高収入バイト治験
都市伝説のようにささやかれている治験バイト
あなたは危険だと思いますか?
実は僕、治験バイトやったことがあるんです。
今回は治験バイトの経験を語っていこうと思います。
治験バイトとは
報酬:1週間で14万、1か月で50万などなど
内容:新薬を飲んで身体の反応をみる
ここまではみなさんご存じだと思います。
見つけ方
普通にネットで検索はできます。治験以外にも「臨床試験センター」でもヒットします。
ただし気を付けた方がいいのは登録料や紹介料です。本来はそのような費用をかける必要がなく治験は受けられるのでそういったサイトは無視しましょう。
治験の報酬をもらえるまでの流れ
登録→説明会→健康診断→合格→治験→報酬といった流れです。
僕がやった時には向こうから電話がけっこうかかってきました。
安全性
説明会での内容は新薬の危険性などが語られます。まずはマウスに100倍~300倍の濃度で薬を投与した実験結果などを説明されます。
その結果、嘔吐や呼吸困難などがみられたが死には至らなかったなどと説明されます。
次にヨーロッパで人による投与をしたところ、めまいや頭痛があったなどと説明をされます。日本人は体が小さいから欧米人よりも薬の量は少なくなるようです。
全て説明が終わると「ここまで聞いて辞退される人はいますか?」と聞かれます。もちろん選択は自由なのですが、誰も辞退しません。
倍率が高い
そのまま健康診断を行うのですが喫煙者やアルコールを日常的に飲んでいる人はまず治験をうけられません。
太りすぎもだめ、痩せすぎもダメ、アレルギー持ちもダメなどなど最初の登録時にごまかせても尿検査、血液検査などでバレます。
健康な身体であってもより健康体が選ばれるので倍率はかなり高めです。説明会の1/2から1/4までは人数を絞られていました。
時給8000円?
治験が始まる前に説明会や健康診断が行われるのですが1回行くごとに4000円のクオカードがもらえました。
交通費としてもらえるのですが自転車や徒歩で行ってもみんな一律でもらえます。
説明会や健康診断は1時間かかる時もあれば30分の時もあるので時給に換算すると8000円です。
通院で時給2万円?
治験は通院と入院の2種類があります。入院の方が報酬が高いので人気ですが入院検査で不合格の人は通院の治験を受ける場合もあります。
1回行くごとに1万円もらえたのですが検査は30分の時もあったので時給に換算すると2万円です。
偽物を飲むこともある
治験に合格しても全員がその薬を飲むわけではありません。1/4くらいの人は偽薬を飲むのですが飲んだ本人にも偽薬か本物かは知らされません。
それでプラシーボ効果なども実験のレポートにするようです。偽薬飲んでお金もらえるのはラッキーですね。僕が飲んだものが未だに本物だったのか偽物だったのかは分からないです。
報酬について
世間では高収入で怪しいバイトとしての認識がありますが実際にはそうでもありません。
大体が入院1日につき2万円です。それって24時間拘束されているからなんです。時給換算すると833円です。
通院1回1万円も半日拘束するからこの報酬だそうです。(実際には通院は短時間で終わりますが)
だから2週間で15万とか1か月で50万とかの報酬になるだけです。
1人に2000万円かかってる
1人治験をするのにかかる費用は2000万円といわれています。これは国から出されています。
こんなに1人にお金がかけられているのに世間では怪しいバイトと認識されているのは悲しいです。被験者は2000万円のうちちょっと報酬をもらっているだけなのです。
入院中どうなの?
いよいよ入院が決まると病室に案内されて健康診断後に薬の投与が行われます。
その後はベットでくつろぐも良し、休憩室で漫画、テレビゲーム、パソコン、スマホをいじっている人がほとんどです。とにかく暇ですね…大体の人が寝てますww
食事
食事はきっかり同じ時間に3食でます。量が決められているのですが1日動かない患者にとっては多いくらいです。味はおいしいです。
好き嫌いがほとんどない人にとってはいろいろな料理が出されるので最高です。ただ食事の間は決められた以外のお菓子やジュースなどは禁止です。そもそも外出禁止なので買えませんが…
お風呂
時間は決められていますが毎日入る事ができます。僕が入院した所は風呂の浴槽がとにかく広くてゆったりとすることができました。
看護師
看護師さんたちは優しい人ばかりです。毎日顔を合わせるのでけっこう仲良くなれます。看護師さんたちがせっせと働いているにも関わらず被験者は1日中寝ているのは申し訳ないと思うほどです…
外出
1週間に1回くらいは外出がありました。外出は被験者と看護師で遠足みたいにぞろぞろと行くのですが、普段缶詰め状態の被験者は散歩に行くワンちゃんのように喜びます w
飲食物の買い物は禁止でしたが雑誌や漫画は買っても大丈夫です。
基本的に入院中はこんな感じです。退院の日に報酬をまとめて現金でもらえます。
治験が中止になっても報酬がもらえる!
たまに治験が中止になることもあります。だいたいはデータのミスによるもので「この薬の量は日本人には危険」と判断された時などです。
でも報酬の一部はもらえます。なんでも日程を空けてくれた報酬とかで僕は1/3もらえました。
たしか報酬が20万くらいの治験だったので7万円くらいはもらえました。太っ腹ですよね!
4か月に1度しかできない
治験はいくつかの機関で登録ができますが4か月に1回しかできません。
それぞれの機関はネットワークでつながっているので短期間でやろうと思ってもバレます。これがあることによって治験だけでの生活は無理なんですね。
事後検査がある
入院が終わっても事後検査があります。通院の場合はもちろん交通費がもらえます。
電話での事後検査もあるので何度か電話で症状を言って問題なければ治験完了となります。
女性の治験はあまりない?
女性は月経によって体調が変わりやすいので治験はあまり無いです。
ただ新しい化粧品の治験はあるようで「女性の友達に興味がないか聞いてくれませんか?」という話もありました。
人手不足?
被験者の「4か月に1しかできない」「健康な人限定」「世間では怪しいとされている」ので被験者はかなり人手不足です。
治験のスタッフの方からけっこう紹介して欲しい等のお願いはされました。たしか紹介料も貰えるはずです。
人のためになる
治験はいくつかの機関があります。僕が行ったところは特別良かったのか満足でした。
ダラダラするだけでしたが人のためになる良いお仕事です。
コロナの治療薬は各国が争うように研究しています。治療薬を作った国が今後の経済を牛耳ると言っても過言ではありません。
あなたも1度説明会や検査に行ってはどうでしょうか?
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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他にも僕の得意なジャンルで記事を書いているのでよかったらのぞいてみて下さい。
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