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《セブンルールと花が好き》

僕はセブンルールというテレビ番組がとても好き。様々な形で、社会で活躍する女性の7つのルールを紹介してくれる番組。
2021年6月15日放送回が素晴らしかったのでご紹介。

花屋

お花の見たて屋さんの女性のお話。彼女は幼少期からお花がとても好きだった。食べてしまうほど。ビニルハウスで一年中栽培出来るようなお花に違和感を覚えた彼女は、山で自然に咲いているお花を仕入れて、お店に並べていた。面白いのが、花瓶には生けず、サビ朽ちた鉄のパイプや、古い木のソリなど、お花×普段お花と混じり得ないモノを組み合わせて楽しんでいた。
想像と好奇心だ。

ただ葉っぱを並べるだけ。素敵。


お任せのお花をサブスクとして全国に販売しているようだ。見てみて下さい。

子供の教育

彼女には小さな息子さんがいて、息子さんも庭のお花を摘んでは近所の人に10円で売っていた。かわいい。笑
小さな頃からビジネスをさせて貰えるって、どれほど大きな価値があるだろうか?
はたまた、2歳の頃から毎晩一緒に料理をしているそう。自分の手でなんでも作り出せるよっていう概念的学習を目的としているようだ。素晴らしい。そして、自分で作った食べ物だと苦手なものも食べられるようになるのだそう。素敵な教育をされている。

「こんな世界があったのか」これに出逢う

僕はずっと思っていたのだが、年齢と共に勝手に身につく知識より、新しい世界を見せてくれる環境が大切だと思っていた。
僕は漫画を初めてちゃんと読んだのが中2と遅かった。漫画という存在は知っていたが、誰かが考えた作り話を絵で表現する仕事だっていうことに気付くのが遅かった。絵やデザインを学ぶための美大という学校があることを知らなかった。お金や株の本質的な価値、考え方が分からなかった。ボクシングが楽しいなんて知らなかった。どれもこれも小学生の頃に知っていたら、視界がどんなに違っただろうか。
興味を持てば簡単に調べられる時代になった。とても恵まれた時代だと思う。

その人にとっての大切なことなんて、みんなそれぞれ違うけど、なにを大切にして生きていくのか、それを見つける為にはたくさん味見をしなければいけない。「こんな味があるのか!」そういった概念や感性が育つ・芽生える環境に出逢えるかどうか。それで人生は大きく変わる。
僕がもし親になったら、子供にはそういった環境を用意してあげたいと強く思う。そして自分も一緒に学んで楽しみたい。

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