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【Podcast更新】93席目「#ゆるラクゴ」のつくりかた

どうも、ゆるラクゴプロデューサーのイエモトです。
毎週、落研出身の二人がゆるい落語みたいなショートストーリーを作って遊ぶPodcast番組を配信しています。

3月はPodcastコラボ月間ということで、毎回ゲストが登場。昨日配信の最新回はコラボ回ファイナルとなる第7弾です。他のコラボ回と一緒にぜひお聴きください。


今回、オオトリとしてコラボさせていただいたPodcastは「誤り続けるオンナたち」さん。元々はパーソナリティのKanaさんがXで我々のことを触れてくださった上、なんと番組内でも「推し番組」としてご紹介くださるという畏れ多いこと山の如し状態でした。そんな畏れ多い、もはや「問題回」がこちらです。ぜひお聴きくだされ。


この回を聴いても分かると思うのですが、お二人とも非常に言語化が上手。我々が説明するよりも遥かにわかりやすく我々の番組の良さが理解できちゃうんだから困っちゃいますよね。なんなら「え?こんな面白い番組だったんだ!」ってなりました。やってる我々が。もはやお二人の説明を聴いているだけで満足できるまであります。ていうかもう、こっち聴かないで!なんかハードル上がってる気がしてきたからこっち聴かないで!もう誤りだけ聴いて!わー!

「誤り続けるオンナたち」については、そんな言語化激ウマ人間であるKanaさんがnoteできちんと紹介していますので、そちらをチェックするのが一番良いと思います。私が紹介するとなると「なんか、30代の女性がしゃべっていて、すごくおもろいよ」くらいになってしまうので、正解がすでにあるのですからそれにあやかっていきましょう。うん、あやかるのが一番良い。一番良い。


で、今回のコラボ月間の募集をしていたら、同じくパーソナリティのかやこさんの方から「出たいでーす」とDMをいただいたという、これまたありがたすぎる流れでこのコラボ回に繋がったわけです。よくよく思い返してみたら全部先方からアプローチしてくださってますね。むっちゃ奥手な男子みたいでハズいですね。実際そうだから仕方ないんですけども。我々は生まれて死ぬまで引っ込み思案の童貞クソメン野郎なので、あやかっていくしかないのです。あやかっていきましょう。うん、これを座右の銘にしたいくらい。

そんな「あやかり続けるオトコたち」でお馴染みの我々が、「誤り続けるオンナたち」さんとのコラボ収録をすることになり、ドキドキワクワクの収録当日。かやこさんがアメリカ在住なので時差の関係もあり日本時間の23時半からのスタートでした。私はそのとき東京出張のタイミングだったため池袋のホテルに泊まっていたのですが、時間も時間だしさすがにホテルでは収録できないと思い、近場のレンタルルームを借りていました。Wi-Fi環境と安さだけで選んだのであんまりちゃんと確認できていなかったのですが、場所が池袋の繁華街のど真ん中のビル。
「え?地図上だとここらへん?ん?通り過ぎた?ラーメン屋の隣りだから、あ、また通り過ぎた?あれ?あ、もしかしてこのほっそいビル?」
ってなりながら、そしてディズニーランドが嫌いになりそうなくらいのネズミ達を横目に、そのほっそいビルへ。レンタルルームはそのホソビルの最上階に位置しており、階段で8階くらいまで上ると扉が二つだけあるフロアに突き当たりました。これ以上階段が続いていないのでそこが最上階のようでした。扉は両方ともレンタルルームで、私は指定された号室に入室したのですが、そこである異変に気づくのです。会議用テーブルと椅子2脚ほどでいっぱいの室内の狭さはぜんぜん問題無いものの、問題なのは、どうやらこの部屋には鍵がついていない仕様であるということ。施錠という概念が存在しないレンタルルームだったのです。部屋の中に監視カメラが複数台設置してあるので、無断で使用された場合は通報されたりするのでしょうが、なんとも無用心というかなんというか。深夜に、それも池袋の繁華街のど真ん中で、しかも逃げ場のない突き当たりの一室で、施錠もせず複数の監視カメラを向けられながらPodcastの収録をするなど、これどんな人体実験なんでしょうか。幸いもう一方のレンタルルームは誰も使っていないようだったため良かったのですが、これがもし誰か入っていたら、なんかもう収録どころじゃないですよね。だいたい、こんなところを深夜に借りるなんざ訳アリ以外の何物でもないですからね。そんなんヤバいことやってるに決まってるんです。そんな訳アリヤバ男と隣り合わせの部屋で数時間過ごすことになった日には確実に命はないでしょう。何されるかわからない。なんせ相手は訳アリヤバ男ですからね。まぁ客観的に見ると私がその訳アリヤバ男なんですけども。

そんな恐怖を抱えながらの収録でしたが、お二人とも本当に楽しい方々で、芸能人に対していつか言いたいセリフトップ5には入るであろう「テレビのまんまですねー」がしっくりくらいあのまんまのお二人だったので、楽しさと嬉しさと心強さで恐怖なんか遥か彼方へ吹き飛びました。また、お二人の親しみやすいお人柄にプラスしてPodcastでいつも聴いているからということもあり、全く初対面という感じもせず、むちゃくちゃスムーズに収録に入ることができました。さらに興味深かったのが、ゲスト収録時に発生するzoomの画面をオンにするかオフにするか問題について。私はゲストの方に迷わせるのはアレかなと思い、事前に「画面はオフで大丈夫ですよー」とお知らせすることにしています。そもそも我々だけの収録時もオフでやっていますし。なので、かやこさんにもその旨を事前にお伝えすると「Kanaさんはオフだと思うけど、私はオンでいきます!出来れば顔を見て話したいので!」と返ってきたのです。なるほど、そりゃそうかと。仕事上だと確かにオンにして話すしなと。そこをはっきり伝えてくれるかやこさんはなんて素晴らしいお人柄なのだと。このやりとり一つですら「Podcastのまんまですねー」と感激したのでした。あ、結果、我々側もミノケンだけオンで挑みました。私はオフで。なんか変なとこにいたし。Kanaさんは最初何故かオンで入ってきましたが、ちょっとしてオフに変えてました。「画面はオフで大丈夫ですよー」の文言を読み飛ばしていたそうです。

また、余談中の余談ですが、ミノケンは案の定zoomの背景を島崎和歌子さんに設定しており、ひと笑い取りにいっていました。気が散るからやめさせようかなと頭をよぎりましたが、どうやら初対面の場合、そこからコミュニケーションが生まれやすくなるような印象を受けました。確かにzoomでの商談なんかだと背景を自社商品にしてみたり、自分の名刺にしてみたりでそこからアイスブレイクに入りやすいように工夫をされる方もいらっしゃいますよね。初対面でのコミュニケーションで難しいのが「初めまして」の次の話題なので、ミノケンの背景が島崎和歌子であるということで、初対面のゲストさんもまずそこに触れることから話題を展開させやすい傾向があるのかもしれないと思いました。なので、その後のコラボ収録時もミノケンだけ画面オンを継続してみましたが、みなさん漏れなくzoomに入った瞬間にニヤニヤしている感じが伝わってきていたので成功かなと。それに伴い、収録中に島崎和歌子の話題が入り込み過ぎたり、つい背景にツッコミを入れたくなっちゃったりで多少編集の手間がかかるというデメリットはありましたが、まぁ、ね。

てなわけで、本当に楽しく「誤り続けるオンナたち」さんとのコラボ収録を終えることができました。そして、これにて3月Podcastコラボ月間、無事完走しました。まさか7組ものポッドキャスターさんとコラボできるとは、募集をかけた2月初旬には想像もしていませんでした。皆様本当に本当にありがとうございました。この世に絶対など存在しないと言いますが、今回の7組の方々は、Podcastをやっていなければ出会っていないということに関しては限りなく絶対に近いでしょう。そして全員漏れなく面白い!ご自身でPodcastをやられているからというのもあるかもしれせんが、トークが上手でありながら人としても面白いから困っちゃいますよね。そういう縁を大切にしつつ、今後もたくさんの方々と出会えればなぁと思った次第でした。

では、また。

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