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縁は自ら結ぶもの

繋がっているだけでは細くなる

学生の頃ずっと友達でいるだろうと思っていた友が何人かいた。卒業したあとも時々会うし、機会は少なくなってもずっと続くものだと思っていた。
もう10年会っていない。
いつでも会える距離に住んでるし、連絡先も知っている。
でも、会っていない。
仲違いしたわけでもない。した人もいるけれど。

縁を繋ぐきっかけ

10年以上前にやってたSNSのゲームで出会った仲間達。
ゲームといってもガチャ課金の呪いのようなクソゲーだったが、その中で知恵を出しながら楽しんでいた。
そのゲームでいたチームのリーダーが「オフ会しよう」と声をかけた。私のオフ会デビューのきっかけだ。
生まれて初めてのオフ会は20人近くいた。
それから人数は絞られていくものの不定期的に会うようになった。
それから数年、私はドラクエ10に浮気しあのクソゲーも配信終了となった。普通なら、ここで出会った人たちはそのまま縁が薄れていくんだろう。学生の頃の思い出が奥歯の方で苦かった。

繋ぐ行動力


去年の夏、私は東京にいた。
とある資格の講習会でしばし滞在するためだった。
夜は暇なので、「どこでご飯を食べようか。」
そう質問した相手はいつかのゲームの友達。
もんじゃ焼きを食べて、スタバでフラペチーノ買って映えやんwと写真を撮ったり。
来れなかった別の友達も、今度はまた一緒に遊ぼう、と。

スカイツリーとアサヒビール
キラキラフラペチーノ

ここのゲームメンバーは今もライングループで繋がっている。
でも、グループがあるだけで時間とともに疎遠になっていくパターンはよくあること。
でも、確かに会話は減ったかも。でも、ちょっと会いたいなぁと思ったら躊躇なく声を出す所。

大きかったのはリーダーの存在

ただ廃れていく場所にさせなかったのは、そのゲームでリーダーをしていた女の子。
ゲームが配信終了になっても、定期的に連絡取ったり、会える機会を設けてくれたり。
ずっと繋ぎ続けてくれている女の子。
みんなに話を振ったり、返しやすい話題を振ったり、自分の話も織り交ぜながら。
私もそんな場所にしたいと、ドラクエ10のチームのライングループはあるけれど、ほぼ私の独り言置き場のようになっている。
そのたびに私って頭張る資格ないなぁとちょっと凹む。
あの子のようにやれたらいいのにって。

それでも

それでも、しつこく続けてる。
会話の頻度は減ったけど、直接会う機会も早々ないけど、

縁を繋ぐことを続けている

切れて欲しくないものは、しっかり自分の両手で握っていないといけないと知ったから。

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