【フィギュア開封】S.H.Figuarts レッドキング

昨今の物価高がしんどいフィギュア関連。
2、3年前から本当に好きなキャラクターだけ買うようになったのだが今回レッドキングの商品化が発表された。

めちゃくちゃ好き！というわけではないけどサンプル時点での造形・彩色が本当にそっくりで完成度に惹かれてしまい、値引きされたタイミングで購入しましたとさ。

改めてウルトラ怪獣でもバルタン星人、ゼットンと同じぐらい知名度が高いであろうレッドキング。かなり好戦的かつ凶暴、正に喧嘩番長のような怪獣。


別名どくろ怪獣。
由来は人間の頭蓋骨のような頭部だから…というのが長年ファンの間では一般知識だけども独り歩きの情報だったりして？

背面。
全身蛇腹状の体表と青いスミ入れのようなアクセント。この青塗装の再現度が購入の決め手かも。

巨大感を見せるために体表が蛇腹状で、高さを強調するために足元から頭頂部にかけて円錐のように細くなっているのだとか。
一見シンプルな見た目でも計算されたデザインかつまんまと狙い通りの効果・印象を発揮しているのがすごい。

思ってたよりは長かった尻尾。
とはいえ怪力が自慢の怪獣なので尻尾を使った攻撃はあまり印象にないかも。

デザインされたのはウルトラマンやバルタン星人など今尚印象に残る多数のキャラクターを担当された成田亨さん。漠然と宇宙人中心な先入観があったのでセンスに尊敬。

「あんぎゃー」と言わんばかりの口の開閉がなんかかわいい。一番お気に入りかも。

怪獣系のフィギュアーツでは珍しく、下顎を動かすのではなく上顎から頭部を上に持ち上げる方式。

可動範囲を確認していたら左腕のボールジョイント、腕側の受け皿部分がものすごい硬くて折れる可能性もあったのでグリスで調整した。

簡単だけどあっ自分フィギュアに手を加えてるんだな…という変な優越感。

怪獣系のフィギュアーツにしては思ってたより動く。蛇腹状の体表なのでちょっとだけ真正面に位置を合わせるのが難しいぐらい、可動自体はそんなにストレスがなかった。

初代マンを引っ張り出してよく見るスチル画再現…しようにもサイズが小さくて無理。頑張ればできそう。

強豪怪獣のように思えて実はカラータイマーが青の状態で倒されたことでも有名。スペシウム光線も直撃せず投げ技で絶命している。
ウルトラマンが強いのか直前に怪獣同士で戦ったからなのか…

やっぱり他シリーズに比べてウルトラマン系のフィギュアーツって小さい気がする…
設定上は一応レッドキングのほうがウルトラマンより背は高い。

参考までに中村合わせ。
なるべく高さ合わせて欲しかったなーと思う1枚

キング繋がりで怪獣王と。

そもそもフィギュア化する時のサイズがガバなのが惜しい…左のモスゴジと右の総進撃ゴジ、設定上は同じ身長のはず。

こうして比べちゃうとモスゴジが小さ過ぎて手放そうかちょっとだけ悩んでしまった

レッドキングの代名詞である岩も付属。
初代で足に落っことして痛がって以来永遠に擦られるネタ。

頭が小さい=脳みそも小さいから知能が高くない、とか言われてるお馬鹿な子。そこがまた可愛いから良いのです。

新怪獣が沢山出てきたブレーザーでも登場したことで話題になりました。

その時のスーツは厳密にはこいつではなく再登場した際の2代目。白目があり初代マンでは水爆を飲み込んでいたので歩く爆弾と化した厄介なやつ。

ちなみにレッドキングは一度頭部を付け替え体を青く塗りたくってアボラスという怪獣として再利用、その後また頭部を作り直したのが2代目。こういったスーツ改造もまた特撮の醍醐味。

すっかり馴染んでいるが何でレッドキングなのに赤じゃないの？というお話。

名称自体はウルトラマンの企画段階のタイトルであるレッドマンに由来してたらしい。赤い通り魔とは別。


脚本段階では赤いキングコングのような怪獣をイメージされたがシルバーの体色でデザイン・造形されたが現場でスタッフによる塗装でこのようになったと。
キングギドラより経緯が複雑で面白い。もしかしたら今頃ギラギラのシルバー一色なレッドキングだったかもしれない。

その後初代マンの怪獣をリニューアルしたウルトラマンパワードにて雌雄が登場し、オスの個体が真っ赤なレッドキングだった。

他にもゲームから逆輸入されたEXレッドキングやスフィアレッドキングなんかも赤に該当する。

自身が所持している初代マンの怪獣・星人アーツと。並べるとやっぱり引き締まる…

過去にゴモラも予約購入したけど届く直前になって興味が失せてしまいその日の内に半額くらいで買取した気がする。勿体無い。

一線を越える。常識が変わる。

キング繋がりでキングコングと。


そういえばエレキングにキングジョー、ブラックキングもフィギュアーツで商品化されてたりする。
着々と進むキング侵攻、そのうちキングザウルス三世も…なわけないか。

以上レッドキング。

商品化発表してから販売するまでの間に冷めちゃうことが本当に多いので購買意欲が下がらなかったのはかなり久々。
そう思わせるくらいの再現度に手に取った時の満足感。買ってよかった。

そんな意識してなかったのに急に好きになる中学の思春期みたいな。
パジャマの帽子とか被せたい…

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