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これからの生き方を考える

どうも、床革作家のすちです。
今日は早起きできず、
投稿が遅くなりました。

週末、友人と久々に会う機会があり、
これからの生き方について考えたので、
いま考えていることを綴ります。


いまの生活あなたは幸せ?


”人生100年時代”と言われる現代は、
親世代が生きてきた世界とは根本的に
別のステージに入っています。

私の親世代が生きた高度成長期時代は、
”モノがない時代” でした。
多くの企業が誕生し、
技術革新を繰り返し、
量産技術を確立。
モノがない人々に対して、
便利で快適な生活を提供してきました

人々は、
”モノがない人たちにモノを届ける”
という意義を感じ、
やりがいを感じながら
働いてきたんだと思います。

一方、我々が生きる現代は、
”モノがあふれる時代” です。
多くのものが、量産化技術で
より安価に手に入るようになり、
人々の生活はモノであふれ、
便利で快適な生活を支えています。

では、現代人は今、
幸せを感じて生きているのでしょうか?

少なくとも、
私はそんなに幸せではありません。
将来のお金の不安を抱え、
仕事の意義に疑問を感じ、
自分の存在意義に疑問を感じる日々。

せっかく昔の人々が努力し、
便利で快適な生活を
提供してくれたにも関わらず、
お金の不安に襲われ、
自分の仕事に異議を見いだせず、
存在意義すら疑ってしまうあり様。
同じように感じる方も
多いのではないでしょうか?

戦後の様々なビジネスは、
人々の生活を
便利で快適なものにしてくれた。
でも、人々(少なくとも私)を
幸せにすることはできなかった。

「いやいや、
幸せを感じる姿勢が
弱いだけでしょ」
という声が聞こえてきそうです。
でも、本当にそうでしょうか?


幸せを感じられるかは、姿勢の問題?

自分の考えは、半分YES, 半分NOです。

日々の小さな幸せは、
自分の姿勢次第で感じることができます。
”いまここ” で、
今この瞬間の幸せを感じ、
かみしめる姿勢は
とても大切です。
これが 半分YES です。

一方で、幸せを感じるのが
難しい時代になっている、
という構造上の問題も影響している
と考えています。

山口周さんの「ビジネスの未来」を読み、
”社会のために仕事を頑張らねば!”
と考えていた自分は、
少し肩の荷が下りました。
ああ、無理に頑張らなくて良いんだ、と。

以下、自分なりの要約です。

ビジネスは、
「便利で快適な世界の実現」という
使命を達成し、その役割を終えている。

にも関わらず、
現代人はまだその枠組みの中で
経済的な成長を目指してもがいていて、
様々なひずみを生じさせてしまっている。
無限の上昇・拡大・成長
という呪縛から解放され、
別の目標を目指さなければならない

AIなどの新たな技術のイノベーションで
生産性が上がれば上がるほど、
一部の人々の仕事を失い、
失業率も上がる

効率と生産性ばかりを追い求める
市場原理主義は、イノベーションにより
社会問題を生み出しているとすら言える

こんな時代、
人々が仕事に意義を感じて
生きるのが難しくなるのは
当然ではないでしょうか。
これがもう 半分のNO です。

※引用は、原文ではありません。
興味のある方は山口周さんの
「ビジネスの未来」を
ご一読ください。


では、何を目指せばよい?

山口周さんの言葉をお借りすると、
「生きるに値する世界の実現」です。

モノがない時代にモノを
効率よくガンガン作って、
人々に便利で快適な生活を
提供しようぜ!
という時代は終わりました。

ひとりひとりが人生に幸せを感じ、
「生きたい!」
と想える社会をつくること。
これが、これから我々が
目指すべき社会です。

社会を作る、なんて聞くととんでもなく
大きいことをしないといけないように
感じますが、そうでもありません。

ひとりひとりの人生が
少しずつ充実すること

それが生きるに値する世界の実現の
第一歩だと考えています。

そんなこんなで、私は
”自分に素直に生きること”
これを目指すことにしました。
当たり前のことのように聞こえますが、
これからの時代、もっと重要度が
増してくると思っています。


コロナが教えてくれたこと

自分の人生を見直すにあたり、
コロナの影響は本当に大きい。
特に、コロナ禍の在宅勤務です。

いままでは、自分の現在の職場を前提に、
制約条件の中で、住む場所を選び、
暮らし方を選択していました。
それは仕方のないことだと思って
あきらめていたからです。

自然が好きで、アウトドアを楽しみ、
憧れの暮らしは農ある暮らしで、
古民家住まいというタイプ。
にも関わらず、
職場との距離を理由に、
理想の暮らしを我慢していました。

ところが、フルリモートで仕事が
できることが分かってしまった。

いよいよ
「なんのために都会に住んでいるのか」
良く分からなくなってきました。

本質的には、住む場所の制約は
何の意味もなかったと知ってしまったんです。

薄々きづいてはいたことですが、
”仕方のないこと”、と
見て見ぬふりをして、
諦めていたんだと思います。

会社に住む場所を縛られて、
理想の暮らしを諦め、
将来にわたって自分の仕事に
疑問を持ちながら働き続ける。

お前、こんな生活のままでいいの?
コロナにそう問われているように感じました。


これからの人生を自分はどう生きたいか?

コロナに背中を押され、
人生を真剣に考え直した私は、
自分で稼ぐ力を身につけ、
自分の人生のハンドルを自分で握りたい
と、考えています。

①自分の生きる場所と時間を
 コントロールするには自分で稼ぐ力が必要
②自分の人生を生きている人って
 心底かっこいい

会社に縛られていた場所と時間を解放する
そのためには、毎月安定していた収入を
自前で調達する必要があります。
自分で稼いだことがない自分には
大変な道のりですが、やるしかない

そしてもう一方のモチベーション
自分の人生を生きている人って
カッコいいんです。
自分もその生き様に、
人生に憧れてしまった

週末に出会った方たちは、
自分の人生を自分で選び、
リスクを取りながらも
自分に素直に行動していました。

おそらく大変な時期もあっただろうし、
たくさん苦労もしているはずです。
でも間違いなく充実した
人生だったことが
ひしひしと伝わってくる
表情をしているんですね。

そういった方々の言葉は本当に重い

一言一言に中身がぎっしり詰まっていて、
心にガンガン響いて、揺れ動く感じ
別に何かを自慢してくるわけでもなく、
マウントを取ってくるわけでもない。

むしろ、相手に寄りそう優しさで溢れている
初めてお会いした方もいたのに、
こちらの素をさらけ出せてしまうほどの
安心感があるんです。
ほんと、こんな人間になりたいと
こころから思いました。

自分の気持ちに素直に生きる、
他の誰も経験したことがない
豊かな経験を積む。

これらの積み重ねが、
いまの彼らの輝きを作っている
と思うんです。

自分の気持ちに素直に、
自分の人生のハンドルを
自分で持って生きる
そう強く心に誓いました。


これからの生き方具体プラン

では最後に少し現実的な話
どうやってキャリアをシフトするか?

① 現業を続けながら、副業を育てる
② 現業をやめて、理想を模索する

それぞれの案に良し悪しがあります。

①は、一見するとローリスクですが、
副業で成果が出なかった時に、
現業を続けるしかなくなる、
というリスクが残ります。
年齢的にも、時間を失うと選択肢が
どんどん狭まってくるのは大きなリスクです。
①の場合は、一定の期間を決めて
バックアッププランを考える必要ありです。

②は、現業をやめるので
安定的な収入がなくなる
というわかりやすいリスクがあります。
このリスクを
どうマネージするか、が重要です。

一方、こちらの選択肢の
良い点はスピード感です。
失敗する可能性も高い②ですが、
その失敗も含めて
検証サイクルを高速で回しやすいので、
最終的に自分で稼げるように
なるまでの期間は
短くなると考えられます。

さらに、その失敗のひとつひとつが
”経験” として蓄積され、
自分の血肉になるので、
それらの試行錯誤の変遷を
情報発信コンテンツとして活かせます。

現時点では、まだ①、②のどちらを
取るかを決めていませんが、
早々に方針を決めて、
時間を区切って
活動しなければならないのは
間違いありません。


というわけで、
自分が変化を志した背景と
いまの想いを綴ってみました。

みなさんも少し立ち止まって、
自分の働き方、生き方を振り返る時間を
取ってみてはいかがでしょうか?
では、また明日。



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