ボクの一人称の話

こんにちは、S.Uです。

今回はボクの一人称についてのお話をすこしだけしたいと思います。

需要は謎です。

ただ、書きたいことを書いていかないとnoteというのはなかなか続かない気がしているので自己満足と自分の頭のなかを整理するために書きます。

ボクの一人称は「ボク」ですが、長い間一人称をどうしようか考えていました。

ちなみにボクのリアルな生活での一人称とSNSでの一人称は少し違って、リアルでの一人称は「僕」です。

え、どう違うの? 

。。。と思われた方もいるかもしれませんが、「ボク」と「僕」の間には受け取り方が大きく違うように感じます。

誰しも共感できることだと思いますが、漢字とひらがなだと受ける印象がかなり違います。

漢字の方が堅い印象でひらがなの方が柔らかい印象になります。

そもそも昔(具体的には平安時代)では漢字は「真名」と呼ばれ、ひらがなは「仮名」と呼ばれていました。

つまり、漢字が「真」の文字でひらがなは「仮」の文字だと言うのです。

そして、漢字は男性の書く文字、ひらがなは女性の書く文字とされていました。

いまでこそ男女差別だと言われるでしょうが、平安時代の人々はそういう考え方をしていました。

その概念を打破しようとしたのがかの有名な紀貫之の『土佐日記』です。

「男もすなる日記(にき)といふものを、女もしてみむとてするなり・・・」というのは有名な書き出しですね。

もちろん紀貫之は男性でしたが、当初は日記文学というのは『更級日記』しかり『蜻蛉日記』しかりひらがなで書かれることが多く女性の文学という考えが支配的でした。

その考え方を変えようとした実践的な日記文学が『土佐日記』というわけです。

閑話休題。

話が随分と逸れましたが、一人称の話です。

SNSやネット上でボクが一人称を「ボク」としているのは、本当に適切な一人称が思い浮かばなかったという理由が大きいです。

現実での「僕」はSNS上で発信するときは何か違和感があり、もともと性格的に「俺」という気質ではないので、悩みました。

そこで思いついたのが、ひらがな(=カタカナ)で「ボク」と表記してみるということでした。

やはり受ける印象が柔らかくなりますよね。

(性癖としてボクっ娘が好きなのも関係していないとは言い切れませんが。。。)

「プロジェクトセカイ・カラフルステージ」というアプリに登場する暁山瑞季というキャラがいるのですが、そのキャラの一人称も「ボク」とカタカナで表記されています。

ボクの推しです。

この話もまたいずれ書く機会があることでしょう。

結局この記事で何が言いたかったのか不明確になってしまいましたが、つまりボクの一人称「ボク」にはそれなりの意味が込められているということです。

それでは今回はこのあたりで~!

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