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薬剤師になるまで(1)


世の中には様々な職業がある。
その中からなぜ
私が薬剤師という職業を選んだのか。

どういう過程を経て薬剤師になったのか。


大それた理由なんてないし
道のり長すぎて恥ずかしいし晒すべきでない気がしてきたが・・・。

自分を見つめ直す意味も込めて、振り返っていきたいと思います。


私が「薬剤師」という職業を知ったのは
中学3年生なりたての頃。
アトピーが悪化し通院が始まった。

病院でもらった処方箋をすぐ隣にある薬局に持っていきそこの薬剤師さんが薬の説明して渡してくれる。

そんな印象。


少し話が逸れるが、中学生までの私は
人より少し勉強ができた。
進学塾に通わせてもらい
成績は学年上位まで上昇。

第一志望は公立の進学校だったが
滑り止めの私立を決めないといけない時、
入学時から文系・理系に分かれてるところがあるということを知る。

当時、国語・英語・理科が得意だった私。
その中でも一番好きなのは理科。

数学がかなり苦手だったため、理系か文系かの選択はかなり迷ったが・・・

文系に進んだ自分の未来が見えなかった。

理科が好きな自分を信じて・・・理系を受験。(理系の方が偏差値高かった)

滑り止めは無事合格。
そして本命の公立にも受かることができたので
入学時点では理系・文系の選択は
必要なくなった。

薬剤師になりたいと思った決定打は
正直覚えていない。

しかし

高校1年生の時
友達と将来の夢について話した時に

私ははっきり
「薬剤師」
と言ったことは覚えている。

その時、薬剤師になりたいと言ってた子は数人いたが、最終的に薬剤師になったのは私のみ。

良く言えば一途やし、
悪く言えば視野が狭いのかも(笑)

中学生まではそれなりに
勉強ができた私であったが

高校でハードな運動部に入部。

休みがまったく無く
勉強する習慣がなくなってしまい
成績急降下・・・。

でも、理科はやはり好きで
なかでも化学が好きだった。
(高校の化学なんて今思えば遊びやけど。涙)

なので、ずっとブレずに
薬剤師になりたいと思っていた。
化学が好き→薬剤師
なんて
非常に安易な考え。

まぁ、思うのは自由・・・。
(学力は、高3の数学の実力テストで0点取るほどのポンコツ)

本格的に受験について
考えないといけないとなった時、

近畿圏の国公立の薬学部は
阪大と京大しかないことを知る。

我が家はお世辞にも裕福な家庭ではなかった。

子供ながらに
私立の大学なんて行けないのでは、と思い
一度は諦めかけた。
さすがに阪大京大は無理と。

その後、奨学金の存在を知ったので、
結局薬学部を目指すことになるのだが。

高校3年生にもなると
周りがみんな予備校に通い出す。

しかし
私はお金が無く、予備校に通えなかった。

通いやすいところに
予備校が無かったという理由もある。

某通信教育を使って
自分で勉強することにしたが

まぁーーー勉強できない。

昔から家では勉強できないタイプ。
本当に何してたんでしょうね。

現役では3、4個受けて全落ち。

他の学科で滑り止めも受けてなかった。

親が浪人していいと言ってくれたので
もう1年頑張ることにした。

しかし、条件があって、

①予備校には通えないので自力で頑張ること

②受験料は自分でなんとかすること

したがって

バイトしながら宅浪する

というハードモード。
まぁでもその条件を飲む以外に選択肢は無い。来年こそ受かろうと、心に誓った・・・。


長くなったので続きます(汗)


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