PUDOステーションで匿名配送したらめちゃ楽だった
BOOTHという通販サイトで同人誌の通販(発送)をしています。
BOOTHには「あんしんBOOTHパック」という匿名配送があって、送る人も受け取る人も相手に住所を知られなくて済むという便利なシステムです。
他のフリマアプリなどにも似たようなシステムがあると思います。
あんしんBOOTHパックの発送手順はだいたい、
・ヤマトのカウンター(もしくはコンビニ)に梱包した商品を持ち込む
・1つずつ端末でQRコードをスキャンして、宛名ラベルを発行
・箱や封筒に宛名ラベルを貼り付ける
・荷物を預ける
という流れ。
便利っちゃあ便利なのですが、
荷物が複数ある時は全ての荷物を発送し終わるまでカウンターを占拠してしまうため、後ろに並んでいる人を待たせてしまったり、忙しいスタッフさんの手を塞いでしまいます。
心配性の私は発送が終わるまでずっと「すみませんすみません」となってしまい、気持ちが落ち着きません。
スマホでQRコードを表示する時や、発行したラベルを貼り付ける時にも、商品の取り違いが起こらないように細心の注意が必要で、これ本当に中身とラベルあってるよね?という不安も付きまといます。
封筒に発送番号をメモしておけばラベルの番号と見比べて確認もできるのですが、数が多いほど確認にも時間がかかる。
発送が二つや三つならまだいいのですが、それ以上荷物がある時は匿名配送は手間がかかりすぎる気がしてしまい…
結局匿名配送は諦めて、ラベルを自宅で印刷して貼るだけで簡単に発送できる「クリックポスト」を使用するようになりました。
最近、PUDOステーションとかいう便利なものが地元にできました。(たぶん都会ならもっと前からある)
いわゆる宅配便ロッカーで、無人で荷物を受け取ったり発送したりできるサービスです。
試しに使ってみたところ、これは便利!
QRコードをかざして、いくつか質問に答えて、ロッカーに荷物を入れて、ドア閉めるだけ。
手順を工夫すれば、匿名配送であってもほんの数十秒でさくっと簡単に発送できてしまいました!
ということで、自分の覚え書きも兼ねて、発送の流れを書き残しておきます。
1.発送用のQRコードを印刷する!
注文一覧から「二次元コードを発行する」ボタンを押すと、注文詳細画面に入って、QRコードが生成されます。この注文画面を、丸ごと印刷してしまいます。
(コードと注文詳細が入っていればいいので、2ページに分かれてしまう時は1ページ目だけ印刷する設定にしても大丈夫だと思います。白黒でOK)
発送用のコードはスマホで表示できます。なので、本来は荷物とスマホさえあれば発送が可能です。
ただ、私はスマホで毎回その荷物のページを探したり、封筒にわざわざ受付番号を書いたり、番号があっているか見比べて確認したり…という手間を減らしたいので、「紙に印刷する」方法を取りました。
(荷物がひとつやふたつならスマホで十分です!)
調べたところQRコードだけシール用紙に印刷して荷物に貼る、という方もいらっしゃった(すごい)ので、ここは自分のやりやすい方法で。
荷物とQRコードを1対1で確実に結び付けられるのが理想です。(このコード、どの荷物のだっけ?とならないように!)
プリンターがなければPDF出力してコンビニで印刷できますし、パソコンがなければスマホのスクショを印刷すればよいのです。
2.梱包した荷物に貼り付ける!
印刷した紙の注文詳細を見ながら、必要な商品を箱や封筒に梱包します。この紙はピッキングリストも兼ねているというわけです。
箱や封筒に何かを書く必要はありません。
梱包が終わったら、荷物を区別するために注文詳細の紙を貼り付けます。
この紙は発送する時に剥がして回収するので、マスキングテープなど粘着力が弱くて外しやすいもので固定してください。
3.PUDOステーションに入れる!
梱包が終わった荷物を持って、PUDOステーションのあるところへ行きます!
(月曜日はメンテナンスの場合もあるらしいのでご注意ください)
もしロッカーがいっぱいだったり、他に使っている人がいる場合は、全て発送するのは難しいかもしれません。あくまで「空いていれば発送できる」という感じです。
また、場所によってロッカーの大きさや数が違うので、事前に確認しておくことをおすすめします。
近くにPUDOステーションが複数あるならハシゴするのもありかも。
PUDOステーションのメニュー画面で「発送する」ボタンにタッチして、荷物に貼り付けた紙のQRコードを読取口に読み込ませます。
QRコードを読み込ませるのはちょっとコツが要りました。読取口から赤い光が出ているので、その光をコードに当てるようなイメージです。慣れたら簡単です。
コードが読み込めなければ、番号を手入力も可能です。
操作を進めると、ロッカーの鍵が開いて「ここに入れてね」と教えてくれるので、そのドアを開けて荷物を入れて、ドアを閉めるだけ。
※この時、貼り付けた紙をはずし忘れないようにしましょう!紙は必ず持って帰ること!
荷物が小さいのにSサイズのロッカーが空いていない場合は、ごめんなさーいと思いつつ大きなロッカーに入れます。
手続きを完了すると、PUDOステーションの画面に追跡用の伝票番号が表示されますが、特にメモしなくても大丈夫です。
BOOTHで「発送完了通知」をすると、自動的に番号が入力される便利な仕様です。
4.発送完了通知
荷物から剥がした紙を持って帰って、スマホもしくはパソコンから「発送完了通知」を送ります。
注文がたくさん入っていて、一部だけを発送した場合は、持って帰ってきた紙を見ながら間違えないように発送完了通知しましょう。
発送完了通知を送ったら、発送作業は完了です。
カウンターに行列を作らせてしまったり、スタッフさんの手を煩わせたりしなくても、さくさく発送手配ができるとても便利なシステムでした!!
匿名配送に限らず、ヤマト運輸さんのお荷物を普通に発送するのにも使えるようです。(クロネコメンバーズの「宅急便をスマホで送る」というメニュー)
次からは積極的に使おうと思います。
PUDOステーションありがとう。
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