見出し画像

緊急支援スーダンナイル川洪水支援ご協力のお願い

ご無沙汰しております。

私は、2020年の2月にハルツーム大学で日本語教師をするべくスーダンに戻ってきました。

戻ってから半年以上が過ぎていますが、教壇に立つ見込みはまだ立っていません。

スーダンでは、コロナに続いて2020年9月観測史上最高水位を記録したナイル川が氾濫し、水害に見舞われました。

100名が犠牲となり50万世帯が全壊、半壊、浸水被害により避難生活を余儀なくされています。

↓洪水で扉だけが残った家 シゲラッブ地区

近隣の学校が避難所として使われており、授業を再開する体勢が取れていません。

↓教室の様子 生活道具が運びこまれている

ナイル川流域は農業地域で、農業が主要産業であるスーダン経済に大きなダメージを与えています。

そしてインフレーションが急速に進み現在のドルとの交換レートは1ドル260ポンドとなり、3年前の1ドル16ポンドに比べ16倍程になっています。

日本で考えると「うまい棒」が160円になったと思えばわかりやすいでしょうか。

インフレの原因

2019年から現在に至るまでスーダンの経済は危機的状況にあります。簡単にその原因をみてみると

①長期の貿易赤字と2019年革命による輸出減
②コロナによる経済活動の停滞
③洪水による被害

となります。
このような通貨安のインフレにより物価が著しく高騰し、洪水で被害を受けた人々の生活再建はスーダン国内の力だけでは難しい現状です。

現地NGOとの協働

このようなスーダン国内の現状を目の当たりにし、少しでも力になりたいと思い現地のNGO団体と協働し、現在首都ハルツームから南に車で1時間ほどの場所にあるシゲラッブ地区でボランティア活動を行っています。

炊き出し、衣服を集め寄付する、車椅子の贈与、そして瓦礫の撤去の手伝い等を行っています。

寄付のプラットフォームの作成

現在、NGOの活動は参加メンバーの持ち寄りによるお金と街頭募金のお金を使用していますが、活動が先細りしていくことが明白です。

寄付のプラットフォームを作成致しましたので、ご賛同いただける方のご協力をお待ちしております。

https://syncable.biz/associate/sudanbokura/

寄付金の使い道はNGOメンバーと被災者と話し合って有効に使わせていただきます。

皆様からの温かいサポートは、日本に憧れを持ち、日本に留学する夢をもつスーダン人の若者が日本語を学ぶ活動に使わせていただきます。