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【旧裏デッキ解説】SDGsマグカルゴ(GIVEマインマグカルゴver.1.0)


今回はSMB2022 9月予選1位通過したデッキを紹介します。

尖った構築なので、よい子は真似しないでね!


レシピ

新殿堂環境を想定


ポケモン17枚
マグマッグ(neo3)×4
マグカルゴ×4★★★★
ビリリダマ(拡張)×3
マルマイン(第一弾)×2★★★★
アンノーンE×1
アンノーンG×1
アンノーンI×1
アンノーンV×1

トレーナー32枚
オーキドはかせ×4
マサキ転送装置×4
エリカ×4
クルミ×4
カスミの勝負×1
ポケモン交換おじさん×4
礼儀作法×2
ポケモン回収×4
夜の廃品回収×3
エネルギースタジアム×1
ロケット団参上×1

エネルギー11枚
炎エネルギー×11


デッキ選定経緯

正直に言うと自信のある構築ができていなくて、既存の構築の中から爆発力のあるでデッキをと思い、最初に以前に研究したエンカルを持って行こうと考えました。

当然ミニスカエンテイも視野に入りましたが、自分の構築でないデッキで勝てても嬉しくないという歪んだ思想の持ち主なので、色々調整要素の多いエンカルとしました。

これがそのレシピです。

エンカルver.2.0
マスターボールよりもモンスターボールのほうが安定した

しかし、このデッキは序盤は最安定なのですが、どうしても、マグカルゴが息切れしてしまうターンがあり、持続的に殴れずに、相手にペースを持っていかれたり、最後のツメで詰めきれず負けることが想定されました。

ここまで考えて、前日の朝に思いついた構築が手貼り+エネエネ+デッキからのエネ加速ができるアンノーンGIVEの採用でした。

試合会場に貼ってあったポスター

これならエネ加速の手段が豊富で、ラッキーやオーダイルのような大型ポケモンも制圧できる可能性があり、なおかつ試合後半においても持続可能な火力を出すことのでき、サイドを6枚取ることを目標にできる構築になりました。

またこれは体感なのですが、何かに振り切った構築のほうが、相手の想像力を凌駕した爆発力があるため、今回はそんな構築にしました。


個別解説

マグマッグ(neo3)×4
マグカルゴ×4★★★★

エンテイカルゴからの続投。

初めはマグカルゴは3枚にして、ププリンやぎゃくしめいを採用することも考えましたが、かえって足を引っ張りそうな感じがしました。
結果的には、ポケモン回収からの再展開もあるためマグカルゴはフル投入しています。

マグカルゴに進化すると、相手に突風やワープポイントを使われると、やけのこりが発動してしまうので、進化のタイミングは重要です。

ビリリダマ(拡張)×3
マルマイン(第一弾)×2★★★★

最序盤でマルマインを展開し、2ターン目にはようがんりゅうが打てるようにしたいため、サイド落ちも考慮し、2枚の採用。

今回はトスしませんが、枚数のバランスはこちらを参考にしてます。

エネ加速もしつつ、アンノーンの居場所を確保できるので、うまく噛み合っています。


アンノーンE×1

遊戯王っぽい動きをするカードその1

交換おじさん、礼儀作法で事故から復帰したり、オーキドで捨てたくないカードを戻したり、LOの対策として使い倒すカードです。

エンカルの時点でも大分強いカードでした。
これをナチュナルに詰め込めるGIVEは、優秀です。

アンノーンG×1
アンノーンI×1
アンノーンV×1

遊戯王っぽい動きをするカードその2
遊戯王っぽい動きをするカードその3
遊戯王っぽい動きをするカードその4



エネスタ、マルマインに続く第3のエネルギー供給手段としての採用でした。

正直出せなくてもエネスタ+マルマインがいれば大丈夫なので、無理に揃える必要はありません。

ヤミカラス(neo1)やピチュー(neo1)、エリカのウツボットなどがいるような場合は、そもそも出さない方がいいです。

アンノーンを倒してくれるということは、マグマッグにエネルギーを貼り進めていけるので、倒されても気にしないと言うことも結構大事です。

アンノーンVでIやEを再利用する動きを忘れないようにすることも大事です。

オーキドはかせ×4
マサキ転送装置×4
エリカ×4
クルミ×4

No ウツギ、no マサキ.

ウツギ抜きはエンカルの名残ですが、転送装置とエリカで増やした手札を戻したくないため採用していません。

マサキの転送装置については少し厚めに解説を書きます。

このカードは「オーキドはかせ+マサキのみが手札にある状況下」ではマサキは死に札になりがちですが、転送装置なら無理にオーキドを使うことなく有効札を引き込める可能性があるための採用です。

事故の時にマサキで2枚引いても解決しないことが多いので、そういった際にも4枚ドローだとチャンスを掴めることがあります。

参考記事でも採用していますが、比較的理に適ってるのではないかと思っています。

特にくすぐりにせオーキドが無制限の新殿堂環境では、安易なオーキドはかせが命取りになる可能性があります。

ただし、基本的には何か他のカード(エリカ、アンノーンEやカスミの勝負)との組み合わせで有効に機能するカードです。

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
マサキ×4
クルミ×4

を、

オーキドはかせ×4
ウツギはかせ×4
マサキの転送装置×4
クルミ×4

と、単純に入れ替えても強くないことは明記しておきたいと思います。

単純なコインの成功率は体感40%くらいですし。

カスミの勝負×1

勝てばマサキの転送装置、負ければにせオーキドの逆襲になる最強のカード

ある意味僕のアイデンティティでもあり、僕が使うとうまく機能します。

エリカとエネエネで膨れ上がった相手の手札を戻したいのがメインですが、鋼ラッキーやワニカメなどカードを抱えるタイプのデッキには刺さります。


ポケモン交換おじさん×4
礼儀作法×2
マインラインとアンノーンを使い分ける必要があるために厚めの採用です。

ポケモン回収×4


ヤミカラスやピチューなどアンノーンの天敵からアンノーンを守るため、きぜつそうなマグカルゴを回収したり、アンノーンEで事故回避やデッキ回復をするために採用。

4枚あると安心感が違います。


夜の廃品回収×3
エネルギースタジアム×1
マルマインを使い回したいため、アンノーンEを戻したいため、GIVE発動条件がデッキからのため厚めの採用。
当初4枚採用していましたが、さすがにオーキドはかせで捨てることが多かったので、3枚に落ち着きました。


ロケット団参上×1
アンノーンを探したり、事故ってる時にサイドから有効札を取るためだけに採用しています。

エネエネとな相性が良くないため、基本的にアンノーンのプランを目指している際にサイド落ちしたときのみ使います。

相手のデッキにピン刺しのカードが多い場合は使いません。

これはワーポにするかわるいマグカルゴにしてベンチに触れるようにしたほうが強いです。


結果


予選リーグ3-1での一位通過、決勝卓勝ちでの予選通過となりました。

ここのところ、これだ!という成果の得られた構築ができていなかったので、報われてよかったです(笑)


SMBの方針として、細かな環境については書けないため今回はここまでとします。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

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