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#マル秘展 に行ったらインプットが多すぎてお腹が空いた


#マル秘展 に行ってきました。
行ってきましたと言っても一ヶ月以上前になりますが。

友人と訪れたのですが、展示資料がとにかく多くて観終わって出てきたときには深呼吸したくなるぐらい頭がパンパンになりました。

デザイン自体には明るくなくて、好きではあるけどデザインすることはないんだけど、それでもすごく面白くて興味深かった。
建築、ロゴ、織物、ファブリック、照明、乗り物などなど、色んな種類のデザイナさんのデザインするまでのスケッチやアイデアメモが展示されていて、ひとつひとつ観ていくと一日中居られるぐらい沢山の展示物があった。

印象に残っているのは東京国際フォーラムの建築デザインと、JR東京駅舎の照明デザインの区画。よく目にするし行く場所でもあるからか、緻密に計算されてデザインが決まっていく過程を垣間見ることが出来て嬉しかった。

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一緒に行った友人が建築系出身だったので、色々教えて貰いながらまわっていたのだけれど、その中で「こういう(作る側の)ひとたちは観察する力が物凄くあるから」という言葉にすごく納得した。
サラサラっと書いてあるスケッチやラフでも、とにかく絵が上手というかシンプルだけどきちんと伝わるものが多かった。
絵に起こすときでも3次元的に観察して構造を写し取る、というか、そういう能力が物凄く高い印象を受けた。わたしがめちゃくちゃ苦手な分野だ…。

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ロゴのデザインひとつ取っても、何十何百と案が考えられていてバリエーションがとにかく豊富。そういう手法がおそらくあるんだろうけど、実際に目にすると勢いに圧倒された。
少しの配置の違いや、文字詰めの微妙な変化によって受ける印象がかなり違っていて、こうやって唯一無二のデザインが生まれてゆくんだなーと思った。

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デザインや建築物、アウトプットとして出てきたものを目にすることがあっても、名前を存じ上げないデザイナさんが大半だったので、ひとにフォーカスして展示を見られたのはとってもいい経験になりました。隈研吾さんぐらいしかしらなかった。
そういう意味では面出薫さんを知ることができてよかった。

上で書いたように東京駅の照明をデザインした方。恥ずかしながら存じ上げなかった。

幻想的な空間づくりが本当に上手。それでいて洗練されていて最高~!
今後も注目していきたい。

新しいデザインと出会える場所として、#マル秘展 はとっても良かった。
六本木の静かな空間で、たくさんたくさんインプットしてみるのはいかがでしょう。

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