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Tom MischのBeat Tape2

この度これをゲットしました!
Tom Mischの"Beat Tape 2"発売5周年を記念したゴールドヴァイナル!ヴァイナル!(ヴァイナルって言い慣れない!)

今回はなぜこれを手に入れようと思ったかを書きたいと思います!!
要するになんでこれが好きかという話。

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元々は2015年にミックステープとして発表されていた"Beat Tape 2"は、後にサブスクなどでも配信されCDでもアナログでも出ていたのですが、今回は特別仕様で数量限定発売ということらしいです。

本人のインスタでのお知らせは英語で書かれているもので、普段ならスッスッと素通りするところですが、これは「きたーー!」と興奮しました。


Tom Mischといえば"Geography"という2018年発売のアルバムが有名なイギリスのアーティストですよね。

私はそのGeographyも好きなんですが、アルバム前作の(になるのかな?)BeatTape2が本当に好きなんです。
なぜかというと、なんていうか、聴いてると深ーく潜っていくような。何かに沈んでいくような。何かの底を歩くような。どっぷり浸かってしまうアルバムだからです。

このアルバム曲を初めて聴いたのはラジオでした。2017年だったかな?
先のnoteでも書いた、cross fmとFM NORTH WAVEで土曜23時にオンエアされている「H ZETT M~HAPPY SATURDAY NIGHT~」(略してハピサタ)。この番組のパーソナリティであるヒイズミマサユ機さんが毎週選曲をされている、その中の一曲です。
曲は"Beautiful Escape"。

毎週の選曲を全曲チェックしているわけではなく、気になった曲だけ調べているんですが、この選曲は本当に気に入ってしまって。収録アルバムを調べ、繰り返し聞きました。
すると、また次の週でもそのBeat Tape 2収録曲から選曲が!
"Wake Up This Day(feat. Jordan Rakei)"

2週続けて同じディスクから選曲あるなんてヒイさんもお気に入りなのかな?と、そんな想像で嬉しくなった思い出。

ハピサタの選曲は本当に良いです!
そこから知った好きなアーティストがたくさんいて、そのアーティストから知ったアーティストもたくさんいて。楽しいです。


それから好きだったトム・ミッシュ、Geographyを発売後に来日。ライブをしたり、松重豊さんのラジオに出たり、源さんと対談したり、個人的にはひゃーーと嬉しいことばかりでした。


トムが来日するより以前に、松重豊さんが星野源のオールナイトニッポンに出演された時に、トム・ミッシュのことを「ロンドンの星野源」って言ってましたよね。面白かったなぁ。源さんと"Disco Yes"とかまさに俺だ!って2人ではしゃいでたのが楽しかったです。


いやーーGeographyも好き。(何度言う)
でもね、BeatTape2を聴いた時の気持ちがやっぱり忘れられないんですよ。
あの、燻ってる自分の気持ちを自覚したような瞬間。
私が好きになる音楽は、自分の気付いていない自分の気持ちや感情を掬いあげてくれるものが多いです。そこには歌詞はいらない。耳の中で鳴ってる何かの音が、自分の中の何かと響き合う感じがあると、訳がわからないまま涙が出たりしますよね。
いつもそれをうまく表現出来なくて、「よすぎる」って言葉しか出てこないけど笑


ちなみに。
Geography発売時の何かのインタビューで、「もう今はBeat Tape2みたいな事はやりたいとは思ってないんだ。」という意味のことを話していたのを読みました。
Geographyも好きだから「そっかぁ。(でも寂しいな)」くらいに思っていたんですが、同じ年に出たこのアルバム。私的には見事に潜ってしまうアルバムだったので、すごく嬉しかったです。最高。

源さんが何のてらいも躊躇もなく自分のやりたい音楽を作ってる感じがあると、それだけで泣いてしまう。アイデアの2番やPop Virusを初めて聴いた時がそうでした。

からの、Tom Misch・星野源2人で共作の知らせ。
高まりました!!でも必然性がありすぎて、あんまりびっくりしなかったかもしれない!笑


これ、配信的にはトムのクレジットがないっていう状態ですが、なにか意味があるのかな?と軽く邪推。トムのページにこの曲が出てこないように、人気にあやかるわけにはいかないっていう事かな?とか思ったり。(完全な憶測です)
制作過程としてはトムが送ってくれたトラックを源さんが好きに重ねたりミュートしたりして、トムに戻して、修正してくれて、源さんが修正して、トムが忙しくなって後は源さんが。っていう流れだったはずですから、クレジットするならもっとガッツリ一緒にやった時にって事かな?とか思いました。


それにしても何年経っても好きなアルバムっていうのが年々増えていって嬉しいです。
サブスクでほとんど聴ける時代なので忘れていってしまうものもあると思うんですが、それでも何回も聞いてしまうものは、せっかくなら手元に形として置いて愛でたい。
ということで好きなものはCDも買うんですが、CDの再生環境があんまり良くないんよね、、、こどものために買ったCDラジオか普通のPCしかありません。

そこで去年引っ越したのを機に、アナログディスクを聴ける環境を作ろう!と思い立ち、頑張りました!
これで好きな音楽をアナログとして手元に置くことが出来るぞ!というか聴けもしないのに持ってたアナログが数枚あったもので。やっと日の目を浴びました笑

それからなにを買おうかな〜と毎日わくわくしているのですが、ここへ来て表題のヴァイナルですよ!(ヴァイナルとビニールとアナログの使い分け方を誰か教えてください!)
まぁ秒で買ったってやつでした。

目の前で音を鳴らすってドキドキするし湿度があっていいですよね。一曲目の"The Journey"で、もうズブズブズブと沈んでしまいました。
ほら、冒頭の音がズブズブズブ…に聴こえない?(旦那に聴いてみたら苦笑いされたセリフです)

そして飾ってもかわいい。嬉しい。