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10年歩んだ道から離れ、更なる進化へ。挑戦することで見えた「本当にやりたいこと」

この記事では、「アンチエイジングに特化したサロン」でご活躍されている渡邉 真弓氏の「美容師人生」に迫ります。

皆さん、こんにちは。美容師さんをよりイキイキとした人生へ導くメディア Stylist UPです。弊社(株式会社RenBao)が運営しております美容師転職サービス Beauty Angelでは、累計3万人以上の美容師さんが登録・利用しており、美容師さんの「人生」を誠心誠意サポートしてきました。Stylist UPは、日々活躍されている美容師さんの「人生」についてクローズアップし、発信していくメディアです。

渡邉 真弓 Mayumi Watanabe
自由が丘のサロンに勤務中。
新卒で入社したサロンに10年間勤務。ワークライフバランスを見直すため、2021年7〜8月頃からBeauty Angelにて転職活動開始。数社のサロン見学後、現サロンの方向性が自身に合うと判断し2022年1月に入社。

1日の働き方とその変化

-- まずは、現在の一日の働き方を教えてください。

現サロンではお客様の掛け持ちは2名まで。アシスタントが1名という理由もありますが、1日の施術人数は6〜7名ほどと、自分のペースに合ったスケジュールで動いています。営業時間が以前よりも1時間短いので、あっという間に1日が終わります。練習日以外は基本的に残業はありません。帰宅後はゆっくりと過ごすことができています。

-- 前職のサロンと比べて、変わった点などを教えてください。

一番の変化は、お客様との時間です。以前はお客様を3名掛け持ちしながら、店舗全体のことも考える日々。スタッフ同士の人間関係にも悩まされていました。現在はスタイリストに専念していることもあり、お客様一人ひとりに向き合うことができる喜びを感じています。

-- 現在のワークライフバランスなどはいかがでしょうか?

休日は以前と同じ日数ですし、営業日は以前より1時間早く帰ることができるので、以前のように「休日が用事で全て潰れてしまう」ということがなくなりました。

転職前よりも自分のことを考えられるようになったのは、大きな変化です。これからは美容師としてのキャリアとともに、プライベートも充実させたいと思っています。

副店長ポジションから「やりたいこと」への決断

-- 10年ほど勤務されていた前職のサロンでは、副店長をされていたとのこと。チャレンジしようと思ったきっかけを教えてください。

一番の理由は、自分の可能性を広げたいと思ったからです。お客様とのお付き合いが長くなると、相談していただく悩みも深くなっていきます。「一人ひとりのご要望やお悩みにもっと応えたい」という思いをずっと抱えていました。

前サロンではスピードを重視していたため、お客様を常に3名掛け持ちして施術を行い、副店長としてスタッフ教育にも携わる日々。お客様の悩みの変化に気付いていながら向き合う時間をとることができず、悔しい思いを感じていました。

そんな中で給与の制度改定や、コロナ禍での関わりの変化などが重なり、転職を考えるようになりました。31歳での転職でしたが、「やりたい道にチャレンジするなら今しかない」って思ったんです。

-- 今のサロンを選ばれた理由や決め手はなんだったのでしょうか?

お客様と向き合う時間をしっかり取れるコンセプトだったことです。また、エイジングケアを強化しているサロンだったので、お客様をもっと綺麗にできる可能性が広がると考えました。

また、オーナーの考え方に共感したことも大きいと感じます。オーナーが良く話しているのは「進化をしていこう」ということ。私も「変わっていくこと」を大切にしているので、進化するチャンスへ踏み出そうと思って選びました。

チャレンジして得られた、サロンオーナーとの信頼関係

-- サロンオーナー様との関係はどうですか?

現サロンは、オーナーとの意思疎通がスムーズだと感じています。
今のサロンは、スタッフの話をしっかり聞いてくれる体制があります。さらに前職で培った「経営側からの目線」を活かした相談ができるので、1人でモヤモヤを抱えることが減りました。この環境がとても自分に合っていて、今では「やりたいことができている」と毎日が充実しています。

-- 具体的に、サロンオーナー様とどういったポイントが合っていますか?

オーナーの考え方が自分に合っているなと感じます。オーナーが良く話しているのは「進化をしていこう」ということ。私も「変わっていくこと」を大切にしているので、オーナーの考え方は、このサロンで進化したいと思えたきっかけでもありました。

新しい「やりがい」から見えた、未来の美容師像は?

-- お客様と向き合う時間が増えて、様々なお悩みを聞く機会も増えたと思います。やりがいを感じるのはどんなときでしょうか?

「もっと早く来れば良かった」とお客様が感動してくださるときは、本当に嬉しく思います。「もっと綺麗にしたい」というモチベーションにも繋がりますね。

お客様の中には、髪質が変わって髪が細くなったりうねりが出てきたりと、デリケートな悩みを持つ方も多くいらっしゃいます。「今までと同じケアをしていても綺麗にならない」「他店で施術を断られた」と相談されることも。

そのため大切にしているのは、丁寧なヒアリングでお客様の好みや似合うスタイルを理解し、提案すること。私の得意な施術を優先するのではなく、まずはお客様に寄り添うことです。時間はかかりますが、その分信頼関係を築くことができ、満足いただくことに繋がると思っています。

サロンがエイジングケアに力を入れているということもあり、お客様は本当に私を頼って来てくださいます。だからこそ、もっと美容に前向きになってもらえるように力を尽くしたい。そのために私自身もアップデートしていきたいと思っています。

-- お客様からの信頼はもちろん、オーナーからの高い評価もいただいています。今後の目標や、目指したい美容師像はどんな姿ですか?

まずはサロンの強みや新しい技術をもっと学びたいと思っています。ニーズの多様化に伴って、美容技術や製品も日々進化しています。お客様と向き合う中で、「勉強したい」という気持ちが大きくなりました。

以前から色々なサロンに行くことが好きで、勉強も兼ねて他店にもよく足を運ぶのですが……。私のこだわりが強いこともあり、仕上がりに納得することが少なかったんです。だからこそ、お客様のイメージや言いたいことを汲み取りたい、要望を叶えたいという思いが強くあるのかもしれません。

前サロンで培った技術や視点と、現サロンでの新しい技術や考え方の両方を活かしながら、さらに成長していけたら良いなと考えています。


<サロンオーナーからのひとこと>

経営理念として「社員の幸せを追求し、人間性を高める」を掲げているショウセイ株式会社。

渡邉さんの採用に関しては、
1.タイミング
2.探していた人材像
この二つが大きなポイントでした。
SENSE店の店長が退社ということになり1人人材が減ってしまう為
スタイリストを探しているタイミングに渡邉さんが選考してくれました。
何度かお会いし話をしているうちにこんなにも会社理念にぴったりで素敵な美容師像をお持ちの方なんだろうとフィット感があり採用に至りました。
今一緒に働いて1年が経ちますが、持ち前のコミュニケーションスキルでスタッフとの馴染みは早く、フォローも的確でサロンとして目指している美容師像を誰よりも率先して行動し渡邉さん自身が体現してくれています。

また、お客様に対する姿勢もとてもよく美容に対する熱量がとても高く圧倒的相互理解の深さで、信頼を早期に得ている姿が結果にもでており、12月はNo.1の実績をだしてくれました。

彼女が入社しスタッフにもサロンにもお客様にもいい影響を与えてくれていると思います。