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今年は感謝の里芋コロッケ

今年も夫が知り合いの畑で里芋を分けてもらったので、里芋のコロッケを作る。毎年手にくっつき丸めづらいネバネバねちゃねちゃの里芋に、文句言いながら、来年はもう作らない!なんて思うのだけど、今年は違った。

毎年カレンダーを買ったら、ざっくりとその月にやりたいことや、行きたいところを欄外に記入する。今年はほとんどの予定が、コロナの影響で計画通りにはいかなかった。

出張や飲み会の予定で埋まったカレンダーを見ながら、

「えーっ、今週は毎日家で晩ご飯食べるのー?」とか「ラッキー!今週はずっと出張!」などと、一喜一憂してた、今年の初めが懐かしい。

なんだか遠い昔のことのように、夫は毎晩家でご飯を食べている。

いろんなことが予定通りにいかなかったけれど、

また今年も里芋はたくましく育ち、たくさんの里芋をいただくことができ、20個のコロッケが作れること。

ありがたいことやなぁ、と幸せな気持ちになる。

ネバネバに衣をつけながら、文句どころか、去年と同じように作れること、ネバネバねちゃねちゃを味わえることが、なんだか不思議な気持ちにさえなる。

何が起こるかわからない人生。

変わらずにそこにいてくれる家族や友人。

変わらずにできること。

できることがまだまだたくさんあることに、感謝しながら今年はコロッケを揚げました。

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