コロナ禍の結婚式にお呼ばれしたら、どんなことに気をつけるべき？

第二波が心配される中、結婚式にもしお呼ばれしたら、出席したいけどいいのかどうか、対策はどこまでなされているのか、不安な面もありますよね。しかし、式場はどこもしっかりと対策をしています。その式場のHPなどを見ると感染症対策が掲載されていることが多いので、そちらを確認いただくのも一つです。また、ホスト側であるカップルさんも迷う気持ちもありながら、でも大切な方だから結婚式には来て欲しいという思いでお声がけしているのだと思います。

大切な方の結婚式、列席するにあたり気をつけるべきことをまとめました。ぜひ心に留めながら、カップルさんを祝福してあげるお気持ちを大事に、結婚式に参加いただければと思います。

１．結婚式中は基本的に列席者もスタッフもマスク着用を

結婚式業に出されたガイドラインの中で、「列席者の来場時には、マスクの着用を求め、ロビー、控室、式場等においては、常にマスクを着用」という記載と「従業員及び関連スタッフについてもマスクを着用すること」という記載がなされています。飲食をともなう披露宴中以外は、基本的にマスクの着用が必須となります。ご自身の感染予防対策、また他の人への感染リスクを減らすためにも、参列するまでの移動中からマスクを付け、予防しましょう。

２．密な空間で喋りすぎるのは避けましょう

結婚式を行う会場は、換気が促されてはいますが、室内の換気がしづらいスペースであることも多いです。また、ロビーや待合スペースなどにおいては、席が定められているわけではないので、密集してしまう可能性も避けづらい環境です。飲食をする以外の時間はマスクを着用しながら、なるべく密な空間を作らないように意識しましょう。また、そういった空間を避けるために、あまり早く会場に行かないというのも一つの手段だと言えます。
披露宴会場は、席同士の間隔を空けて対策している会場も多く、席が決められている分安心感はありますが、それ以外の空間の中では一人一人の意識が大事になりますよね。

３．余興を頼まれたら、ムービー作成などがおすすめ

披露宴会場では列席者がマスクを付けていない状況、また料理や飲み物が一定時間テーブル上にあることで、飛沫感染のリスクが懸念される場所となります。そのため、余興をもし頼まれた場合は内容や方法を考えた方がいいでしょう。大声を発したり、他の列席者に近くなってしまう内容は避けるのが懸命な判断です。会場内をなるべく移動せずに、その場を盛り上げることを考えると、映像の上映をするのはいかがでしょうか。皆さん自分の席から見てもらうことができるので、安全に会場を盛り上げることができると思います。

４．親御様から列席者には、「申し訳ない」ではなく感謝の気持ちをお伝えしましょう

コロナの感染拡大が懸念される状況下での結婚式の開催は、ホスト側である親御様にとっても心配な気持ちをお持ちの方も多いと思います。結婚式にお越し頂く列席者へは、「このような時期にお呼びしてしまって申し訳ない」と親御様は伝えてしまいがち。しかし、せっかくの晴れの場。新郎新婦の2人も、列席者のことを思いながら準備をしています。親御様からも、お越し頂く皆様には「このような時期でも2人のために足を運び、結婚を祝福してくれることに感謝する」気持ちをお伝えしましょう。

５．お酌周りの代わりに、みなさまへご挨拶をしましょう

披露宴の中で、親御様は列席者のテーブルを周りながら"お酌周り"をするのが今までは丁寧とされていました。しかし、列席者と密に話す空間を作ってしまうこと、また飲み物を注ぐ行為もなるべく避けたいところです。
親御様は、自分たちのテーブルに座りながら、お食事を楽しんでいただいて問題ありません。また、一人一人へのご挨拶は難しいですが、披露宴の最後に列席者へ向けて代表のご挨拶をされると丁寧でしょう。一般的には、新郎家の父から代表してご挨拶をすることが多いですが、新婦家の親御様からも新婦側の列席者もいらっしゃるのでご挨拶をすることをお勧めします。

まとめ

コロナ禍の結婚式は、カップルさんはもちろん、親御様や列席者にとっても心配な面はあると思います。しかし、きっと結婚式がスタートされれば、コロナなんて忘れてしまうぐらい、楽しい1日です。しっかり注意しつつも、新郎新婦のお二人を祝福し、結婚式を楽しんでいただくことが一番です。カップルさんと呼ばれる列席者との絆が、こんな時だから強く・深くなることを信じています。

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