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【#67】先手必勝の理

〈この記事を書いた人〉
福田浩樹(ふくだひろき)
1990年生まれ。大阪府出身。株式会社ネクスト COO
医療機器、不動産など複数の営業を経験。不動産営業では社内の歴代最高の売り上げ記録を更新。また、不動産エージェントとしての活動と並行して営業コーチとしても活動。エステサロン、英会話、弁護士業務、などの複数の業界において売り上げアップに尽力。業界問わずあらゆる営業において顧客の信頼を掴むコミュニケーション術を指導。

今回は先手必勝の理というテーマでお話し致します。

面白い話を聞いたので書こうと思います。
社会人として、やはり先手必勝がとても大切という話です。
もちろん大器晩成型の人もいらっしゃいますし絶対的な正解と言うことではないのですが参考になる考え方だと思います。

これはキングコングの西野亮廣さんが言っていた理論になります。
1つのゲームがあります。
A君とB君の2人がいて互いに1,000円所持しています。
目の前にはコインが1つあり、コインを投げて表が出ればA君の勝ちで裏が出ればB君の勝ちです。
もう1つのルールを付け加えると、勝った方は自分の所持金の20%を相手から貰う事ができます。
完全に勝率50%のゲームを繰り返していくという非常にシンプルなゲームです。

ゲームを開始していきます。
コインを投げると表が出ました。
つまり、A君の勝ちですね。
A君は1000円所持しているので、20%にあたる200円をB君から貰うことが出来ます。

次のゲームに移ります。
次は裏が出ました。
今度はB君の勝ちです。
B君は所持金の20%をA君から取り返すことが出来ます。

現在、1勝1敗の互角の戦いです。

現状の所持金を見てみましょう。
A君:1,040円
B君:960円
になります。

??????

差が出来ています。
2戦目のゲームが始まった時点でのB君の所持金は800円でしたから、勝ってもその20%の160円しか貰えなかったわけですね。

このままゲームを続けて、3戦目=A君の勝ち、4戦目=B君の勝ちで進んだとします。
その時の所持金は
A君:1,097円
B君:902円
となり、差が広がっています。

勝率が50%のゲームで同じ戦績だったとしても先勝したかしていないかだけの違いでその後、ゲームを続ければ続けるほど差が広がっていくわけです。

僕はこのゲームの話は非常に的を得ているなと感じました。
スポーツやゲームの勝負であれば、純粋に勝ち負けを競うだけなのでこのゲームに登場する所持金の概念がありません。
でも、社会においてはこの所持金の概念は密接に関係があります。

どの様な業界や業種であってもビジネスが成約に至るケースもあれば至らないケースもあると思います。
成約に至れば、当然収益にも繋がりますし自分自身の経験にも繋がります。
実績が出来ることで周囲に対するアピールも可能ですし、成約に至った当事者達から次のお仕事を紹介して貰える可能性も高まります。
当然、その先はこのコインのゲームのように成約に至るケースと至らないケースを繰り返していく事になりますが、同じ勝率のビジネスを展開していくのであればやはり先勝している人が有利になります。

西野さんは20代で出来た差は一生埋まらないということも言っています。
20代で先勝した人はその後のビジネスというゲームにおいては非常に有利になるということですね。

一概に全ての事例に当てはまる者ではないのかも知れないですが、非常に納得感のある話だったので紹介させて頂きました。
皆さんはどう考えますか?

ではまた!

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