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一時帰国で見えた「キレイな日本」の正体

X(Twitter)にはちょこちょこ書いていますが、日本に一時帰国しております。

子どもができたことで、しばらく日本に帰るチャンスがほとんどなくなることが予想ので、お手伝いさんがいるうちに日本での雑務を終わらせておこうと無理やり帰ってきた感じです。移動日を除いて3日しかない滞在期間で、雑務に追われながらですが、楽しく過ごしております。

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さて、よく日本は街がキレイだ、観光に来た外国人が感動して帰っていくんだ、などと言われます。

たしかに帰国していろんなところを歩いていると、道はキレイでゴミは落ちていないし、なんだか空気が澄んでいるような気もします。こういってはなんですが、僕が普段住んでいる中国の片田舎(鎮)と比べれば雲泥の差だし、都市部であってもここまでキレイな光景はまず見ないよな、と思います。

そんな日本の街並みを歩いていると確かに快適なんですが、同時に何かひっかかりというか、「あれ、『キレイ』ってこういうことだっけ?」というような違和感もなぜか感じました。これってなんだろう? と考えた結果を今日は書きます。

「人がいない」日本

日本がキレイなのは、主に「人がいない」ということが原因なのではないでしょうか。

この「人がいない」には、2つの意味があります。まず1つは、単純に人が減っているということです。

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