日記 6/28

矢花さんのことが好きすぎて自傷。新品のカッターだったのに切れ味が悪くて泣きながら切り続けたら手首が、腕が、真っ赤になってて、笑っちゃった。矢花さんは恋なんてしないでよ。そこら辺の男と一緒になんかならないで。恋をしてない人が好き。私なんかを好きにならない人が好き。私になんか振り向かない人が好き。贅沢で我儘な願いだから叶わないの知ってるし、幸せになれないのも知ってるけど、でも、それでも、矢花さんが好き。

マイストロベリーフィルム、ちょっと見た。やっぱり苦しかった。そこに居るのは矢花さんなのに、矢花さんじゃない。なんだか不思議な感覚。演技が上手だからかもしれないけれど。明智小五郎とも違う、四季龍之介とも違う、水野カイトとも違う。矢花さんが連れていかれちゃったらどうしよう。って不安になって、ちょっとしか見られなかった。
恋って怖い。私は矢花さんに恋してる私が好きなのに、恋をする矢花さんを思うと怖くなる。矢花さんのことが好きじゃないわたしが居るかもしれない将来が怖い。やだ。私が矢花さんに恋するみたいに、きっといつか、私以外でとろとろに、きらきらに、どろどろに、ぐちゃぐちゃになる矢花さんのこと知っても、本当に好きでいられる？