2015年5月29日

【金曜日と美大生と小学生】

昨日は講評初日。私は6年目だけど緊張し過ぎ。嫌気もさす、理由は考えたくない。発言しなくても済む方法がない。

今日は講評二日目で。授業時間内に収めるテクニックというか、計算というか、観察と分析が要るけど、どだいバランサーじゃない。適切に手短に、と心がければ口が悪くなるし、それで他の先生がカバーしてくれるけど、「言いたいことと違う」から腹が立って、暗闇でちょっと泣く。

それで黙ってスクリーンを見つめて、ようやく「(作品)悪くないじゃん!」とわかるのにもう言葉が出ない。

4年生のK太。問題が解けない時に泣く。負けず嫌いというか、あせらされるのが嫌いみたい。残り時間をアナウンスするとちょっとキレて、答え合わせを始めると涙が伝う。

K太を見ていると、そう、誰かに謝りたいとかじゃないのに「すみません」って気持ちになって、それはたぶん「済んでません」ってことで、だから何とかしたいけど、って感じ、が、わかる。

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