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納品アシスタント | 現場で学ぶ対応力と提案力

こんにちは。
東京都内を中心に活動しているフリーランスの
インテリアデザイナー/コーディネーターSudoh Designの須藤彩です。

先日、先輩インテリアコーディネーターの現場納品アシスタントをしてきました。
当たり前ですが一つとして同じ現場はないのでさまざまな現場経験を積むことでしか学べないことがたくさんあります。今回も、現場のリアルを体感する機会となりました。

車で配送会社の倉庫に商品を取りに向かいます。
江東区の倉庫街まで行ったのですが、慣れない場所な上、似たような倉庫がたくさんあり、迷いつつ、警備の方に道を伺いながらなんとか目的の倉庫へ到着しました。

当日はお盆前ということもあり、配送手配にトラブルが発生。一部の商品が予定通りに届かず、自分たちで倉庫まで引き取りに行くところからスタートしました。配送会社の倉庫がある江東区の倉庫街へと向かいましたが、慣れない場所で迷いながらも警備の方に道を尋ねて、ようやく目的の倉庫に到着。すでに車には他の商品が積まれていて、車内は満載状態。しかも、これから取りに行くのは一番の大物であるソファーです。荷物が積み切れるかどうか、不安がよぎりました。

倉庫のスタッフがソファーを持ってきてくれましたが、やはり車には入りきらず、ここからは工夫の時間。まずは他の荷物を整理し、圧縮されたマットレスの段ボールを解いてスペースを作りました。

そして、最後には小物を膝の上に抱える形で、なんとかソファーを車に積み込むことができました。こういった現場での工夫や対応力が、実際の仕事では求められるのだと改めて感じました。

その後、渋谷区の現場に向かいました。この日は先輩コーディネーターお二人と一緒の作業。事前にいただいたプランシートをもとに作業を進めました。このプランシートは、インテリアの提案資料であり、オーナーさまの要望や理想の空間が詰まったものです。他のコーディネーターの提案をじっくりと見る機会はあまりないので、それだけでも今回のお手伝いには大きな価値がありました。

プランシートを見ながら、オーナーさまはどんな方なのか、どのような空間で過ごしてもらいたいのかを想像し、先輩コーディネーターの思いを感じ取ろうと努めました。提案されたインテリアには、その空間で過ごす人の生活がどう豊かになるか、どんな時間を過ごしてほしいかという思いが込められています。私もこれからの提案に、この経験を活かしていきたいと強く思いました。

現場では常に予期しないことが起こりますが、こうした経験を積み重ねることで、柔軟に対応できる力が身についていくと感じています。
今回のアシスタント経験から学んだことを、今後の自分の提案や現場での対応にしっかりと反映させていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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