おばさんくさくなっちゃう理由。
みなさん、こんにちは。お洋服大好きおしゃれコンシェルジュおまみです☺️
昨日、ふと思い出したんですが、
まだ10代の頃、父が仕事用の靴が欲しいと言って、
両親と父の靴を見に行ったことがありました。
そのときの男性の店員さんが、
子どもながらにとてもよく覚えていて、
接客がとても上手だったなぁ…って思い出されるんですけど、
その方が言っていた内容について、今日はお伝えしますね。
その店員さんが何を言っていたか。
その店員さん、
「お客様ぐらいの年代って、
こういうタイプの靴が好きではないですか?」
って、父の好みというか、いつも履いている靴の特徴やデザインを、
バチっと言い当てたんですね。
いや、今思うと、いわゆるコールドリーティングだったのかもしれないけど、
当時の私は「すごいなー」と思ったんですよ。
で、その理由もきちんと言ってくださって、
「お客様ぐらいの年代って、こういうデザインが若い頃に流行っていたから、
革靴を履き始めた若い頃…っていうのが最初の革靴のデザインになるから、
そのとき履いてたデザインとは別のデザインを好きになる…というのは、
実は少ないんですよね。もちろん好みによるんですけど…」
と言われたんです。
さらには、私に向かって、
「お嬢様も、今、ピンヒール履いてるじゃないですか。
これ、きっと40代になっても履いてると思いますよ」
と言われました。
はい、私、ピンヒール、がんがん履いてます。
なんやゆーたら、まだまだ履き続けるために足腰鍛えてます笑。
話をお洋服に置き換えます。
このことをお洋服に置き換えて考えると、
若い頃…特に、おしゃれを覚え始めた頃のお洋服…というのは、
結構鮮明に覚えているもので、
私は今でも棒タイのついた、ツイードのワンピースを探しているし
(それがなかなか見つからないのよ…)、
ハイネックのニットは半袖にしたがるし、
そういう若い頃のある種の『クセ』みたいなものが
なんとなく残像で残ってるんですよね。
これ、お客様でも同じことが言えるんですけど、
私は、30代後半から50代後半までのお客様とお話しすることが多いですが、
それぞれ年代の違う方々ですので、お好みを聞いていると、
なんとなく10代後半から20代前半の頃の残像が見えてくるんですよね☺️
だからおばさんくさくなる…。
たとえば、私が若い頃…、特に大学生の頃というのは、
女子大生はみーんなデニムジャケットを羽織ってました。
今と違って、結構タイトめの。
だから、私もタイトなデニムジャケットが好みです。
でね、こうやって昔の残像だけを残しているから、
おばさんくさくなるんだなぁ…って。
要するにですね。
いいんです、その頃の残像は大切にしていても。
ただ、『着こなし方』がアップデートされていないから、
だから、おばさんくさくなるんですよ。
アイテムはそのままで大丈夫だけど、着こなし方を変える、と。
私の場合のデニムジャケットを例に出してみますね。
大学生の頃は、デニムジャケットをそのまま羽織っていました。
でも、今は、トレンチコートの下にインナーとして着てみたり、
レイヤーでダウンベストを合わせたりしています。
こんな着こなし方は、学生時代はしていませんでした。
一生もののアイテムはあるから。
いい素材のものは、一生ものになりえますので、
私もお客様に言い続けていますが、
「10年以上前のお洋服がお手元にある場合は、
捨てずに大切にしてください。今と素材が全然違いますから」
と伝えています。
だからこそ、『着こなし術』をアップデートして、
長く大切に、愛してあげて欲しいな…と思います。
「そういう着こなし方がわからんのんやん…」
と思われている方は、
どうぞコーデ塾:The Base of Fashionにご入会くださいね。
たくさん『着こなし術』をお伝えしますので☺️
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