映画「ステージマザー」を観た【ネタバレあり】
去年の11月頃に、たまたまYouTubeの広告でこの作品の予告編を観みゃした。
コメディー要素が多めの人間ドラマを観れるのかな?と思い公開したらすぐ観るにゃ〜!と意気込んでいみゃしたよ。
予告編であらすじはザックリ分かりみゃすね。さっそく感想なのですが…
お母さん力が凄い!
この作品は母と息子の親子愛、人の死を受け入れること、それぞれの個性、そして夫婦の愛を描いた作品ですにゃ!
主人公の女性(以下メイベリン)は息子が生前関わった人たちと交流しながら、周りの人に自分の人生と向き合う勇気を与えて行くのです。そして彼女自身も勇気を与えられて、ずっと逃げていたことに向き合います。
そのことに一番感動しみゃした。
人が持っている力って凄いにゃって感じた。
お母さんだからこそ、かけてあげられる言葉、愛情表現、寄り添い方があって説得力が凄かったです。
メイベリンが自分の人生を行き始めたとたん、どんどん魅力的に可愛くなって行く姿にキュンキュンしました。
この作品はゲイバーが舞台でドラァグクイーンの方も出て来ます。
みんな色んな悩みを抱えていて、LGBTの方が感じる苦しみも描いていみゃす。
スコちゃんは当事者じゃないから映画に登場する人達と同じ苦しみはありみゃせん。登場人物は「このままで良いんだろうか?」「どうして自分はこんな風(不器用)なんだろう」と悩み苦しんでいみゃす。
悩みの種類は違うけどスコちゃんも同じようなことを思ったことがありみゃす。だからこそ登場人物に気持ちを重ねていみゃしたよ。
ドラァグクイーンがカッコいい
この作品の見せ場はゲイバーでのショーですにゃ!素敵なドラァグクイーン達が登場しみゃす。
昔、とんねるずと氣志團の綾小路さんの三人組「矢島美容室」というユニットがあって、あれの本場の本物が観れるのですにゃ!
最近ではVOGUEのYouTubeチャンネルで色んなドラグクイーンのメイク動画が観れるけどステージでショーをしているところを初めて観みゃした。
ムキっとしている腕の筋肉がカッコいいのに動きは繊細で目は優しくって、不思議な世界の生き物を観ている気分でした。
人間じゃなくてエルフやドワーフ、ホビットとかそういった人間に分類されないけれど人の形をしている生き物という感じ。
映画の中で彼らのオリジナルソングがショーで披露されるのですが、その曲が出来た経緯がめっちゃエモいのですよ。
ネタバレだけど好きなシーンを言いたいにゃ
・メイベリンが、白い衣装で息子とコラボして歌っている演出がめっちゃエモいにゃ!って興奮した
・いつも自分の気持ちを押し殺して生きて来たけど旦那さんと言い争うところ好きだにゃ。息子が亡くなってずっと後悔していたんだなって感じたから。
・息子の恋人ネイサンがメイベリンと一緒に泣くシーンはめっちゃグッときみゃした。悲しい気持ちを抑えていたからピリピリして、いつも冷たく当たっていたんにゃよね。
また映画を見たら感想書きみゃす。またね。
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