不妊治療、お金のこと

先日、夫の会社に申請していた不妊治療の助成金が振り込まれた。会社から不妊治療にお金が出るなんてなんて素晴らしいんだろう!

先月には市の助成金も振り込まれた。

かかったお金、返ってきたお金をプレイバック。

人工授精

まず、私たちは人工授精を6回行っている。

私の通った病院では
人工授精 2万円+注射代など
となっていて、1回の支払いはおおよそ2万千円〜2万3千円ほどだった。

体外受精

では体外受精はどうかというと、
基本の料金は22万5千円、これに凍結代が3万円と、その他注射や点鼻薬に診察代などが〜15万円ほどとなる。
凍結まで完了した時点で、我が家も40万強のお支払い
調べたら、点鼻薬とかめっちゃ高い。

それから、胚移植に6万5千円+注射代
というわけで、ここで8万円ほどの支払い。
ちなみに、私の通っていた病院では胚のグレードによってこの金額が全然違うらしい。
(私の後にお会計していた方が「なんでこんなに安いんですか?」と聞いていて、その説明が聞こえてきた)

そして、最後に産科への紹介で卒業となるときに成功報酬として20万円のお支払い。

小さい病院だったのでクレジットの扱いもなくて、現金でたくさんお金を持っていくときはいつもドキドキしていた…。

というわけで、我が家の場合人工授精×6回と体外受精で採卵と移植共に1回、そして保険診療分を全て合わせるとざっと100万円弱

これが妊娠に至るまでにかかった金額。

次は返ってきたお金!

市の助成

私の住む市の場合、助成があるのは体外受精のみで人工授精は適応なし。

年齢や夫婦の所得などによりますが、私が受けられたのは1回目の申請の最大額「35万円

これだけでも十分有難い。

申請のために私が市役所を訪れたのは2回。

最初は書類を貰って、説明を聞くため。市のウェブサイトから用紙をダウンロードすることもできましたが、要件など正直よくわからなかったので、直接話が聞けてよかった。移植直前だったと思うのだけれど「寒いし、お体お大事に」と優しく声をかけてもらってとても嬉しかった。

そして2回目は必要な書類を持って申請のため。途中、コンビニで必要な通帳のコピーを取っていたら通帳を忘れるというチョンボをやらかして焦った…

申請したのが3月の初め頃。振り込まれたのは5月の真ん中頃だった。

会社の助成

夫の会社の助成は、公的な助成(ここでは市の助成)を除く自費分全てが対象だったので、60万円ほどが支払われました。有難や〜。申請から振り込みまでも3週間ほど。

つまり、結果的には我が家は保険診療分を除いた治療の大半を助成金として受け取ることができた。これは、会社の福利厚生が充実していたことと、体外受精が1回で済んだからこそで、ラッキーでしかない。なぜなら市の助成にも金額や回数の制限があるし、会社の助成も上限額が決まっているから。

実際、私の知り合いは治療にかかるお金のことで夫婦で揉めると話していた。ただでさえ治療は辛いことも多いのに、夫婦でうまくいかなくなると更に辛い…どうかそんな夫婦が1組でも救われるといいなぁ

というわけで以上、お金編でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?