ノーファンデ生活

中学生のときに「ファンデーションを落とさずに寝ることは、即ち雑巾を顔に乗せて寝ることと同じ」という嘘か本当か分からないような情報を耳にして以来、ファンデーションが苦手である。

情報の発信者としては、「だからきちんとクレンジングしようね!」と言いたかったのだろうが、当時の私は素直に、そんな汚いものを顔に乗せるのがそもそもの間違いでは?と結論付けた。
メカニズムを良く分かっていないので、「メイクを落とさずに寝ると、顔に使った雑巾を乗せて寝るくらいきたない、あるいは肌に負担がかかる」という文字だけを見て判断するしかない。

そもそも何に使った雑巾かによるし、メイクを施したきっかりx時間の前後で明暗が分かれるということもないだろうし(メイクしてすぐに眠ってもx時間までに起きてクレンジングすればおkってこと?)、ということは夜寝る前にクレンジングしようがしまいが、それまで日中顔が不潔であることは代わりがないのでは?と思ってしまう。

クレンジングせずに眠ることではなく、ファンデーションをつけることが不潔の始まりだと思った。
その呪縛は今も解けない。

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