アラフォー上海留学日記【153日目】

7/28 日

はげしい二日酔い。目を覚ましてみて初めて、メイクも落とさず着の身着のままでベッドにすべり込んでいたことを理解した。水を飲んで歯をみがき、とりあえず寝巻に着替えて二度寝。とその前に、シンさんに昨日日課の相互学習ができなかったことをお詫びする。
こういう感覚久しぶりだ。上海に来てからは、痛飲して記憶を飛ばしたとて、寝巻に着替えて就寝していることが多かった。こりゃもう、昨晩無事に帰ってこられたのが奇跡だな…

寝る、お笑いの動画を見る、寝る、を繰り返す。タバコも吸う気にならないので、泥になったきぶんでベッドに浸み込んで1日を過ごす。冷え冷えのプチトマトがうまい。東京の生活では、週に一度はこんな感じになっていた。今思うと、ひどい生活だな。渦中にいるといつものことなのでとくに問題視することもなかったが、改めたほうがいいかもしれない。そんなことに今さら気づいた上海での二日酔い。

そろそろベッドから身を起こすかと思ったら、Tから写真が送られてきた。中欧風のテーマパークに屋台が並ぶという謎スポットに遊びに行っているようである。昨日あれだけ飲んだのに!? 若さってすごい。

大卫から、最近どうよと連絡がきていたので、帰国が近いので毎日名残惜しいよと返信。いや、名残惜しい人は二日酔いでこんなふうに無駄に時間を過ごさないだろと思いつつ。名残惜しいと思う必要はないよNatsuki、我々はいつもこうやって新しいChapterに進むんだ、という返信とともに、カラオケで長渕剛の乾杯を歌っているボーイの動画が送られてきてびっくりした。このボーイ、私の夏期講習のクラスの外交官志望韓国ボーイじゃないか。ぜんぜん接点なさそうなのに、2人とも顔が広いんだなあ。そして、乾杯の歌詞、はじめてじっくり見たけどしみじみとよいものであった。
あと、僕の沖縄人の友達と知りあいたいか?と言われてとまどった。もうすぐ帰国するし知りあったとて…と思いつつ、ぜひに、と返事をする。おもしろい人だといいな。

冷たい麺を外卖し、プチトマトといっしょに食べ、早々にシャワーを浴びて寝た。とくになにもなかった一日。


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