結局Vtuberって何やねん
かつてにじさんじを追っていたけれど飽きてしまったVtuber。
全く見なくなったわけではなく、何年も前から観測しているカカロット実況ににじさんじも便乗し始めてから追うようになった。…事務所許諾のタイミングなのか知らんけど後追いってプライドとかないのかな…それでも完全初見の反応はやっぱり見てて楽しい。にじさんじ関係なく。
他には昔より冷めたが特撮が仮の趣味なので好きな作品の同時視聴を行う個人Vを見たり。
自分がVtuberに対して抱く感想を一旦整理したかったので改めてVtuberを知って夢中になってた頃や飽きた理由、自分にとってVtuberって結局何ぞやといった話などを長々と。
⚠️例の如くあくまで自分個人が抱いた感想。後半ほとんど愚痴なので気に食わなかったら黙ってブラウザバックするなりブロックするなり賢く自衛してください。⚠️
端書…「Vtuberって絵じゃねえか」
Vtuberに対する批判で度々見かけるのがこのフレーズ。
いやさすがに無理あるだろ。
漫画のキャラクターやゲームのNPC等と同一視してると解釈するにはどう考えても違う。
メタい話が中の人、V界隈では魂?があるのだからさすがに暴論すぎる。
少なくとも長期間追ってる人はキャラデザや設定といった塗り固めたガワ目的ではない。
それらはあくまでもきっかけ、視聴者を寄せ付けるのは魂の在り方が左右する。
…なんかすごい壮大なフレーズみたいでおもろい。
それについては後述。
Vtuberを知った経緯
元々キズナアイだとか四天王?辺りから存在は認知していた。今のような生放送ではなく元々は動画が主流だったはず。
媒体もYoutubeではなくニコニコ動画のランキングに浮上した切り抜きで知った。輝夜月が恋しい。
にじさんじを知ったのはすーぱーそに子辺りだった気がする。
期間限定ですーぱーそに子がVtuberとして活動していた時期があるのだが、そこにゲストとしてやって来たのが委員長こと月ノ美兎。
当時配信は見ていなかったが漠然と雑草を食ってるやべえ奴とだけ認知していたような。
その前後あたりに本間ひまわりの出産の切り抜き。普通に面白かった。
この時はまだにじさんじというのを把握してなかった。ただVtuberがコラボしてるな…ぐらいの認識。
にじさんじを認知したきっかけがベルモンド・バンデラス。
声が大塚明夫さんにそっくりでガワがエロい。
ニコニコにてどうぶつの森で時間逆行する切り抜きがあり壮大なのが笑ってしまった。
それをきっかけにYoutubeで検索したらマインクラフトでひたすら掘り続ける深夜配信が主な配信だった。
当時は確かうつ病が酷かった頃。
バイト応募も尽く不採用、運良く採用されても人間関係や環境が劣悪で半年も持たず退職。
働くことどころか人と会うことすら怖くなり外出する機会が激減、電話がかかってきたら過呼吸やら嘔吐やらで大変だったし食事も全て吐いた。
生活リズムも狂い始めて3時に寝て5時に起きる、それでいて眠気がないだとか完全に狂っていた。
安らぎの場であるはずの家も両親の不仲で日に日に険悪かつ居心地が悪い。どこにも居場所がなかった。
そんな環境下で寝れない時にベルさんの深夜マイクラはちょうど良かった。
滅多に声を荒げることがないので落ち着く。睡眠導入?とやらに最適だったし虚無な自分にとって新たな楽しみだった。
その日もマイクラだったのだが別のプレーヤーからチャットが来た。その後全く見知らぬ3人と合流し所謂突発コラボが開始。
そこでにじさんじの存在を初めて知り昔見かけた月ノ美兎や本間ひまわり、ベルさんもにじさんじだと知った。
遡ったら今から4年前。
そのちょっと後ぐらいに初めてにじさんじの3Dお披露目配信を見たのだがよりによって舞元だった。
最後の方にエクスの3Dお披露目とにじさんじ甲子園の発表、空星きらめと黒歴史の金魚とてんこもり。にじさんじにどっぷりハマるには良すぎるタイミングだった。
以降いろんな配信者をざっくり追ったり。
にじ鯖夏祭りにマリカ杯に一番最初のスマブラ杯に…イベントが多くて楽しかった覚えがある。
追い続けた要因
まずきっかけのベルさんやアルスのような特徴的な声。元々声フェチ?の傾向があるのでずっと聴いてたいと思ったのが一つ。これが一番大きいと思う。
次いで配信内容。
マイクラ深夜配信から見始め不破湊のあばだんごさんとのスマブラ配信、アンジュ・カトリーナや月ノ美兎の雑談配信など。
それとガワの見た目だった。
結局新規層を取り込めるのはガワの見た目。乳がでけえだ太ももがでけえだ露骨な露出。…シャレじゃないよ?最終的には配信内容に一切興味がなくただの性的搾取に成り下がるVtuberも少なくはなかった。
Vに対する印象
Vtuberは屋台の出店
特ににじさんじは人数が多く流行りものに数十人がこぞって飛びつく印象がある。
いくら大好きなゲームでもさすがに全員分の配信は追わないしボカロ曲?のKINGの歌ってみたに一斉に飛び付いたのはさすがにドン引きした。
例え箱推しだとしても勿論全てを巡回する必要はないし、最近はどうだか知らないがわざわざ粘着して批判し続ける暇人も存在する。
そんな中思ったのがVtuberは屋台の出店のようなもの。
同じ焼きそばの出店でも美味い不味いが明確に存在する。同様にこのVtuberは合わないな、と思ったら去れば良いだけの話。どうせ違うVtuberが似たような配信をしているのだからそちらを選べば良い。
不味いのがわかりきってる出店にわざわざ毎日顔を出して文句を垂れるのは率直に頭がおかしい人だろう。
Vに飽きた要因
そしてここから長々と愚痴と批判。
1〜2年追っていたがVtuberを追うのに飽きてしまった要因、嫌いな傾向をひたすら挙げる。
配信内容が脳死
先に挙げたことの反復で単純に配信内容に飽きる。
大体何度も見たゲーム実況ばかりでそのVtuberでなければならない理由がない。
長時間配信したところで全部見る必要もなく、知ってる部分のたった数秒から数分の反応を見るだけの消化に成り下がる。
リスナーの掲げるタイムスタンプの有無で見ないことすらあった。
オーディションを合格して新人デビュー!した新人ですらApexだ流行りのゲームだでわざわざやりたいこととは…?と首を傾げる。
ゲーム実況に限らずテンプレ。
配信スタイルと言えば耳障りは良いがずーっと同じ内容のネタ擦り擦り。
舞元の炎上だのゆるせねえよな!?だの。
つまんないリスナーが執拗にネタを擦るかと思いきや配信者自身も便乗してるのだからタチが悪い…
ずーっと何年も同じネタ擦るの楽しい?ニチャアアアアってするの??
年単位でメン限に加入できる人が不思議。
謎の文化
真っ先に鬱陶しいと思ったのが鳩。
配信者のライブ配信を視聴している時に全く関係ない配信者の話題を出さないで、という意味で伝書鳩と配信界隈の専門用語みたいなものがある。
いや普通に「告げ口」でよくない??
何で「通」ぶってパッと聞いても分かりづらい言葉をさも当然のように浸透させてるの??
以前からVtuberを追ってる人には通じるだろうが内輪ノリで完全新規層に対しての注意喚起ではないので言葉としての効力を発揮できていない。
冒頭にも挙げたが個人的な感想として新衣装。
一目見てかわいい・かっこいいものであれば分かるがこれ絶対キャラデザ失敗だろ…と直感的に思うものがちらほら。
勿論新衣装を実装するにあたっての労力や金銭の発生などは承知の上だが、たかがスーツを着ただけで数十万以上のスパチャが飛んだりするのはさすがに金の使い方考えな?と思う。
何なら実装して数ヶ月後には一度も使用しなくなることも珍しくはなかったりで余計新衣装が不思議だった。
他にはキャラ付け・差別化のためのこん◯◯、おは◯◯といった小賢しい挨拶や、Vtuberに限らずYoutuberの鬱陶しい文化としての告知・お知らせ。
勿体ぶって重大告知あります!と焦らした割にはただの歌ってみた投稿だったりありふれすぎて一切重大でもなんでもない…
何なら3Dお披露目すら滾らなくなった。
丸一時間似たような段取りでわちゃわちゃしたお披露目をボケーっと眺められる人すごいなーと。サロメ嬢のお披露目ですら最後まで見れなかった。
転生
かつてにじさんじに所属していた鈴原るる。
ボーっとYoutubeを眺めて惹かれる内容の配信をしていたら見るぐらいで、熱心に追ってはいなかったが魅力的なVtuberだった。やたらエロ絵挙がっていたのが不思議。
なのでストーカー被害による卒業は本当にやるせなかった。最後の配信は勿論リアタイ、さすがに同情して泣きもした。
と思ったらまさかの転生。しかも顔出しで。
いやストーカーは??身内に被害を出さない為の苦渋の策だったんじゃないの??
戻ってきて嬉しいより心配した気持ちを返せと真っ先に怒りが表れた。
以降Vtuberの卒業に対して何も思わなくなった。はいはいどうせ転生するんでしょと。
新しくやりたいことができました!と新たな人生・目標を掲げたと思えば結局違うVtuberに転生するだけ。
何だそりゃ。
全く違う環境に挑戦する転職みたいな雰囲気出しといて。
馬鹿馬鹿しくなってしまった。
最近卒業した人もほとんど転生してた。
鬱陶しい底辺リスナー
Vtuberに対する不満を挙げてきたが最終的に配信を見なくなる決め手はリスナーなのだ。大抵の元凶がリスナー。
脳死ネタ擦りを筆頭に告知がある度に杞憂、お気持ち表明、指示厨にネタバレにくそどうでもいい対立厨。
何もかもが見苦しくて配信を見なくなったのがほとんど。メンバーですら該当するからタチが悪い。
無自覚のネタバレに至っては人間性か脳に障害あるんじゃないかと真剣に思う。
だったらチャット欄を非表示にすればいいじゃねえか!と昔は思っていたが完全に締め出すのは不可能なことに気づいた。
当初のVtuberは動画投稿が主流だったが気づけば長時間のライブ配信に変遷した。
ライブ配信で一番の長所こそがリアルタイムで時間を共有できることなので、たかが一リスナーがチャット欄を閉じたところで配信者はコメントを拾いまくるし反応するのが当然なのだ。
それでいて痛恨のエアプ・デマのコメントを拾う場合も少なくないので本当に胸糞悪い。
承認欲求に飢えて半年以上前のゲーム情報を自信満々にアドバイスする底辺リスナーにはさすがに驚いた。
勿論自分は死語と化したROM専、経験済みのゲームでもよほど自信がなければ滅多にコメントはしない。
Vtuberで悟ったこと
以上がVtuberに対して抱いた8割方愚痴の印象。
それらを踏まえた上でVtuberにお気持ち表明。
Vtuberの消費期限は3年
一般的な企業同様で3年が期限なのかなと悟った。
最初の1年目はがむしゃらに配信を続ける
2年目で配信形式を定着
そして3年目で相変わらず惰性で脳死の活動を続けるか、新しいことに取り組むかできっぱり別れるように思える。
ガワや設定はおまけ、見たいのは中身
その後も特定の配信者を追いたいかどうかは結局は中身の魂。
いくら企業所属で乳を盛ろうが新衣装を増やそうが流行りのゲームに飛びつこうが当の本人そのものがつまらなければ飽きる。
テレビ番組等が新しいコーナーを設けるように、年単位で活動しようと配信者自身に目新しさや人を惹きつける魅力がなければ有象無象でしかない。
3年の消費期限も含めての一方的な警告。
Vだからできることって何?
締めにこの疑問提起。
年々増えるVtuberだがほとんどが身バレを防ぐための替わり蓑、たかがアバターのようにしか思えない。
3Dお披露目のライブなんてのもVtuberである必要はない。歌と全く縁がなさそうなYoutuberですらライブ企画に呼ばれるし。
企業所属のVtuberだろうに新しく企画されたものも無人島だの実写で〇〇に出掛けただの、いややっぱVtuberである必要性ないじゃん…と思ってしまった。
率直に言ってしまえば声優の成り下がり。
或いは意思を持ったはずのアニメキャラクターが惰性で続けるようにしか思えなくなってしまった。
なあVtuber、一体何がしたくてデビューしたの??
駄文:Vtuberになりたかった
そんなVtuberに散々見限っているのにVtuberになりたかった話。
自分の場合上記の経緯のように、現実で顔出ししながら活動するのは適切ではないので明確に身バレ防止のアバターとしてなりたかった。
デビュー目的、目標に方向性もはっきり見据えていた上で知名度が低い某企業のオーディションに応募もしたが通過しなかった。
その後デビューしたのは相変わらず脳死のゲーム実況、しかも数ヶ月で配信頻度が激減し半年も経たずに引退した某企業V。
有名な企業Vもしょうもない不祥事やらかして引退したり自分だったらそんな馬鹿なことしないのにな…と変な嫉妬を抱いてなくもない。
中にはせっかくオーディションを勝ち取ったのに諸事情なく丸一年配信しない企業Vもいる始末。
馬鹿馬鹿しくて笑えてしまう。
何でそんなのが通過したんだろうな。どんだけ自分に魅力ないんだか…
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