見出し画像

バリ島でのインターンの様子をお届け③

現在、トビタテ留学8期生として、バリ島でインターンをしています。初めてのインターン・一人暮らしでなれないことが多いですが、その様子をレポートしていきたいと思います。

まずは、バリ島でインターンしようと思った理由から。
昨年、学校の研修で、バリ島へ行き、ある会社が運営する「環境問題」についてのプログラムに参加しました。そのプログラムは「環境問題をどうにかして解決したい」「そのために様々なことに挑戦したい」と私を変えるきっかけを与えてくれました。そんな私を変えるきっかけとなったプログラムを日本でも展開したいと思い、そのために必要なスキルや「良い組織とは何か」についてを学ぶために昨年お世話になった会社でのインターンを決意しました。プログラムを体験する側から、運営する側を見ることで、プログラムのマネージメントの仕方、プログラムを生み出せる背景などを知ることができたら、いいなと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【第3週目(15~21日目)】

15日目

来週から、日本人学生がバリ島にやってくる。そのアテンドをするのが私のインターンしている会社だ。私を含め、会社のメンバーは、日本人学生とともにNGO団体や政府機関を訪れ、バリ島の社会問題(環境問題)についてインプットする機会を提供する。そして、最終日には、学生たちに学びや経験を通して考えたこと、バリ島の問題を解決するためのアイデアなどを発表し、アウトプットしてもらう予定だ。(もちろん、バリ観光の時間もしっかり用意!)

会社では、そのプログラムに向け、NGO団体、政府機関へのアポイントメントを取ったり、ミーティング施設を確保したりと準備を進めている。
私も、日本語で書かれている資料の確認をしたり、日本人視点でのアドバイスなど、日本語が扱える私にしかできない仕事をお手伝いしている。

16日目 フードテイスティング1回目

来週から訪れる日本人学生がランチ、ディナーするレストランの下見兼フードテイスティングへ。学生のアレルギーを考慮しながら、メニューを決定し、食べきれる量であるか、食べきれる味であるかを確認する。今日訪れたお店は、雰囲気、味ともに、とてもよかった。(日光が差し込んできて、めっちゃ暑い座席もあったけど、、、)来週以降、日本人学生と訪れるのが楽しみだ。

(昼食用のお弁当を持ってきてしまっていたが、昼食はフードテイスティングで済ませたので、お弁当は夕飯に食べた。笑)

17日目 フードテイスティング2回目

今日のお店は、ビーチ沿い。気持ちの良い潮風がレストランを抜けていく。昨日のレストランは、イタリアン料理が中心であったが、今日のレストランは、インドネシア料理が食べられる。日本人学生たちにインドネシア料理を食べてほしい!ということでこのレストランをチョイス。インドネシアではお馴染み、ナシゴレン(チャーハン)、ミーゴレン(焼きそば)インドネシアの春巻き(ルンピャではなさそう。)などの料理に決定。

インドネシア料理は少しOily、、、そして、料理をシェアするのには、量が少ないかもしれない、、、実際に訪れたことでメニュー設定における課題が見えてきた。ほかの料理と組み合わせて、飽きずに、おなか一杯食べてもらうメニューを考えなければ。

(2回目のフードティスティングを予期して、昼食用のお弁当は作らなかった。笑)

18日目 プレゼンテーションに参加

日本の高校の「バリ島の社会問題に関するテーマ」でプレゼンテーションがあるということで、アメリカからのインターンシップメンバーとオンラインでプレゼンに参加し、発表終わりにコメントをする担当になった。プレゼン資料は日本語・英語どちらも表記してくれていたが、発表自体は、日本語であったため、アメリカからのメンバーは困惑していた。Zoomの字幕機能も使用したが、話した言葉がうまく反映されていなかったり、字幕が有効になっていないタイミングがあったりと、IT、AIが発達した現在でも、まだ拭いきれない「言語の壁」を感じた。(私も途中で英語解説をしてみたが、話は次々に進んでいってしまうため、とても難しかった。「翻訳」を仕事としている人たちの凄さに気が付かされた。)

15時半過ぎ。道路の方からピーという音が聞こえてきた。バリ島に長く暮らすメンバーたちがおもむろに財布を取り出し、オフィスを飛び出していく。すぐに戻ってきたが、何も買っていない様子だった。が、5分後、おじさんが緑色の物体の入った、お皿を持ってきた。メンバーたちに食べてみる?と勧められ食べてみると、ほのかに甘いパンケーキのようだ。細かく削られたココナッツもかかっている。メンバーの一人が、「このピーという音は、このお菓子を蒸している音。だから、この音が聞こえると、このお菓子が買えるという合図。」と教えてくれた。バイクに蒸し器を載せて、バリ島内を回っているようだ。日本の移動販売の豆腐屋や焼き芋屋を思わせる販売業態に、ほっこりした。

お菓子の名前を教えてもらったが、難しくて忘れてしまった、、、
バリ島には緑色のお菓子が多い。
着色料として、「パンダンリーフ」という葉っぱを使っているらしい。

19日目

お決まり、休日前の最終MTG。「今週の良かった人・挑戦した人シェア」では、「自分と同じタスク」に参加していないメンバーの良かった点・挑戦していた点をシェアしなければいけないという謎のルールがある。最終MTGのために、日常的に、周りを見渡して、自分のテリトリー以外の活躍も知っておかなければいけないと痛感した。

仕事終わりには、買い物へ。同居人のAさんがバイクの後部に乗せてくれたため、野良犬には追いかけられずに済んだ。
いつものように、野菜(量り売りだから、無駄なプラスチック袋や紙袋を増やさなくて済む!)や魚、パンを購入。今日は初めて、自分でマンゴスチンを購入した。マンゴスチンは毎日でも食べたい。(同居人Tさんによると、おいしいマンゴスチンの選び方は、まわりの皮が硬すぎず柔らかすぎないものを選ぶことだそう。)

20日目 特に何もない一日。のち雨

仕事はお休み。朝から、だらだらと過ごした。1人でどこか出歩きたい気分でもなく、読書。

午後はもちろん、同居人Aさんとともにビーチでお散歩。だが、黒い厚い雲が空を埋め尽くし始めている。これは、雨が降る。いつもは、1時間以上ビーチ沿いを歩くが、今日は、30分で撤退。

帰宅して2時間後、スコールがやってきた。30分間とてつもない雨が降り注いだ。11月から雨季のバリ島。空は雲に覆われている。強い日差しが降り注いでこないため、暑さは軽減される。

21日目 夕日だけは

今日も仕事はお休み。来週から忙しくなるので、今日は、家に籠ると前々から決めていた。(バリにいるんだから、観光楽しめばいいじゃんと思うかもしれないが、どこに移動するのにもバイクか車が必要だから、観光する気になれない。)

でも、土日は必ず、ビーチに行って、夕日だけは眺める。夕日を見るために、ビーチはいつも混雑している。
夕日を見ていると、嫌なことも大変だなと思うことも、忘れることができる。

日の入り前
日の入り直前

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、大きなハプニングは特にありませんでしたが、慣れてきた頃が一番危険なので、注意して過ごします。
次回投稿もお楽しみに🌟

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?