ドイツでの家探しに悲鳴
こんにちは。Sudachi in Germanyです。
今回はドイツでの家探しの体験談をシェアします。長期滞在する場所はまだ決まっていないのですが、これからドイツで住むことを検討されている方は、今すぐに家探しを始めることをおすすめします。私のようになってほしくないので…泣
甘くみていた住居探し
ドイツに来るのは2回目で、住居探しが難しいのは分かっていたのですが、「コロナ禍でどうせ留学生は来ないし何とかなるでしょ!」と思っていたら何とかなりませんでした。
大学の寮に登録したのは7月上旬。1DKのような部屋は14から19カ月待ちで、こんなの待っていたら留学終わってしまう…と絶望。キャンプをするわけにもいかないので、渡航前に「Airbnb」という民泊のサイトで1カ月間、仮住まいを予約しました。
お値段は7万6190円で、運よく予約が取れたのですが、私の大学は地方都市で、これを逃すと同じ期間で10万以上するところでした…。恐ろしい。しかもワクチン接種をせずに渡航してきたので、5日間隔離生活をしないといけず、別のオーナーには予約をキャンセルされてしまいました。
「まあ、一カ月あれば家決まるでしょう」と楽観視していたSudachi。ドイツの部屋探しアプリ「WG-GESUCHT」でオーナーへ連絡を送っても返信がなかなか来ず、Airbnbの安い物件には限りがあるため焦り、急いで10月から年末までの3カ月間、再びAirbnbで一番安い仮住まいを予約しました。値段は1カ月あたり7万8650円。大学のサイトによると、住居費用は月に250ユーロから375ユーロと書いてあるので、間をとって310ユーロくらいと計算すると、およそ1.5倍支払っていることになります涙
返信率は25% WG-GESUCHTの家探しに苦労
8月末からWG-GESUCHTのアプリを利用し、ホストへ連絡を取り始めて今日で約1カ月。28件へ連絡を取り、返信が返ってきたのは7件。うち6件はお祈りメッセージでした。「応募が多く、残念ながら別の人が見つかりました」とのこと。”内見すらさせてくれないし、そもそも、候補に入れてくれてた…?”と疑問が湧きますが、募集広告を頑張って翻訳し、その人らの人となりに合わせて書いた文章に何も返信してこない残りの21件よりいくぶんましだな...とも思います。
幸いにも返信があった1件は、「内見どうぞ」と連絡きたので、今日訪問してきました。キッチンや風呂、洗面所や洗濯機はシェアですが、20平方メートルほどの自分の部屋があり、オーナーさんの雰囲気も良かったので、そこに入居したい…!
「なぜ連絡くれたの?」とのSudachiの問いには「実家が農家で関係ありそうだから」「NPOの活動で日本人のヒロユキ?と6カ月くらい部屋をシェアした経験もあるし」とのことでした。ヒロユキさんありがとう涙 他にも数人内見者が居るようなので、選んでもらえることを祈るばかりです。
渡独を決めたら家探しを
ドイツには日本のように不動産へ行けば学生の住むような物件を探してくれるサービスはありません。(私が知らないだけかもしれませんが)
4月の中旬には大学から合格通知をもらっていたので、すぐに大学寮へ登録するべきでした。もしかしたら空き部屋を案内してくれていた可能性があったかもしれません。現地に着いてから家探しを本格的にするにしても、少なくとも3カ月程度は時間がかかることを見越して、早めにAirbnbなどで予約しておけば、途中で移動することはなかったかもしれませんし、もう少し費用を抑えられたかもしれません。
大学のチューターは、「外国人は特に家探しに苦労すると聞いている」と話していました。そして、みんなが家探しに苦労することもあり、少なくとも私の周りの友人は誰も手伝ってくれませんでした。住居探しのために、強くならないといけないな、とドイツに来てからすでに壁に当たっています。
私のようにならないためにも、渡独が決まったら早めに準備を進めておくことをおすすめします。
Sudachi in Germany
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