日記#122 野に放たれたい 2022/10/11

なんか体調悪い。胸がドキドキしてて怖い。カフェインの摂りすぎとかであってほしいけど…。

野に放たれるという言い回しが好きだ。
ついつい口にしたくなるのは、そこにいろんな意味を見出しているから。

辞書的に捉えれば野に放たれた者は自由だし、また周りを脅かす存在感がある。
そして殺人者は野に放たれるーー。なんて言うが彼らは社会の規範から解き放たれたのだろう。

自分の脳内映像的に捉えれば、まさに秋の芒が果てしなく広がる野が思い浮かぶ。まるで神代の自然がそのまま残ったような和歌に歌われた野に自分は放たれる。

この場合、野に茂る背の高い植物がたちまち自分の姿を隠してしまうだろう。消えた姿は二度と人前に表すことができない。だから自分が放たれる色鮮やかな野は俗世と黄泉の間、黄泉比良坂であったのだ。

霧ヶ峰って湿原、秋にぴったりのいい野です。

たまには地に足つけない日記を綴りたかった。
ではまた次回ノシ

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