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ONEに野杁vsシッティチャイ戦を批難する日本人に辟易した話

6/7に行われた、野杁VSシッティチャイ、
格闘技経験のある私が本件について所感をまとめてみました。

野杁は負けてしまったが、
新しい環境で、ONEの3位の選手に対してダウンされたわけでもなく
攻めながら判定まで行ったのだから「まずまずである」と私は感じている。

後は新しい環境に対してアジャストするだけ。

・コーナーが使えないからプレスして詰められない
・リングの使い方が違う
・ONEのグローブはぷにぷにして風船みたいになってるらしい

野杁選手は、その新しい環境での勝ちパターンを作り上げる作業に入れば良いだけ

同胞を応援できない連中に思うこと

「ここから」という中で、
勝手に野杁に絶望して、Youtubeにクソコメを書き込む日本人には辟易している

目標に到達するまでには紆余曲折がある
映画でも主人公がひと悶着あって最終的に目的を達成したりするだろう

最初から全てを手にしていないからといって批難をするのは脇役のすること
脇役みたいなことを言うな
脇役になりたくなければ

成功を手にするにはトライしてみて、そこで上手くいったことを検証して、
その種を大事に育てたり、組み合わせたり、試したりということを地道に繰り返して、徐々に欲しい成果にアジャストしていく経過を伴う。
それを知ると何でも手に入るので覚えておくといい。

とは言え野杁選手は大変そう

ただ、
所感としては、「どっしり構えて圧力でコーナーに詰めてボコボコにする」
といういつもの野杁の勝ちパターンが使えないというのは痛い

既に固まった勝ちパターンが通用せず、
新しい環境での勝ちパターンを作る必要がある


(1)足を使う戦い方を覚える
(2)足を使わせない戦い方を覚える
(3)プランC
(4)プランD
・・・・・
・・・

現状、(1)の足を使いまくる野杁選手のイメージは湧きにくいが、
仮に30を過ぎたこの時点でスタイルを変えられたら、彼は様々なアスリートに希望を与えると思う。

私はどちらかと言うと(2)の足を使わせない戦い方、の方がイメージが沸く。
なんか、一発もらったら二度と立てないカーフキックを身に着けて、
そのカーフを怖がって、意識させたところで何をするのかみたいなイメージ。

井上尚弥の影響だろうか

日本人は井上尚弥の勝ち方を見慣れてるので、
ヤバい方向で目が肥えているのかもしれない。
それはそれで喜ばしいことなのだが、
これからの選手のことも見守っててほしい。

ということで、
1人の格闘技経験者として書かせていただきました。

ありがとうございました。

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