『古着』の『否』の部分、実は私も感じてきました…。

みなさま、こんにちは。お洋服大好きパーソナルスタイリストおまみです☺️

私の毎日のコーディネートは、8割が古着でコーデされてますが、
このことに関して『賛否両論』あるのはむっちゃわかるんです。

…というのも、私自身『否』の意見をぜんぶ持ってきたから。

『否』の意見はこんな感じ。

・誰が着たのかもわからない服、気持ち悪くて着たくない。
・どうせトレンドから外れてるものでしょ。
・お金のない人が着るような印象しかない。
・無数にある中から選ぶって、むっちゃしんどそう…。
・古着ファッションって＝ヴィンテージでしょ。古いのに高いって…ねぇ。
・以前着てた人の『念』がありそうで…。

私も、ずーっとこんな印象を持っていました。
だから、スタイリストに転向してからも、
「自分にはいいけど、お客様にはおすすめできひんよなぁ…」って、
いい面もわかっているにも関わらず、話すことを控えてきました。

とはいえ、私自身、ちゃんと『古着』で毎日コーデを考えていますし、
やっぱりいい面もたくさんある…。
今日は上記した『否』の最後のふたつについて、私の見解をお伝えしますね。

マーケットがどんどん拡大してる。

その前に、実は…なお話をしておくと、
「これから先10年以内にファストファッション市場をユーズド市場が上回る」
と言われています。それぐらい、空前の古着ブームは実際に来てます。

私がどうして『古着』の楽しさをお伝えしているかというと、
「ファッションの幅を広げて、ファッションを楽しんで欲しい」があるから。
ですが、その前に『古着』というものに対しての
イメージを払拭する必要があるなと感じています。

『古着ファッション』って＝ヴィンテージ。古いのに高いのが納得いかない。

『古着』って聞いて、まず言われるのはこれ。
私が「ほとんど古着でコーデしてます」と言うと、

「え。でも、とはいえ、『価値のある（要は高いところって意味）』お店で
　買ってるってことでしょ？」

と言われます。

これは手前味噌的な感じで、自分で言うのはとても憚られますが、
わかりやすくするために、あえて言いますね。
自分では、そんなこと思ってないことを悪しからず…です💦

これは「おしゃれなおまみさんが着てるってことは、高いお店でしょ。
それこそ、ヴィンテージショップ…みたいな」って意味です。

「いや。全然。
　セカストで数百円でした♪」

これが、このこたえです。これは極端な例ではありますが、
とはいえ、数百円だからって価値がないのではないんです。
私が「あ、これ、めっちゃいいやつ。」って選んでるんです。

自分の納得できる部分で折り合いはつけてますが、
「安いから価値がない」でもないし、「高いから価値がある」でもないです。
「古いから価値がない」でもないし、「古いから価値がある」だけでもない。
これがこたえ。

ちなみに、念のために『ヴィンテージが高い理由』についても
触れておきますね。

もちろんその理由も多々ありますが、私が特にお伝えしたいことで言えば、
『今ではない製法で作られているから』とか、
『今では貴重な生地が使われているから』といった感じで、
『今ではない』というのが理由です。
再現性が低く、希少価値が高いということです。

「そんなにいい製法なら、なんでなくなったの？」と聞かれれば、
こちらももちろんいろんな理由はありますが、経済の発展とともに、
大量生産の必要性が出てきて、その製法じゃ追いつかなくなったから、とか、
時代の流れとともに、その姿は変わっていくので、
このことは『製法』に限らず、どんな事柄にもありうることです。

以前着てた人の『念』が…

このことに関しては、私以上にとってもわかりやすく、
しかも現在問題視されているFFブランドについても触れられている、
ドリさんの↓こちらの投稿を読んでいただけたらと思います☺️

この投稿を読んでいただくと、
「新しいものであっても、この状況下で作られている服であれば、
　あぁ…、確かに念はありそうだな…」と思うんじゃないかなーと。
私もとても納得した次第です。

まぁ、そもそも、『念』とか『スピ』的なそういうの、
私自身あまり感じないっていう性格…というのもありますし、
これはこれで価値観だな、とは思います。
その人自身の性格もそうだし、国民性もありますし、性別でも違うかもだし。

他にもいっぱいある。『否』の部分。

先述しました通り、私自身もたくさん
『古着』に関する『否』を持っていました。
ほぼほぼの人が思う『否』を私はもっと強く思ってきたかもしれません。
その上でも、やっぱり『否』を上回る『賛』があるので、

「迷ってる場合じゃないなー」

と思って、これからはもっと発信していこうと思った次第です☺️

まずは手始めに。

私は毎日Instagramに、自分のコーデをアップしていますが、
そのコーデの8割が『古着』です。

この『古着』でのコーデでも、
『モテコーデ』と言われるようなものもあるし、
『ビジネスコーデ』もあります☺️

その秘訣…まではいかないですが、
ユーズドアイテムを使っているコーデに関しては、
目安としての購入金額をお伝えしています☺️

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