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アニメ 波よ聞いてくれ

今回は前回投稿からかなり間が空いてしまったが、理由はテスト終わりのダラけと言うやつだ。まぁそんな事はさておき今回も私のこれまで見てきたアニメ作品の中から選りすぐりのおすすめ作品を紹介したいと思う。

今回紹介するのは「波よ聞いてくれ」というアニメだ。

この作品は昨季の春アニメで本当につい最近まで放送されていたので、世間での知名度はまぁまぁと言った所かと思う。

とはいえ、この作品を知っている人からすれば昨季のアニメを紹介するなんてネタ切れかよと思われてしまうのは承知の上だ。
では、なぜ私がこの作品を今紹介しようとしたかと言うとそれはまた後で、話そうと思う。

それでは今回もまず最初にあらすじからこの作品の魅力を読み解いていこうと思う。

** **あらすじ

時代背景は現代、札幌市のスープカレー屋「VOYAGER」で働く主人公(ミナレ)職場のラジオから自分の声が流れていることに気づき驚く、なぜならその前日、ミナレは、偶然知り合った地元のラジオ局「MRS」のディレクター・麻藤兼嗣(初対面)を相手に失恋について愚痴っていたが、その愚痴は麻藤によって密録されており、その音源がラジオで流されていたのだったからだ。ミナレは放送を止めるためにMRSに乗り込み、麻藤と再会するが、逆に彼に言いくるめられ、ラジオでアドリブトークを披露することになる。その後、ミナレは、深夜帯に冠番組を与えられ、VOYAGERで働きつつラジオパーソナリティとしての活動を開始する事を決意し、ミナレの番組『波よ聞いてくれ』は、麻藤の意向により「回ごとに企画を変える」という方針が採られ、ミナレも、自身の失恋から着想を得て制作された架空実況やオーディオドラマを放送したり、隣人を訪ねて収録を行ったり、構成作家の取材旅行に同行してレポートを録音したりと、パーソナリティとして番組作りに携わっていく。そしてラジオその物の存在、魅力にどんどん気づいていく。

まぁこんな所だろう。
それでは、ここからはこの作品の魅力を紹介していこうと思う。まず1つ目は、

ミナレの面白さ

にある。
どう言う意味かというとミナレ(主人公)と言う人間に魅力があるのだ。具体的にいえば、口が上手くて、不器用で、女性なのに何処か男ぽくサバサバしていて、それでいて意外に鋭い。そんな、主人公の面白さがこの作品の1番の魅力といっても過言ではない。

そして、この作品の2つ目の魅力はなんと言っても人間関係にあるだろう。

ミナレとミズホ…それ以外にも…

まずこの作品での主人公ミナレは無一文だ。そのため、ラジオ局のADであるミズホの家に転がり込んでいいる。そんな家主(真面目なミズホ)と居候(適当な性格のミナレ)の関係が絶妙に描かれているのだ。そして、その他にも、物語が進行するに連れて、麻藤さんの過去やVoyagerでの主人公と忠也(ミナレの同僚)との関係やマキエ(説明省略)という人間について言及されており、まぁまぁ深みもあって面白い。

そして、最後この作品3つ目の魅力は、

最終回のラジオの在り方…

** 未来予知?

さて、この3つ目の魅力に関しては、要は物語のクライマックスと言う所だ。なのでここの部分に関してはネタバレを含んでしまう事をご了承頂きたい(そこまでネタバレしないようにします)。もし、少しのネタバレも"いやだ"と言う方は是非ともこの部分は飛ばして頂いきたいと思う。


それでは3つ目の魅力を語っていきたいと思う。これは先にも述べた様に物語の最終版でこの作品の核とも言える。そんな、この作品の最終回は、これまでラジオパーソナリティとしてやってきたミナレがようやくラジオの魅力に気付かされてきた時だった。いつものように「波よ聞いてくれ」の放送をしていると、突如、地震が札幌(北海道)を襲う。そして、戸惑うミナレに、周りのラジオ局員達の目が変わりすぐにミナレに災害時緊急マニアルの原稿が渡される。更に戸惑うミナレに、麻藤さんが災害時にラジオ局が何をすべきかを伝えられ、そのままミナレは番組を延長して代わりが来るまで災害に関する状況を視聴者に伝え続けた。そしてミナレは、最後にラジオの在り方を悟って物語は閉じた。
私は、この作品を見終えて現代の中で一見衰退の一途を辿っている様にも見えるラジオだがその重要性を再確認した。特に災害時には、停電時、ラジオは唯一の情報手段になる。そんな事に私は今更ながら再確認をする事ができた。そうさせてくれたこの作品は今の世の中に小さな気付きを与えてくれる、これがこの作品の3つ目の魅力である。


まとめ

それではまとめに入りたいと思う。
今回紹介したアニメ「波よ聞いてくれ」は、魅力たっぷりの作品で、特に癖もなく別にアニメ好きではなくとも楽しめると思う。そして、この作品は、冒頭にも述べた通り最近のアニメとなっており、多くの動画配信サービスでも見つけやすいと思うので比較的見やすいと思う。以上をもって今回は締めさせて頂きたいと思う。皆さんも良いアニメライフを!


追記
今回は前回までのレビューとは違い少し改行を多めにするなど少し読みやすい様に自分なりに工夫をしてみましたが、正直私の技術が未熟な為か、本当に読みやすくなったかは途中で分からなくなりました(笑)。恐らく、前の改行ほとんどなしの長文レビューよりは、読みやすいとは思うのですが、もし、読みにくいようでしたらコメント欄に書いて頂ければ幸いです。今回も長々とありがとうございました。


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