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気持ちよいこと

新しい世界を作り上げるって、最高にエキサイティング。ホテルの新規開業、リブランディング、経営改善。なんでもいい。

同じゴールに向かって、やるべきことを洗いだし、役割分担して、責務をこなしていく。

やりながら、いつも思う。
もっと経験があったら。
もっと知識があったら。
もっと人徳があったら。
わたしってなんでこうなの。
あの人すごい。

だけど、時間は流れていくから。
容赦なく開業日や、御披露目や、決算日は近づいてくるわけで。待ってくれないから、とにもかくにも、その流れにうまく乗るしかなくて。だから良いも悪いも、ワクワクも疲れも、自分の未熟さも、すべて時間の波が押し流してくれる。やるしかない。

やっと開業や御披露目を迎えたら、そこからが、実は本番で、スタートなわけで。開業に向かって全力で走ってきたのに、ゴールテープ切った途端に「ここがスタートラインかよ!」って、それを感じて愕然とする。(その日にみんなで乾杯するビールは最高だよね。)

スタートしたからこそ、エラーも出まくる。クレームも出まくる。モノの準備だけでスムーズに行くことは皆無に等しく、なんでここ動かないの?なんでうまくいかないの?ニーズそこなの!?って忙しい。

がんばってるだけじゃ、結果は出せない。仕組みにしなければ。

だけど、大丈夫。苦楽をともにしたチームになってるから、なんでもやっていける力がついてる。アイディアや改善案はどんどん出てくる。私これやりますねって、ここ手伝いますねって言葉が自然にでてくる。あぁ素晴らしい、この感じ。

準備の期間は思考、想定、シミュレーションが命綱で、スタートしてからはアクションが全て。

頭で考えたことを行動に移し、積み上げていく時間。この過程が、同じ方向を目指して、未来をともにつくり上げること。
これは最高にエキサイティングだから、一度味わったら、また、誰かとつくりたくなる。

私もまた、やりたい。
やろう、一緒に。

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