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イソギンチャクが昇る
元々イソギンチャクは岩場に吸着しているだけなので、その足を動かして一番落ち着くところを探し、ウロウロします。
が、このイソギンチャクってのはその触手(?)に毒があるので、サンゴにとっては大ダメージなんですよね。特に、うちで飼ってるハタゴイソギンチャクはカクレクマノミとの相性が抜群なんですけど、イソギンチャクの中ではとても強い毒を持ってる部類なので、あちこち動かれると困るんです。
なのに。
かれこれ3ヶ月くらいはずっと落ち着いて下層にいたはずなのに、ここ1ヶ月ほどでなぜか急に昇り始めました。
現在は最上層。オーバーフローの出水口あたりに陣取ってます。
オーバーフローの入水口自体はフタがしてあるので、巻き込まれる心配はありませんが、これ以上動かれると何かと困ります。でも、イソギンチャクの足をはがすのってデリケートだし、あまりやりたくないんですよね…(実は1回だけやりましたけども)。
これが最下層から移動し始めた時(7/23撮影)。
なぜか天井にくっついてますね。気が付いたときにはこうなってました。翌日には2層目に落ち着いてましたけど。
ちなみに、ハタゴイソギンチャクはカクレクマノミが共生することで有名ですけど、うちで飼ってるのはまだ直径20cmもないくらいの小型です。大型になると60cmを超えるようですが、あまり餌をあげず光合成だけで育てている感じなので、そんなに急成長はしないんじゃないかな?と思ってます。
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