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ファッションが救ってくれた。




学生時代から容姿にはコンプレックスだらけ

恋愛にも億劫、自己肯定感なんてほぼゼロ、

どれだけのコンプレックスを抱えていたか

挙げれば幾つでもありますが

できれば言葉になんてしたくないのでここでは挙げません(笑)

バブル時代だったおかげで無事銀行に就職し結婚。

二人の可愛い子供たちにも恵まれ

楽しい社宅生活を送っていました。


なんとなく毎日を過ごしていた私に突然襲いかかってきた病

35歳で関節リュウマチ(膠原病)を患ってしまいます。

足が痛い。

足が痛くて颯爽と歩けない。

ゆっくりとしか歩けなくなった私の生活は激変してしまいました。

「あれ?足どうしたの??」聞かれることが辛い
できれば誰にも見つけて欲しくない
新しい出会いなんていらない

そんな気持ちで毎日を過ごしていました。
 


そんなある日
家族で買い物をしていた時

一人の女性に目が釘付けになりました。

杖をついて歩くその女性は

デニムに白いTシャツ

真っ赤なバンダナをかっこよくターバンにしていました。

杖をついているのに颯爽と歩いているように見えたのです。

誰にも見つけられたくない

そんな気持ちから黒やグレーに身を包み
存在を消してしまおうとしていた自分が

外に出ることさえ億劫になっていた自分が

恥ずかしくなりました。

「そうだ、私もおしゃれをしよう!

隠れていないでおしゃれをして街へ出よう!」


そう思えたのです。
 

少しおしゃれして一歩踏み出した私は
そこで
パーソナルカラーの先生と出会います。

パーソナルカラーとスタイリングを学び
似合うものを身につけることで
「おしゃれですね!」

「いつも素敵ですね!」

そう声を掛けられるようになりました。


コンプレックスの塊、
足を患いゆっくりとしか歩けず
誰にも見つけて欲しくないとまで思っていた私が
「素敵」と言われるようになったのです。



何かが大きく変わり始めました。


いつも笑顔でいられるようになりました。


毎日が楽しくなりました。


自分に自信が持てるようになりました。


ファッションが私に力をくれました。


ファッションが私の人生を変えてくれたのです。
 

毎日が楽しくなると
病状もどんどん回復して行きます。

不思議だけどホントの話
「病は気から」
お薬の量はどんどん減り
気付けばお薬無しの生活に。
 
血液検査での数値もどんどん良くなり
気付けばリウマチ因子は陰性に
 
それ以外の膠原病の症状もなく
かれこれ10年以上休火山状態です。


「何を着るかで人生は変わる」


それを実感した私は
必要な人にそれを伝えたい
そう思うようになったのです。


35で病に出会い

39でパーソナルカラーに出会った私の53歳は

楽しくて仕方ない。






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