エンタメは我にあり

ニッポン放送で放送中の、佐久間宣行のオールナイトニッポン0の番組イベントが2021年1月11日に東京国際フォーラム ホールAで催される予定でしたが、新型コロナウイルスも感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により中止になりました。

しかしながら、1月11日に予定が空いている佐久間さん、番組スタッフ、そしてイベント参加予定のリスナーと、イベントの中止により大赤字となったニッポン放送で何かできないかということで、ニッポン放送のイマジンスタジオから無観客での配信ライブを行うことになりました。

配信の冒頭で佐久間さんが今回のイベントのチケット購入状況について話していただきました。配信開始現在で売り上げたチケットの枚数はなんと…

1万2000枚

一般の会社員のラジオ番組イベントで1万2000枚もの売り上げるとはいったいどういうことなのかとスタッフ、リスナー諸々思ったでしょう。

佐久間さんのイベントだけでなく、水溜りボンドの番組イベント中止による赤字まで補填することができたそうです。本当に佐久間さんすごいよ。

配信ライブでは通常の番組内で行われるコーナーや、おぎやはぎの矢作さんとの対談など終始盛り上がる内容でした。

私が最も心を打たれたのは、佐久間さんがお笑い番組を作るきっかけになったことと、まだ若手AD時代にディレクターになることを諦めそうになったとき、先輩のディレクターから与えられた課題にどう取り組んだのかという話です。

詳しいことは配信ライブを見た人にしかわからないと思いますが、来年から社会人になる私にとって心打たれるものになりました。

私もまだ社会人として働いたことがないので、社会や仕事がどのようなものかわかりません。その中で自分が進むべき道を見失ってしまうこともあるはずです。

そこで進むべき道へと導いてくれる先輩に出会えるといいなと感じます。自分がやっている仕事にどんな意味があるのか。それをすることで誰かの役に立つことができるのだろうか。自分の仕事観を明確に答えられるような経験が積めればいいなとワクワクします。

このように自分の仕事について考えることができるのも会社員のラジオだからと思います。本当に最高の配信ライブでした。

ヨーソロー