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断水に慣れすぎると、人はこうなる

つい先ほど、うちのマンションが断水していることが発覚しました。これを書き始めたのはアップロード当日(9/26)の15時です。

昼寝から起きたのが14時ごろ。顔を洗おうと洗面所に行くと、蛇口をひねっても水が出ません。キッチンのほうも確認してみると、やはり同じでした。ああ、断水しているのだなと悟りました。

中国では、断水がしょっちゅう起こります。工事などが理由の場合は予告されますが、多くの場合は突発的なものです。ポンプが壊れたとか、水道管が破裂したとかそういう理由だと思います。

「だと思います」というのは、どこを見ても、誰に聞いても理由がよくわからないことが多いからです。いちおうマンションの管理会社に問い合わせると何らかの答えが返ってくるのですが、それと管理会社が運営するSNSに書いてあることが違ったりします。つまり、ちゃんとした理由を管理会社も把握・共有できていないのです。

理由がちゃんとわかっていないのですから、いつ復旧するのかもしっかりとはわかりません。これも管理会社に聞いたりすると、一応いつまでという回答がありますが、その通りの時間に復旧することはほぼありません。だいたい2時間から3時間は遅れます。

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昔はこうして断水が起こるたびに心をざわつかせ、それに関するいい加減な対応にもイライラしたものですが、中国生活もそれなりに長くなってくると、もうこの程度のことでいちいちイラついたりはしません。「あ、またか」という感じで粛々と対応するのみです。

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