すばるのI've備忘録その①(自己紹介)

僕のnoteでは今迄に出会ったI've音源・非I've音源の紹介や使用されているサンプリング元などのコアな情報を徒然なるままに書き連ねていこうと思っている。以下自分のI've遍歴。興味なければ読み飛ばしていただいて構わない。

自分がI've Soundに初めて触れたのは小学校五年か六年の時。当時の友達(割とオラオラ系で腕っぷしが強いにもかかわらずオタクカルチャーにも堪能だった)にコンピュータ室でニコニコ動画の存在を教えてもらい、そこで「とある魔術の禁書目録II」の一話を一緒に見たことが最初だったと今にして思う。オープニングテーマはご存じ川田まみさん歌唱の「No buts!」。ニコニコといえば空耳文化といっても過言ではなく、「マヨラー」や「ノーパン」などの弾幕を夢中になって目で追っていた。思えばここから色々おかしくなっていったんだと思う。

時は進んで中学進学。受験のある学校で自分の小学校からは唯一僕だけがそこに進学し人間関係に結構苦労させられた。この頃から僕は深夜アニメを本格的に見始める痛いオタクになっており、放送中のアニメはもちろん家にあったタブレットで興味を持ったアニメを片っ端にみることに傾倒する。そして、今後の人生を揺るがすアニメに出会ってしまう。そう、「ダ・カーポ」だ。
I'veじゃないやん!というツッコミが上がると思うが、まずは聞いてほしい。当時「ダ・カーポIII」が深夜帯で放送されており、萌え萌えしながら見ていると「IIIってことは一作目があるはずだよな」という当然の疑問に行きついたわけである。そして、その古さにびっくり。2003年(原作は2002年)。当時四歳。古っ!しかしながら、同時に新たな発見を多く得たのである。
・原作はゲームで、どうやら「エロゲー」というものが存在する
・エロゲー原作アニメは他にも数多く制作されている
・そしてその楽曲のレベルが普通に高い

「出来上がって」しまった......。

新たな気づきにすっかり火が付いた僕はエロゲー原作アニメを片っ端から視聴し、同時にその楽曲にも注目。Youtubeに上がっている販促用デモムービーも目についたものは積極的に閲覧した(ただし、流石に「18禁」という認識はあったので一線は超えない)。
そして、ようやくここで僕がI'veをしっかりと認識する一本のデモムービーに出会う。その名も

ないしょのティンティンたいむ

である。

考えうる限り最低の出会い方ではないだろうか(楽曲やゲームをけなしているつもりは毛頭ない)......。
直球なタイトル、そしてそれに負けないインパクトのある楽曲。普通なら「イロモノ」として単に面白い楽曲で終わるはずだったのだが、そんな中クレジットが目に入る。

作詞 KOTOKO
作曲 C.G mix
編曲 C.G mix
歌 詩月カオリ

詩月カオリさんは当時存じ上げなかったのだが、作詞家、つまりKOTOKOさんは他のアニソンで出会っておりとんでもない衝撃を受けたものだった。「現在進行形(当時アクセルワールドで「→unfinished→」を歌唱)でアニソン歌ってる人がエロゲーソングに関わっている」、この事実にしばらくショックを受けた。しかし同時に、I've沼へと確実に堕ちていくのだった。
(余談:当時の僕は北海道某市に在住しており、教師の一人に現役I'veシンガーの親戚がいたりと繋がりを身近に感じていた。また、これはのちに出張版NAMIしようで本人と話して知ったことなのだが毎日の通学路にタカーセの実家があったのだ)

高校進学。当時成績内申点ともに危うく成績は学年全体で下から数えた方が早い落ちこぼれだったのだが、教師たちの舐めた態度に嫌気がさし(あと一番近所だったため)猛勉強の末、晴れて市で一番の公立校に合格できた。人生において一番努力した瞬間だと思う。
さてI'veの話だが、中学時代よりも悪化しており当時のプレイリストを見返すと「absurd」、「sacred words」、「birthday eve」、「夏草の線路(Album version)」、「Undying Love」、「Treating 2U」。I've以外なら「Rumbling hearts」、「WHITE ALBUM」、「風の中の青い鳥」、「Divergent Flow」、「はるのあしおと」などなど、確実に老害化していた。この時期から今期アニメをだんだんと見なくなり(代わりに楽曲情報はチェックしていた)、ただのめんどくさいオタクになってしまった。書いてて辛くなってくるしこれ以上語ることもないので高校編は以上にさせてほしい。

そして、大学進学____現在に至る。
大学時代(現在)は長くなるので気が向いたらということで今日はここまで。
次回からはしっかりと音源紹介を行っていこうと思う。


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