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凶悪なジプレキサの空腹感・飢餓感は食物繊維でGPR41を常に満たしてあげれば治まる!

~あらすじ~
俺たちはいつだってジプレキサに負けていた。俺たちがいくら旗を上げて頑張っても戦っても、負け続けた。糖尿病になってしまった戦友もいた。太ましくなり自信を喪失し、それでも食べ続けなければならないままのやつもいる。だがこの食欲無間地獄に一筋の希望が舞い降りた。それは、GPR41という名の、仏だった。

~本編~

※(2022.2.9追記)レジスタントスターチは少量の方がいいかもしれません、わずかながらも吐き気が…。ただ、食欲抑制効果はあり、夕飯後何も食べずに過ごせています。

ジプレキサ歴はかれこれ10年近くになります。幻聴の発症からどんどん薬が増えていき、ジプレキサが20mgにまでなってようやく治まり(安定剤の調整以外にも色々していました)、エビリファイの追加も18mg追加していましたが今はジプレキサ15mgのみになっています。

その間10年を掛け、抵抗もして一時減量もできていましたがリバウンドもあり、70kg -> 88kg辺りまで増えてしまっていました。その間に試してみていたのは、
・糖質制限、MEC食(寿命が縮む…らしく止めました)
・お腹が空いたらこんにゃく、寒天(これは意味ありませんでした)
・メガビタミン療法(今も続けています、BUN上げました)
・バイタミックスでスムージーを作り、お腹が空いたら飲む(にんじんとりんご、こんにゃくと食物繊維を入れてドロドロにしたものを飲みます。これも「紛れる」ぐらいのものです)
・ヒスチジン(食欲に関与)を飲む(ジプレキサの作用があるヒスタミン回路に影響するのか、幻聴が出てきて中止)
・防風通聖散を試してみる(あまり効きませんでした)
・ダイエットに使われている白朮を単体で取り寄せて煎じて飲む(これは効果ありましたが、飢餓感は食欲のハードルを下げてきます)
・毎食後に、難消化性デキストリン・イヌリン・ポテトスターチ(今流行りのレジスタントスターチ)・サイリウムハスク、をミックスしたものを飲む
・朝の散歩(セロトニン産生のため)

になります。ですがこれだけでは、あのジプレキサを飲んだ人にしかわからない、デモンズソウルのようにソウルに飢えるような、あの業にも似た飢餓感は治まりませんでした。ある程度は治まりましたが、焼け石に20mlの水ぐらいの効果でした。


もうどうにもならないかもしれないと思いつつも、これまで試してみていた方法を調べ直してみていると、食物繊維が酪酸・プロピオン酸になり、それらがGPR41という受容体に作用して食欲抑制の信号を送る…

?!

そうだったのか。しかし食後だけでは常にGPR41を刺激できないだろう、と思った私はラーメン屋によくあるピッチャー(3リットルのもの。かなり水分は摂る方です)に蒸留水を用意し、酪酸・プロピオン酸になりやすいイヌリンと難消化性デキストリンを大さじ4杯分ぐらいずつ入れてみて、何か水を飲みたいと思った時は必ずそのピッチャーから飲むようにしました。

その日の夜。

そこそこの吐き気と、朝に原因不明の寒気に見舞われました。2回試していましたので風邪ではないと思います。これは食物繊維が多すぎたためだろうと思っていましたが、ピッチャーの水を飲んでいた分にはお腹が空くことはなく、夕飯後は何も食べずにそのまま過ごすことができていました。

~量を調整する~

食欲が許容範囲になる量のラインを探したかったのですが、これは一回で見つけられました。大さじのスプーン一杯ずつ。これをピッチャーや小さいペットボトルに溶かしておいて、ちびちび飲みます。やはり食欲というモンスターは眠ったままでいてくれています。

それに加え、パレオな男さんがブログでも紹介しておられたレジスタントスターチも追加してみたところ、許容範囲のラインを更に下げられている感じになりました。吐き気などの異常もなし。こちらもGPR41に作用してくれていると見て良さそうです。

私がこの手法で成功できたのは、
・常に食物繊維をちびちび飲み続ける
ことにあると思います。ただ実験しているのは私の身体一つですので、他の方がどうなるかを知りたいではあります。これらの食物繊維はiHerbで買ってもいいですし、Amazonで買ってもいいと思います。ジプレキサは食欲さえなんとかできればかなり良いお薬だと思います。よかったら一度、試してみてください。


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