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バリ島でのインターンの様子をお届け⑦投稿抜かしていました、、、

はじめまして、現在バリ島でインターンをしているMeryです。バリ島で初めてのインターンシップ経験・一人暮らしで慣れないことが多いですが、2か月間頑張ります💪

まずは、バリ島でインターンしようと思った理由から。
昨年、学校の研修で、バリ島へ行き、とある会社が運営する「環境問題」についてのプログラムに参加しました。そのプログラムは「環境問題をどうにかして解決したい」「そのために様々なことに挑戦したい」と私を変えるきっかけを与えてくれました。そんな私を変えるきっかけとなったプログラムを日本でも展開したいと思い、そのために必要なスキルや「良い組織とは何か」についてを学ぶために昨年お世話になった会社でのインターンを決意しました。プログラムを体験する側から、運営する側を見ることで、プログラムのマネージメントの仕方、プログラムを生み出せる背景などを知ることができたら、いいなと思っています。
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【第7週目(43~49日目)】

43日目 NGO&浄水施設へ

日本企業の内定者研修のサポート。この日は、研修生の皆さんと一緒にNGOと政府機関へ。前回の研修でも訪れた、天然の素材から浄水用フィルターを作るNGO、さらには、政府が管理する浄水施設にも訪れた。

浄水施設では、トリートメント前後の水の様子を見ることができるが、正直きれいになっているとはいいがたい。理論上、きれいになったトリートメント後の水は、マングローブ林に放流するらしい。また、浄水施設があるのはデンパサールという地域のため、ほかの地域の下水は海や川に垂れ流し。トイレの下水のみバキュームカーで吸い取り、この浄水施設へ運搬する。去年もこの浄水施設に訪れたが、英語力が向上したからか、今年の方がより多くの情報を吸収できた。

44日目 初めてのバリ島でのカレーライスづくり

日本から持ってきていたカレー粉でカレーライスづくり。同居人のAさんは日本のカレーを食べたことがないと言うので、日本のCurry and Riceにトライしてもらうことにした。私はカレーを作り、Aさんにはご飯を炊いてもらった。途中、ガスが切れるというトラブルもあったが、Aさんが(雨の中)ガスボンベを買いに行き、何とか完成。久しぶりのカレーライス。やっぱりおいしい。インドネシアのお米との相性も良い気がする。私もAさんも2度お替りした。1度作れば、3~4日食べられるのが、カレーのいいところ。カレーライスだけではなく、カレーうどんも食べたいと思う。

45日目 Fungi発見

毎週欠かさず、定例会議。週の真ん中、みんなで新しい情報をシェアする時間。約1時間後、会議が終わったー!と思うと、会社の代表がおもむろに、落ちていた木の皮のようなものを拾い、私たちに見せてくれた。木の皮のように見えた物体は、実はキノコ。香りもマッシュルームのよう。代表は、ある日偶然、このキノコを目にし、大量に収集していたそうだ。手触りは、スポンジのようで、柔軟性に富んでいる。これは、クッション材やメイク用スポンジ・パフにも活用できそうだ。新しいビジネスとして、まだまだ可能性のあるキノコ。キノコを用いた、キノコレザーランドセルをつくるという取り組みもある。いずれこのキノコを使って、サスティナブルな代替素材として、商品を作り出すことができるかもしれない!

木の皮に見えるキノコたち

46日目 B'Day Party

今日は、会社のメンバーのお誕生日。(本当は、会社のメンバーではないけれど、会社に馴染んでいる私の友人のお誕生日。)甘いものが得意ではない友人のために、チキンにロウソクを立てて、ケーキに見立て、インドネシアの誕生日曲と「Happy Birthday to you」を皆で歌ってお祝いした。ピザとフォーと春巻きを注文して、みんなで食べ物を囲み、いろいろな話をした。

47日目 ショッピングモールへ

同居人Aさんと一緒に、大雨の中、ショッピングモールへ。大量の排気ガスを含んでいる、汚い雨を浴びながらのバイク。雨で濡れた部分が排気ガス臭い。
今日のショッピングモールでの目的は、Aさんのやりたい!を叶えること。彼の要望は、「ケチャを見ること」「日本のラーメンを食べること」「プリクラを撮ること」。正直「ケチャを見ること」には驚いた。バリの人たちは「ケチャ」を1度は見たことあるだろうと考えていたからだ。

夕日+ケチャがみられるウルワツ寺院のケチャが最も良いと言われているけれど、ショッピングモールのケチャもなかなか良い。モールケチャのメリットは、ダンサーたちを近くで見ることができること、雨でも見られること、混雑していないこと。ただ、歌い手が少なく、火の中での演技もないので、ウルワツ寺院に比べ、迫力は薄い。

竹でできたステージでケチャ

ケチャのあとは、プリクラ撮影。日本のプリクラとは全く違って、小さい個室にデコレーションされたカメラとパソコンがあるだけ。正直、日本のプリクラを知っている私からすると普通に写真を撮ることとの違いがあまりわからない、、、撮影後にタブレットで写真にデコレーションできるが、バラエティの少なさに驚く。(自分で文字を書くことはできず、ステッカーもディズニーとよくわからないキャラクターだけ。)ただ、たくさんの人たちで溢れかえっていた。プリクラではなく、Photo Booth(フォトブースってそのまま笑)というらしい。

インドネシア風プリクラ?のあとは、ラーメンを食べるためにレストラン街へ。日本料理が食べられるお店に入り、私とAさんは、ラーメン(Aさんは普通のラーメン、私は餃子入り)とサーモン巻き、温かい緑茶を注文した。ラーメンは、おいしくも不味くもない微妙な味。大根が入っていたのは謎すぎた。(メンマを間違った解釈してしまった結果なのかなと思った。)ラーメンに入っていた餃子は、少しぱさぱさしていたが、おいしかった。お寿司を食べてみたいと言っていたAさんの夢を叶えるため、サーモン巻きを注文。インドネシアのお米と酢、のり、サーモンの相性が悪く正直あまりおいしくなかった。Aさんは初めてワサビにトライしたが、鼻にツーンとくるあの独特の辛さに耐えられないようだった。(インドネシア料理は、トウガラシを多用するため、チリに対する抗体はあるが、ワサビに対する抗体は無いみたい。)

早くAさんに日本でラーメンとお寿司を食べさせてあげたい。

帰り際、Aさんに日本の料理、文化を体験したいのなら、日本に来るべきと伝えた。やはり、日本のラーメン、お寿司は美味い。

48日目 大量のカニの死骸、、、

いつも通りのお休み。そして、同居人Aさんと恒例のビーチ。
動物が好きなAさんに連れられて、岩瀬で生物観察をしてみることに。が、岩には大量のカニの死骸。そのどれもが形をとどめておらず、バリバリに壊れてしまっている。パッと数えただけでも30匹以上の死骸が1つの岩瀬に。
海がとても汚れていたためかもしれないし、これからくる地震や津波、噴火を予知しているのかもしれないなと思った。(生物は、鋭い。)
(追記:その後、インドネシアのスマトラ島にあるマラピ山が噴火。カニにも影響していたのかな?)

同じ模様のカニが何体も死亡していた、、、

49日目 初 藍染めに挑戦!

今日は、お仕事はお休みだが、オフィスへGO。なぜなら、「藍染め」にチャレンジしたいから。会社の代表のパートナーは、藍染めのプロで、さまざまな作品を作っている。そんな方の元、私は初めて藍染めを体験。(もちろん、無料で。)Tシャツを用意して、藍染めスタート。ヘアバンドも一緒に染めていく。「Tシャツを藍染め液に5分ほど漬け、取り出して酸素に触れさせる。」という行程を2~4回繰り返す。もちろん、回数を重ねるごとに色は濃くなっていく。藍染めが面白いのは、「藍染め液」は黄色がかった茶色の液体であるのにかかわらず、液が酸素に触れると、藍色に代わっていくということだ。Tシャツを液から取り出すときは、黄色がかった茶色で染められているのに、酸素に触れると徐々に緑になり、最終的には藍色に変化していく。
水気があると乾いた状態より、濃く、はっきりと色が見えてしまうため、乾いてから、どのような濃さで染まっているのか、完成するのが楽しみだ。
(追記:藍染めの藍は、天然のもの。一番初めに藍染めに挑戦したときは、化学的なものだったそう。ただ、地球環境に負担をかけたくないという思いで、天然の藍での染め物にチェンジ。天然であれば、藍染め後の洗濯水も植物の水やりに使用するので、水も無駄なく活用できる。)

藍染め

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回投稿もお楽しみに🌟

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