印象に残った動画達②〜なかなかどうして勉強になるメンタリストDaigo〜

久々にこのコーナー復活です。
Youtubeで「ほぉ!」と思った動画達をまとめたいと思います。

許してもらえる4つの心理学的謝罪ポイント

誰だって自分のことを正当化したいし、分かってほしい。だからついつい言い訳してしまう…
しかしそれは逆効果!では、理想的な謝罪の仕方はなんなのか?という動画です。

やるべきリスト
1、謝る相手は誰なのかを明確に設定する
2、その被害者が聞きたいであろう言葉を必ず言う(別になんの迷惑もかけてない記者とか、フワッとした概念である世間に向かって謝るとかはNG)
3、罪を償うため、今後どんな行動をするか表明する
4、「誤解を与えてしまった」とか弁明せずに、ひたすら謝罪する。ただし、やってない事・思ってない事を追及されたらちゃんと否定する。

やってはいけないリスト
1、自分を正当化する
2、自分以外の人間を責める(責任転嫁になる)
3、自分が抱えていた別のトラブルを語らない(言い訳になる)

「そこまで謝らなくてもいいんじゃない?」と相手に思ってもらえるくらい謝ることによって、自分で自分を正当化するのではなく、相手に自分を正当化してもらうのが理想的な謝罪だそうです。

これはもっと早く知っておきたかった…!
ほんとに反省している時って「何を言っても言い訳になるし・・・」と思ってしまいがちですが、相手のために言葉をひねり出すのは言い訳ではなく誠意なのです。「言葉にしたら薄っぺらくなりそう…」なんてのは、言語化する面倒くささからの逃避なのです!

と思う一方で、きちんと意味の通る言葉を冷静に並べられるよりも、「ごめんなさいぃぃぃぃ!」と泣きながらパッショネイトに謝られる方が伝わるものがある場合もあるような…
野々村議員の謝罪はパッショネイトではありましたが、誠意の表出の号泣ではなく、かわいそうな僕への号泣に見えたから何も伝わらなかったのだと思います。
心からごめんなさいと思って相手のために申し訳なくて泣ける場合は、整理された言葉なんて不要かもしれませんが、そうでないならば謝罪スキルを装備して場に出向くのが賢明だと思いました。


なぜか浮気されやすい人についての解説

この動画で面白かったのは、3つの愛着スタイルという考え方です。

・安定型…自分と相手を信頼して、ほどよい距離感で人間関係を構築できる。親と良好な関係で子供時代を過ごした人に多い。
・不安型…自分に自信がなくて、極度に相手に尽くしてしまいがち。熱しやすく冷めやすい。親のサポートを全く得られなかったわけではないが、常に得られたわけではない人に多い。
・回避型…他人は頼りにならないと思っていて、相手に自分の領域に踏み込まれることを嫌がる。自分のことを開示しない。親のサポートを全く得られなかった人に多い。

最も別れやすいのは、不安型と回避型のカップルだそうです。
不安型の人は気分の移り変わりが大きく、相手の関心を過度に引こうとする傾向があります。しかし回避型の人はそもそもライトな人間関係を求めているので、かまって!かまって!という行動はうっとおしく、重〜く感じるのです。
恋愛関係が長続きさせるには、自分も相手もメンタルが安定していることが重要だとか。「そりゃそうだろうよ!」という感じですが、この愛着スタイルという分類は人物を分析する上で非常に有効だなぁと思いました。


好きな悪役で分かる人間の本性

「あなたはどんな性格ですか?」と聞くより、「あなたはどんな悪役が好きですか?」と聞く方が、本人のセルフイメージを把握できる。という動画です。(勿論、自分自身に抱いているセルフイメージを把握することも可能)

好きなヒーローを聞くのではなく、悪役というのがポイントです。
ヒーローを好きになるときは、「かっこいいな〜」「憧れちゃうな」「僕はこうはなれないし、なりたいとも思わないけど、いいやつだなぁ」といった具合に、自分と似ていなくても好きになる可能性があります。
一方悪役は基本的には好きになる要素の少ない悪人です。それでも愛せるのは何故かというと、自分との共通点を見出してしまうからなのです。

…いやいや、自分と似てなくたって「この悪役ヤバすぎ〜!カッケ〜!」って好きになる場合もあるよね?

とも思うのですが、見方を変えれば「自分はこうはなれないけど、ここまで突き抜けちゃえるのが清々しい。私の代わりにもっとやっちまえ!」と無意識的に応援してるのかもしれません。自分のダークサイドと向き合うのは辛い作業ですが、架空のキャラ(悪役)に仮託してしまえば罪悪感なくストレス発散できるということでしょうか。
因みに私の好きな悪役はマルフォイなので、私の本性はマルフォイらしいです。父上が黙ってないぞ!

お酒で性格変わる人のヤバすぎる正体

「お酒を飲まなければいい人なのにね」
なんて言葉ちょくちょく耳にしますが、それは違うよ☆
…という動画です。

クリアンス大学が2019年に行った実験では、48人の男女に2種類のテストを受けてもらいました。

1、顔写真を見せ、その人物の感情を推測するテスト(共感能力を測る)
2、かの有名なトロッコ問題。(モラルを測る)

テストの後、1グループ目には大量にお酒を飲ませ、2グループ目には中程度に飲ませ、3グループ目には全く飲まない状態で再びテストに取り組んでもらいます。

その結果、テスト1で測られる共感能力は飲めば飲むほど低下したのですが、テスト2で測られるモラルについては変化が見られませんでした。
つまりお酒を飲む事によって他人の気持ちは分かりにくくなりますが、善悪の判断は変わらないということです。
お酒のせいで空気読めない奴にはなるけれど、お酒のせいで悪人になることはない。飲酒した状態で悪事を働いたとすればそれはお酒のせいではなく、元々そういう素養があったのが飲酒によって露呈したに過ぎない。
ということです。

う〜ん、なるほど・・・
酒癖の悪い知人友人恋人等をお持ちの方には、是非見てほしい動画ですね。


以上、メンタリストDaigoの超絶早口を1.25倍速でも聞き取れるようになってきたすだち蕎麦でした!






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