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バリ島でのインターンの様子をお届け⑧

はじめまして、現在バリ島でインターンをしているMeryです。バリ島で初めてのインターンシップ経験・一人暮らしで慣れないことが多いですが、2か月間頑張ります💪

まずは、バリ島でインターンしようと思った理由から。
昨年、学校の研修で、バリ島へ行き、とある会社が運営する「環境問題」についてのプログラムに参加しました。そのプログラムは「環境問題をどうにかして解決したい」「そのために様々なことに挑戦したい」と私を変えるきっかけを与えてくれました。そんな私を変えるきっかけとなったプログラムを日本でも展開したいと思い、そのために必要なスキルや「良い組織とは何か」についてを学ぶために昨年お世話になった会社でのインターンを決意しました。プログラムを体験する側から、運営する側を見ることで、プログラムのマネージメントの仕方、プログラムを生み出せる背景などを知ることができたら、いいなと思っています。
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【第8週目(50~56日目)】

50日目 イミグレーションへ

朝はビザの手続きで、都心部にあるイミグレーションへ。私が住む地域からは40分くらいかかるところに位置していて、正直遠い。
とても親切な同居人のAさんがバイクで私を連れて行ってくれた。

QRコードを受付に見せて、待合室で待機。10分もしないうちに、掲示板に番号が表示された(病院の診察待ちのイメージ)
今回のイミグレーションの目的は、写真撮影と軽い面接。写真撮影兼面接室に入ると、日本語でインドネシア人スタッフが案内してくれた。バリ島は日本人の滞在者が多いからか、日本語が話せるスタッフがいるようだ。そのスタッフに案内され、写真撮影をしたり、軽い面接をしたり。日本語で楽しく会話しているとあっという間に手続きが終了していた。政府機関なのにこんなに楽しく、明るい雰囲気は日本ではなかなか味わえない、素敵な経験をした。

日曜日からまた新しい日本人学生がバリ島を訪れ、プログラムに参加している。この日の午後は学生たちと一緒にコミュニティガーデンへ。いろいろな種類の野菜を育てている畑や残飯や糞尿を使ったコンポスト、鶏小屋や豚小屋を見学した。ガーデンに生えている(世界一?)苦い葉っぱも食べさせてもらった。ひとくち食べただけで苦さが口いっぱいに広がる。ピーマンとゴーヤなどの野菜をミックスしたような味だった。

51日目 カカオ農園へ

学生たちとともにカカオ農園へ。ここの農園では、カカオだけを育てる単一農業ではなく、バニラやコーヒー、ドリアンなど他の作物も森の中で育てる、アグリフォレストリーを実践している。また、カカオは完全オーガニックで、牛の糞を使った肥料で育てられている。実際に生カカオを食べさせてもらったが、チョコレートとは程遠い、甘酸っぱい果肉だ。カカオ=チョコレートではなく、カカオを発酵させて、ローストするとやっと私達のイメージするチョコレートのような風味、色合いになる。生のカカオを見ることで、あのチョコレートになるまでどれだけの労力がかけられているのか改めて考えることができる機会になった。

カカオ
この実からあのチョコレートが作られるとはなんとも感慨深い
カカオの断面
中にある果肉の周りを食べる。
この果肉を発酵、ローストしてチョコレートを作る。

52日目 こういう関係性であり続けたい

バスでの移動中や待ち時間など、プログラムに参加している同世代の子たちとお喋りする時間を今日はたくさん作ることができた。お互いに自分が考えていることを言語化することで、改めて自分の軸や自分らしさが整理される。そうやって話せる関係を構築できたことにも喜びを感じるし、こういう関係はこの先も大事にしていきたいと思う。

53日目 ん?辛い…!!!

オフィスのメンバーにランチに誘われ、オフィスでbabi nasi campur(Babi=豚肉 nasi campur=色々入ったご飯)を食べることに。焼いた豚肉と野菜とご飯が紙に包まれている簡易的な定食。私は唐辛子抜きで注文した。(辛いもの好きだけど、バリの辛さは強烈なので、基本的に控えている)
はずが、何故か、唐辛子は取り除かれておらず、仕方なく唐辛子入りを食べた。
あ、意外といける。と思ったのが間違えだった。一口目は全く辛さを感じなかったが、二口目を口に含んだ瞬間、恐ろしい痛みが私を襲った。。。食べ物自身はおいしいのに、辛さが邪魔をして何を食べているのかよくわからない。次第に涙と鼻水も出てくる。バリ島の辛さは尋常ではなく、唐辛子の欠片だけでも、本当に辛い。しかし、会社のメンバーは何食わぬ顔で、平気な顔してぺろりと完食。恐るべしインドネシア人。

54日目 仕事依頼

会社のメンバーからお仕事依頼。日本語話者の私にしかできない仕事。日本語の動画を見て、重要ポイントを抽出してほしいと頼まれた。私にしかできない仕事を託してくれるとやっぱり嬉しい。

55日目 温かいファイナルプレゼンテーション

学生たちのファイナルプレゼンテーション。今まで見た中で一番いいFinal Presentationを見ることができた。とても温かく、これからの希望を感じるプレゼンだった。10人だけの小さなプログラムだったけれど、1人1人にコミットできたのは間違いない。

質問タイムで、私が「将来の世代に伝えたいバリでの一番の経験は何ですか?」という質問をしたときに一人の学生が「バリでの経験を通して、何か問題を解決したい!と思うことができた。そして、みんな1人1人がそういう思いを持てば、世界は変えられるんじゃないかと思った。」と答えてくれた。その答えに深く共感し、そういう思いを持ってくれていることに感動した。そんなプログラムを会社のメンバーの1人として運営出来たこと、インターンで1番素敵な思い出になった。

56日目 お土産買い出しへ

お土産購入のため、スーパーへ。これをお土産にしよう!と目星をつけて買い物に行ったが、いざ着いてみるとこれもいいな。あ、これもなかなか良さげ。とみるみるうちにかごの中が一杯に。インドネシアでしか買えないであろうお菓子を中心に購入。インドネシアお土産で少しでもバリの風を感じてくれると嬉しい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回投稿もお楽しみに🌟

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