理想の学校
昨日、夢見る小学校の映画を観てきました。
南アルプス子どもの村小中学校を舞台とした映画でした。
遊具を作る子どもたち。大人の手を借りず、設計から全て子どもが行っていました。クラスには小学1〜6年生が混在し、お互いに協力しながら作業をしていました。
主要な教科は殆どなく、作業工程の中から、算数や図工、社会、を学んでいる形でした。
常にホンモノ体験ができ、生活に役に立つ、社会に役に立つ学びがそこにはあると感じました。
美味しい食べ物を作るクラスでは、蕎麦を作っていました。
当然、畑作りから。
一から作ること。すべての工程を体験することにより、さらなる学びや発見、探究心が高まるのだと感じました。
蕎麦の実が採れた後は、蕎麦粉にし、蕎麦を作る。しかし、うまくいかない。お店に聞いてみよう。店主にアポをとる。取材をしにいく。試してみる。PDCAサイクルというのは、探究心さえあれば意識せずとも勝手に起こり得るものなのだと感じました。
様々な体験を通して、体全身で学んだ知識や技術は、机上で学習や教科書、ICTを使った動画では感じ取れない経験、体験となってしっかりと脳内のシナプスの変化に繋がるのだと思います。
子ども中心の学校。そんな学校があり、30年近くも前からあったという事に驚きました。
そして、こんなに自由な学校なのに、1条校として認められているのです。
テストもない、数値的な成績もない、比べられない、そんな子どもが中心の学校を静岡県の富士市にもつくりたいと思える内容でした。
理念やカリキュラムなどは少しずつ形にしていき、場所探しをしていきます。
山、川、海、畑があり、広い土地があれば開拓していきたいです。資金面はあとからついてくると思って動いていきたいです。
来週、知り合いの畑と山にお邪魔します。他にも素敵な場所があったら教えて頂きたいです。