTE

SUEHIROではこれまで多くの勉強会を行ってきましたが、この度、オンライン形式でセミナーを行う「SUEHIROウェビナー」をスタート。
配信を聞き逃した、または資料としてお手元に置きたいという声にお応えし、全容を把握できるテキストを作成いたしました。

初回のテーマは『今からでも間に合う!withコロナ新規接客の現場ノウハウ』。
コロナショックのピンチをチャンスに変えて結果を出してきた4名の事業者の成功事例と、取り組みのノウハウを紹介いたします。

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SUEHIROでは、4つの成功事例に共通する特徴は、以下であると分析します。

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コロナが深刻化し始めた2月中旬から、緊急事態宣言が収束した5月末までに取り組んだことを時系列で具体的に紹介しながら、withコロナ結婚式の集客成功の本質に迫ります。
時間のない方は見出しを読むだけでポイントを把握することができます。現場ですぐに活かせるアイデアが満載ですので、ぜひ参考にしてください。


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●概要
3/16〜3/31に告知したzoomを使用しての「無料おしゃべり相談会」が大好評。その後もタイミングを見ていくつかのオンライン相談会を企画立案し、集客は前年より大幅にアップ。花嫁たちの心理を読み取り、寄り添うPRでコロナ禍での新規成約率100%を達成。
詳しくはこちら↓
http://ccsw.jp/sos/

PART1
インスタで声掛けをして無料相談会を実施

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■自社の姿勢を発表した2日後に
zoomで個別の「おしゃべり会」を開催

北海道でフリープランナーをして今年で9年目。大きな組織とは違い、お金も時間も限られている中で何ができるのか、チームで考え、取り組みました。
コロナの空気感が変わってきたと感じたのは3月でした。この問題は一過性ではなく、長く取り組むことになる。そう考えて、最初にコロナに対する自分たちの姿勢を発表したのが3月14日。その直後、16日に「おしゃべり会」というzoomイベントを無料で打ちました。

■ライト感覚で気軽に参加できる悩み相談
参加したカップル全員が成約へ

声掛けはインスタです。「おしゃべり相談会をします」とアップすると、軽い感じがよかったのか、問い合わせが10組ほどありました。参加者は北海道の方が中心で、ほとんどがまったくの新規です。
当時は北海道でも感染者が多く出ていました。通常どおりフェアを開催しても二の足を踏むところ、「zoomで気軽におしゃべりしましょう。悩み聞きますよ」というライトなスタンスに、「胸の内を話していいんだ」と、不安でいっぱいだったカップルさんたちが反応してくださいました。「準備を始めようと思っていたのにこんなことになってしまい、結婚式をしてはいけないんでしょうか」という問い合わせが多かったですね。おしゃべり会に来てくださったカップルさんは今、全員成約に向かっています。
目的を定めずにおしゃべりすることで、私自身にも見えてきたものがありました。ウエディングプランナーは、どうしても目的を決めて「このお客様は絶対に成約に導こう!」と考えるところがあるかと思います。けれど今回は自分でもどうしてよいのかわからなかったので、「どこに向かうのかわからずただしゃべる」ということを初めてやりました。決まっても決まらなくても関係ないという気持ちがあったので、逆に力が抜けてよかったです。

■「結婚式って楽しい! こんなことがしたい!」そのスイッチを入れてもらうことが大切

おしゃべり会はカップルさんと私の3人で、1回90分に設定しました。長過ぎず、短すぎず。もう少ししゃべりたいと思うくらいで終わるのがちょうどいいのかなと思って。どのカップルさんにも「結婚式に対して絶対に譲れないこと」を必ず3つ挙げていただきました
Zoomを開いた瞬間は、みなさん雰囲気がとても暗いんです。「コロナ、ヤバいっすよね〜」みたいな感じで。私自身、インスタを投稿するたびに胃が痛くなる感じを経験していたので、とにかく楽しくやるということを大切にしました。
コロナで連日感染者のニュースが流れる中、私は毎日zoomで「それでは今から3つ挙げてください。シンキングタ〜イム、スタート!」と空気を読まずにやっていたんです(笑)カップルさんもお互いにどんな希望をもっているのかわからないので、読み上げると驚きがあったりして、楽しそうでした。そこから1つずつ本音を見つけていきました。
とにかく楽しい気持ちになってスイッチを入れてほしい。そのために連日の位ニュースは意図的に自分に入ってこないように消し、自分を奮い立たせていました。

■カップルの悩みからひらめいた新しい結婚式「会いに行くウエディング」

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おしゃべり会からご成約いただいたカップルさんで、いちばん早い結婚式は8月です。最初はコロナで無理というようなことばかりおっしゃっていましたが、お話を伺ううちに、なぜこんな事態に結婚式をしたいと思うのか、その気持ちが見えてきました。
おふたりの悩みは「全国各地に大切な方がいる。私たちは結婚式をしたいけれど、感染が怖くて呼べない」というもの。おしゃべりをするうちに、「呼べないなら会いに行けばいいのでは?」とアイデアがひらめきました。大切な人に会うためにドレスとタキシードを抱え、8月、9月、10月に北海道から中部地方、最後は九州と3カ所を巡り、行脚をするウエディングです。
おばあちゃんにドレス姿を見てもらいたい。そのためには、果たして来てもらわなければいけないのだろうか。そんな気持ちに向き合った結果、「こういうときだからこそ、会いに行きます」と決意し、2回目の打ち合わせのときには気持ちを固めてくださっていました。
会食も予定しています。屋外のグランピングができる施設を使ったり、通常60名入る会場に15名で開催などを考えています。3回に分けて披露宴をするので、ゲストはそれぞれ20名以下で収まります。
こうでなければいけないという凝り固まった思考から抜け出すことがすごく大切なのだということを、この自粛期間で学びましたね。

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1.お客様の立場に立って言葉を届ける
SNSは言葉尻ひとつで思っていたことと違う風に受け取られてしまうことが多く、特にセンシティブな状況では気を遣うところです。コロナ以降、広告をやめてしまった企業さんもたくさんありましたが、Coco style WEDDINGさんはお客様の立場に立って届けるべき言葉をしっかり選ばれていたと感じました。

2.1回90分という満足度の高さ

フリープランナーはお客様と私たち、お互いのためにどこで線を引くかが大切なところですが、90分という時間設定ならお客様の満足度は高いと思います。コロナへの不安から暗くなりがちな新郎新婦が前向きになれるようなスイッチを上手に見つけるのも大きなポイントです。

3.思い込みを捨てるところから見えてくる新たな可能性

「会いに行く結婚式」では、通常1回の結婚式を3回に分けて開催。芸能人の中には何度もパーティをされる方もいますが、それができてしまうのもメリットのひとつ。それぞれにテーマを変えるのも楽しそうです。


PART2
特設ページで伝えたいメッセージを発信&お客様をバックアップ

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