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20代ラストに会社を辞めてキッチンカーを始めます。

初めまして、すぅと申します。
タイトルの通り、会社を辞めてこれからキッチンカーを始めることになりました。
2021年になり気持ちも新たに、1月1日の今日noteを公開させていただきます!

〜はじめに〜
私は現在29歳、2019年7月末まで5年3ヶ月勤めた広告代理店を退職しました。
会社を辞めた理由はもちろんひとつではないけれど、簡単に言うとB to Bの仕事へのやりがいを感じづらくなっていたのかな、と思います。
私の勤めていた会社は社員数が10名以下の会社だったので、各々が企画、営業、現場立ち会いなど一通りの業務をしていました。主に展示会やイベントの企画など、ほとんどのやり取りはクライアント会社や外注先の担当の方々で、その展示会を通して商品を購入した人、その商品によって助けられた人などの顔が見えることはなかなかなくて、最終的に自分の仕事って本当に誰かの役に立ってるのかな?というのがぼやけてしまってしまっていました。
さらに、色んなきっかけでモチベーションが下がってしまっていた頃に、"キッチンカー"の話を人から聞いて飲食業に興味を持ち始めてはいました。当時はそこまで強い意思だったとは自覚はしていなかったけど、頭の中にそれをやってみたいという願望があったから会社を辞めるという決断をできたのだと今では思います。

〜キッチンカーを始めるまで〜
仕事、最近楽しくないな〜と思い始めて、なんとなーく同業への転職を考えてみたりもしていましたが、中々覚悟決まらず。そんな期間が実は1年以上続いていたかも?

人からキッチンカーの話を聞きました。その方のお友達がハワイでキッチンカーと縁があった話や、映画『CHEF』のこと。
『CHEF』は有名レストランで雇われシェフをしていた主人公が、信頼できる家族や仲間とキッチンカーを始めるという話です。私も観てすぐに憧れました(笑)。

https://eiga.com/movie/80440/

しかもB to Bの仕事でやりがいや目的がぼやけていた時期に、自分の作った料理を直接お客さんに渡してすぐに反応が見れるという距離感、今の私が満たされていない部分がそのまま具現化されているようでした。映画の中とはいえ作り手もお客さんも幸せそうで、そんな様子がとても魅力的ですごくワクワクしました。

それでも、車とはいえ自分で店を持つなんてできるなんて思ってもいなくて、さらに私は持病があるため運転免許を持っていないので、キッチンカーは現実味のない話でした。

そんなほぼ夢みたいな話をしていたら、仕事を辞めてでも一緒にやりたいと言ってくれる相方、"たいちゃん"(運転得意)が見つかりました。たいちゃんについてはまた別の記事か彼本人のnoteで追々紹介したいと思いますが、関係としては私の友人の弟くんです。野球一筋の人生で見た目はゴリゴリですが、度が過ぎるくらいのピュアな青年です(笑)。彼も自分の仕事に目標ややりがいをなかなか見出せず、思い切って新しいことにチャレンジしてみたいという思いがあったので、キッチンカーの話がそのきっかけになれたみたいです。
仲間ができたことで急に夢が現実に近づいた気がしました!

会社を辞めてからは知り合いが経営しているスペインバルとカレー屋でバイトをさせてもらって一応飲食業に触れていました(現在も継続中)。
過去の経験含め、飲食店でのバイトの話もまた別の記事で書きたいと思ってます。

その店の人を含め周りの人たちにキッチンカーの話をしたら、デザイン、料理、経営など、各分野が得意な人が本当に本当にたくさん協力してくれることになりました。このメンバーも改めて紹介させてください。皆さん第一線で活躍され超多忙なのに私以上に私の夢を叶えるために力を尽くしてくれている方々です。本当に感謝しかありません。

そしていよいよ2021年2月から品川オフィスエリアにてスタートします!!

〜キッチンカーでやりたいこと〜
こんな感じでキッチンカーオープンにたどり着きましたが、そこで何をしたいかというと。単純に1食分の食事だけでなくて、それを通じたコミュニケーションの場や何か価値のある体験、時間を提供したいと思っています。
会社員時代の経験を通じて実感したのですが、共通の食事を通して交わすコミュニケーションは素敵な縁を作ってくれます。基本的に"誘われたら行く"をモットーにしていました (断れなかっただけという説もあります(笑))。その頃の出会いから今でも大事にしている関係がたくさんあります。
それと、私はインスタに食事を投稿することが多いんですが、誰と行ったとか、どこの店だとかは書いていないことが多いです。別にあえてそうしているとかではないんですが、なんとなく。そしてその自分の投稿した写真を結構な頻度で見返すんですが、何年前の投稿を遡っても(インスタ歴7年)、その時食べたものの写真を見ると、どこで食べたとか、誰と食べたとか、その時どんな話してたかとか、ものによって濃度は違うけど思い出すんですよ。そんな風に記憶に残るものを提供できる人ってすごいな、って。それを自分ができたら幸せです。

〜こんな世の中だからこそ〜

そして改めて、今あえてオフィスエリアでキッチンカーを始める意味って、現状会社で働く人たちはコロナ渦でリアルなコミュニケーションが希薄になって、在宅ワークで感じる不安とか孤独とかあると思うんですよね。そんな中で欲を言えば私たちのトラックが出社のきっかけになって欲しいです。閉鎖的な空間には集まりにくい今だからこそ、キッチンカーのフードを各々が自分の安心できる場所で、一緒に食べたい人と楽しんで欲しいです。"弁当ひとつで大袈裟な!"と思われるかもしれませんが、先に書いたように食事はいい縁を作ります。一緒に食べると味だけではなくて、その時のメンバーとか会話とか景色とかが共通体験になるんですよね。それがどれだけ美味しかったかなんて一番大事なことではないと思います。"高かったのにまずかったよね〜ww"ですら笑える思い出になっていれば素敵だと思います。(もちろん私たちの提供するメニューはとてもとてもとても美味しいですよ!!)

〜Spice Meeting(スパイスミーティング)〜
やっとここまでたどり着きました、、、(長々とごめんなさい)。
私たちのキッチンカーの名前は『Spice Meeting(スパイスミーティング)』です。料理に使うお肉の"Meat"と出会いの"Meet"、ビジネスシーンでのミーティングの"Meeting"をかけています(我ながら結構いいと思っています)。
スパイスのように色んな人が色んな組み合わせで混ざり合い出会ったり話したりできる"居場所"になりたいです。
メインメニューは【タコライス】と【スパイスカレー】です。
タコライスにもカレーにもたくさんのスパイスが使われています(急に語り)。
スパイスって世界中に何百種類もあって、組み合わせによって全然違う香りや色になるけど、それに"失敗"はなくて、全て"バリエーション"だったりしますよね。今の時代の人の多様性と似ているなって(こじつけでいいです(笑))、それを混ぜ混ぜするイメージで、タコライスとカレーにしました。本当はもっとかっこよくまとめたいんですけど、語彙力と集中力の限界が近づいてきました。
そしてエリアやシチュエーションによってそこにいる人たちが求めているものは違うと思うので、それに毎回応えられるようにどんどん経験を積んで進化していきたいです。柔軟に中身を変えられるのがキッチンカーの強みであり、私の理想でもあります。

〜最後に、そしてこれからの始まりに〜
メニューの試作もデザインの打ち合わせも全部全部楽しくて、とにかく周りの皆さんのおかげです。私には気持ちしかなくて、手を貸してくれるみなさんが実現をさせてくれています。頭の中にあった理想がどんどん目に見えるものになって、正直びっくりしてます。
"キッチンカーでやりたいこと"に書いたのはもちろんメインですが、裏テーマはこの企画に携わってくれた方々への恩返しです。まだ見ぬたくさんのお客さんに喜んでもらうのはもちろん楽しみですが、まずは目の前の人たちに"一緒に作ってよかったな" と思ってもらえるものにしなくては!というのがモチベーションに繋がっています。

今はたくさんのプロフェッショナルがついていますが、オープンから現場は相方のたいちゃんと2人で頑張ります。
地道に手作りでやっていくことばかりだと思いますが、SNSを活用したり、イベントを企画したり、色んな手段で私たちのやっていくことに共感して楽しんでくれる人たちがどんどん増えますように。

ということで、2月から品川でお待ちしております!!

インスタグラムアカウント
(こちらで日々の開発を載せていますので良ければフォローお願いします!)

https://www.instagram.com/spice_meeting/?hl=ja

■1月にバーの店舗をお借りしてプレショップを予定しております。
こちらの情報もインスタグラムより発信いたします。

日程:1月15日(金)、1月23日(土) どちらも現状(仮)です。
場所:麻布十番駅から徒歩3分
時間:ランチタイム(詳細未定)

以上 ご覧いただきありがとうございました

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